やきものの科学 粘土・焼成・釉薬の基礎と化学的メカニズムを知る

  • 誠文堂新光社 (2021年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784416521618

作品紹介・あらすじ

長く品切れだった人気作『焼き物実践ガイド』を、ビジュアルも一新し新版化!

「やきものとは何か」という根源的な問いから始まり、原料の地学的な説明、基礎原料の解説、焼成のメカニズム、釉薬の特徴など、作陶にあたって知っておきたい知識を紹介。
化学的なアプローチで「やきもの」を説明した、画期的な1冊です。

自分で釉薬の調合をする人には欠かせない三角座標やゼーゲル式の考え方・求め方や、起こりやすいトラブルの原因と防止法、粘土の解コウ、凝コウについてなども、平易な言葉と豊富な図表で解説しています。
索引付き。

■目次
カラー口絵 釉薬調合例の焼成サンプル

1章 やきものを地学で科学する
地学から見たやきものとは/粘土の誕生は、いつ、どのように?/粘土の組成と構成/粘土鉱物の性質/粘土の分類

2章 やきものの成形と化学変化
乾燥のメカニズム/鋳込みとは/粘土の解コウのメカニズム/解コウ剤と粘土/粘土の凝コウのメカニズム/鋳込み泥漿のつくり方/泥漿の管理

3章 やきものの焼成と化学変化
焼成で起きる化学変化/焼成で物質はどう変わるか/熱科学的に窯焼きを見る/焼成での歪みや亀裂とその原因

4章 釉薬の基本と調合
釉薬とは何か/釉薬の溶融とは/釉薬成分の3要素と役割/三角座標による釉調合テスト/ゼーゲル式とは/ゼーゲル式でわかること/ゼーゲル式計算の基本/ゼーゲル式はいつ役立つのか/透明釉とは/不透明釉(失透釉)とは/釉薬の呈色/色釉の着色剤と調合/釉薬を調整する

5章 釉薬の原料
釉薬の構成要素を理解する/釉薬の原料/顔料

6章 釉薬トラブルの原因と防止方法
貫入のメカニズムと防止方法/釉ハゼ(釉飛び)の原因と防止方法/ブクとピンホールの原因と防止方法/釉ちぢれの原因と防止方法/釉ハゲの原因と防止方法/粘土に由来する釉の異常と原因

7章 化粧土
化粧土の基本/化粧土を調整するには/化粧を施すタイミング/色化粧土/色化粧土の調合例

【補足】
粘土の解コウのメカニズム/作業の安全性と環境への配慮

コラム

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感想・レビュー・書評

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  • 陶芸をとても丁寧に科学的(化学的)に説明している良書。

    陶芸を習い始め、さらに化学を本業?としていた経緯もあり、
    興味本位で読む。
    だがしかし、今じゃない感。
    自分の中にあるまずは感覚的に楽しみ直感的に陶芸を捉えたいという願望に気付かされた。

    慣れてきて、深みをもっと知りたくなったら、
    手に取りたい。

  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
    東大OPACには登録されていません。

    貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
    返却:物性研図書室へ返却してください

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著者プロフィール

■樋口 わかな(ヒグチ ワカナ)
1951年東京都生まれ。
1969~75年まで東京品川区の鷹美術研究所や屋久島焼窯元で学ぶ。
1982年メキシコに移り、陶器技術の指導にあたり、2008年帰国。
2016年より茨城県立笠間窯業大学校講師。
教育機関での指導に加え、講演や陶器公募展の審査員などを務める。
また、現代陶器彫刻作家として展覧会を開催するなど活動中。

「2021年 『やきものの科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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