泌尿器科医ママが伝えたいおちんちんの教科書 0才からの正しいお手入れと性の話
- 誠文堂新光社 (2022年7月5日発売)
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感想 : 18件
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784416522578
作品紹介・あらすじ
むく?むかない? もぞもぞ触ってたらなんて言う?
誰にも聞けないモヤモヤをぜ~んぶ解決!
約7000人分の男性器を診察したママ泌尿器科医が提案する、おちんちんの正しいお手入れと性の新常識
~性教育・ジェンダー教育の前に、まずはおちんちんのことを学びませんか?~
著者は、泌尿器科医であり自身も男の子の子育て真っただ中。
助産院や子育て支援センターでは、乳幼児の保護者を対象にした「おちんちん講座」を実施しています。
そんな中、「お母さんやお父さんは性器について、誤った情報に振り回されている!」、「そもそもおちんちんのことを知らない人が多い!」と感じ、正しい知識を持ってもらいたいという願いから、この本ができました。
実は男性もよくわかっていないおちんちんの構造や働き、日常のケア、やりがちなNG例、トイレトレーニング法、本当に気をつけなければいけないトラブル例など、基礎的なことから具体的な実践方法まで、イラスト付きで深く掘り下げています。
多くの親が悩む「むく・むかない問題」についてはとくに詳しく、最新の正しい見解を紹介。
なぜそのような方法をおすすめするのか、医療者の立場から、科学的な知見に基づいた情報を盛り込んでいます。
さらに、おちんちんを正しく知り、扱うことが将来の性教育やジェンダー教育にもつながるとして、子供のへの声かけ例やセルフケアの教え方なども掲載しています。
健やかな男の子の成長に欠かせない情報をまるごと詰め込んだ、これからの時代の子育て本です。
■目次
第1章 おちんちんって何だろう?
役割はふたつ! おちんちんの構造/男の子と女の子 違いはおちんちんだけ?/男性ホルモンと社会が「男の子」をつくっていく/大人も知らない 包茎のウソとホント
第2章 乳幼児期のおちんちんケア
男児のお悩み1位! 「皮をむくか、むかないか」/おむつ替えに「正解」ってある?/おしっこもおちんちんも汚くなんかない!/毎日のおふろでどう洗う? 乳幼児期のおちんちんケア/おちんちんのセルフケア 子どもにどう教える?/サイズ、向き、形は大丈夫? おちんちんの心配Q&A
第3章 乳幼児期に多い性器トラブル
知っておけば安心! 性器まわりのトラブル/おちんちんの病気/タマタマの病気
スペシャル対談 白岩玄×岡田百合香 エロじゃないおちんちんの話をしよう
第4章 男の子のトイレチャレンジ
基礎知識編 おしっこが出るしくみ/準備編 どんなタイミングで始める?/実践編 子どものサインと準備/注意点 大人がしがちなNG行動…ほか
第5章 男の子の性のこと
幸せに生きるために 性教育が必要だ/これだけは知っておいて! プライベートゾーン/なかなか口に出しづらい 「おちんちん」の呼び方問題/ハードルの高さは男の子以上 女の子の性器はどう呼ぶ?/子どもとの入浴 いつ頃までOK?…ほか
感想・レビュー・書評
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これは大変素晴らしい本でした!!
男児が生まれるにあたって何か知っておいた方がいいかと相談した先輩ママにおすすめいただいた本。
泌尿器科というのは従来(子育てに関与しない)男性医師が多く、「おちんちんのことが分からずうっすら不安でちょっぴり困っている母親達(※病的には問題ない)」のニーズが放置されてきたらしい。それに対して、泌尿器科医であり自身も子育て当事者である著者が情報発信してくれている内容。
内容としては以下をカバーしており、割と射程範囲が広い。
・おちんちん解説(構造など)
・乳幼児期のおちんちんケアの方法(病気も含む)
・トイレチャレンジ(俗に言うトイトレ)
・性教育
医学的な解説(おちんちんという器官の構造解説や病気など)に加えて、性教育などの社会文化的側面にも光を当てているというのは、読んで納得、とても意味があるものだった。
まず親世代は大抵きちんとした性教育を受けていない(なんなら現役の子ども達もいまだに公教育ではきちんとした性教育を受けられない環境にある)。結果として、おちんちんへの生物学的理解も低ければ、なんとなくタブー意識や偏見などを持ち合わせている。こんな状態では無理解と偏見に塗れた社会に子どもを放つにあたって、彼らの心身の健康(自己肯定感を含む)の維持に百害あって一利なしだ。
私も正直、子(まだ自分の体を洗う能力を有さない)をお風呂に入れる際に、おちんちんという理解度の低い臓器を前に、「おちんちんは触ったら痛いらしいがどのように触るのがセーフなのか?」「というかこんなプライベートゾーンお触り申し上げてよいのか?」「子のプライベートゾーン尊重以前になんとなく私自身やや抵抗感があるぞ」などいろんな葛藤があった。
でも本書を読んで「おちんちんは息子にとって排泄や生殖機能を持つ一臓器にすぎない」というフラットな視線と「子どもを持ちたいと息子が将来思った場合、おちんちんはとても大切な臓器である(子どもは欲しいと思わない可能性もあるしそれでもいいけど)」という純粋に前向きに大切に思う気持ちが湧いて、恐る恐るではなくフラットに丁寧に息子のおちんちんをケアできるようになった。
細かいところでいうと、「生物学的性」ではなく「出生時に割り当てられた性」と言う、というのは参考になった。生物学的性の境界線が必ずしも明確ではないと知ってはいたがそれを内包する表現を知らなかった。
とてもおすすめ。 -
男のコの体が全然わからない!
パパにおまかせしていいのかなあ···
っていうか、パパもそもそもわかってるの?
と思って、手にした本。
おちんちんの洗い方やケアの仕方を学ぼうと思っていたけど、
気をつけておきたい病気の知識、
トイレチャレンジの進め方など、
話題は思っていたより広がり、
最終的にグッときたのは性教育の話。
プライベートゾーンを守り、大切にする。
自分を大切にできる子は、他人も尊重できる。
私自身、ちゃんと性教育を受けた記憶がなかったなあ···
この本のお陰で私自身も勉強になったし、
子どもに対する接し方、伝え方が得られたのはとても大きかった。
読んでよかった、タメになった一冊でした! -
母になったら一回読んどくべきの性教育の本
8ヶ月の息子は、おむつ交換の時おちんちんを握ったりするようになった。しかも痛そうにぎゅと。大丈夫かな、もしかして炎症で痒いかなといろいろ心配になったが、どうも、自分の体を確認するためのようです。本当に、育児になって初めて知ったのです。
ネットでこの本のことを知り、早速図書館で予約しました。気のせいか、渡してくれる図書館員は、表紙を隠しまま手続きを済ませました。
内容は、最初は泌尿器科医師の作者が、ママに向ける講座で紹介されたような幼児のおちんちんケア知識から、おむつはずれとか、最後に性教育まで深く議論されました。
個人的に、おしっこは「汚い」ものではないとの説明がすごく勉強になりました。無理矢理自分の落ち着く顔を演出するより、ごく自然な生理現象で、しかも無菌であることを理解した上で、子供と一緒にポジティブに向き合う自信ができました。お -
異性親のため読みましたが、医学的な説明だけでなく性教育についてとても参考になりました。親世代の価値観のアップデートの必要性を強く感じたので、男児親女児親関係なくすべての親御さんに読んで頂きたいと思います。
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プライベートゾーンとは水着で隠れる場所だと思っていたが、口も含まれるという発想はなかった。言われてみればそれはそうだなと思う。ただ水着は男女で異なるので、男の子の胸部はプライベーゾーンなのかはまだよく分からない。男だから上半身裸でもOKというのはNGなのだろうか?
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トイトレを始めようと思ってた時に読んだ本!
とてもわかりやすかったし、出会えてよかった! -
ママには経験がない(あたりまえ)し、周りには聞きづらい、おちんちんのことちゃんと勉強できてよかった。
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まあまあ!
旦那にも読んで欲しいなーと思ったけど内容説明するだけで十分だったかな! -
息子の親となり、おちんちんの扱いなどに困り(?)読んでみました。
むく、むかないと言った単純で乱暴な考えは捨てて、別の視点で考えることができました。
プライベートゾーンに関しては、親として伝えていきたいと思った。 -
私にはないものだからわからない、夫に聞いてもよくわからない...
ネットで調べても情報があふれており、
ましてや自分の親世代にはさらに曖昧にされるであろう。
エロではなく、手や足と同じ身体の一部分として捉えれば、勉強することも話すことも恥ずかしくないと思いました。 -
ちんちんに関する解説だけではなく、性知識についても解説、泌尿器科の先生が。
男性自身も実は良く理解していない、ちんちん。成人男性も読むべき本。 -
国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11529673
