ビルディングタイプ学 入門 新しい空間と社会のデザインがわかる

  • 誠文堂新光社 (2020年5月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784416520048

作品紹介・あらすじ

歴史、変遷を含めたビルディングタイプのタイポロジー。

社会デザイン的な観点を含む、現代性を持ち込み、今までの計画学通りでは問題があることを示唆。
ビルディングタイプを住宅、オフィス、学校、図書館、美術館、公園・広場など各項目にカテゴライズし、前史/第一世代(産業革命以降、戦前、戦後等)第二世代(普及、進化期等)第三世代(情報化、社会変化に伴う変化等)第四世代(現在、これから)にて構成。

■目次
●社会デザインの眼で見つめ直すビルディングタイプ

1 ビルディングタイプ
2 住宅
3 オフィス
4 学校
5 図書館
6 美術館
7 公園・広場 

●ビルディングタイプと社会の変容

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感想・レビュー・書評

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  • ビルディングタイプ学入門

    ・人類が最も多く生み出してきたビルディングタイプは紛れもなく住居である。
    ・住居をビルディングタイプとして整理しようとしても、そのすべてを網羅的かつ普遍的に分類することは難題である。
    ・住居はそれぞれの地域、文化、宗教、社会的因習、そして時代と深く結びついており多種多様である。


    ■住居
    ・住宅の機能・構造・厚生、デザインに軸足を置きながら、その歴史と現在の状況を整理する。
    ・住居と集合の建築はそれぞれに都市や社会と深いかかわりを持ちながら変容してきた
    ・住居は雨露をしのぐシェルターとしての機能的な環境であると同時に、自己表現・文明的・文化的な象徴でもある
    ・住宅の現在は多様化が急速に進んでいる

    ■大和ハウスミゼットハウス1959年(昭和34年)
    →ライフスタイルの変化とともに手狭になった戸建て住宅に簡易に付け加えられる超小型の離れ家
    →鉄骨プレハブ住宅が普及するきっかけ

    ■1927年代 ル・コルビジュ「住宅は住むための機械である」
    ・19世紀末から第一次世界大戦を経て都市生活インフラの普及と建築における機能主義・合理主義的な考えの中で生まれる。
    ・普及型の量産住宅モデル「シトロアン住宅」 ミゼットハウスのモデル
    ・フランスの大衆車「シトロエン」が名前の由来
    ・住むための機会としての住宅は、自動車のように安価で、一般大衆の健康で快適な生活に供するものであるべき

    ■作品
    ・ぺサックの集合住宅(1924年)
    ・ヴァイゼンホーフ・ジードルングの住宅(1927年)
    ・鉄筋コンクリート造をはじめとする新しい建築技術によって可能になる新時代の建築
    ・全盛期のビルディングタイプにまつわる因習からの断絶

    ■5原則 解放
    ①ピロティ:地面から建築を開放し、交通と解放、運動のための場に
    ②屋上テラス:屋上と空を開放し、日光浴・運動の場に。住宅を湿ったそうで保護
    ③自由な平面:屋根の形や配置を構造壁から解放
    ④横長の窓:自由に大きい窓が作れる→暗さからの解放
    ⑤自由なファサード:絵画を描くように自由にデザインできる

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著者プロフィール

東邦大学医療センター大森病院 緩和ケアセンター 教授

「2022年 『トリ先生の がんの痛みと症状緩和&ケア ビジュアルレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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