図解でよくわかる 品種・育種のきほん 世界に誇れる日本の品種、その作出から遺伝子組換え、ゲノム編集、夢の植物まで
- 誠文堂新光社 (2022年8月2日発売)
本棚登録 : 38人
感想 : 5件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784416522677
作品紹介・あらすじ
日本は、野菜・花・果樹・米など品種改良の技術力があり、日本で開発された品種が海外で広く利用されています。近年では、植物工場向けの果菜類・葉菜類、耐病性品種など、世界から注目を集めています。そんな日本のすぐれた品種の紹介と、品種改良・育種技術の基本を図解とともにわかりやすく解説します。
■目次(仮)
第1章 世界に誇れる日本の品種
第2章 育種技術のきほん
第3章 育種目標とする品種の特性
第4章 遺伝子組換え作物・ゲノム編集作物の問題
第5章 夢の品種開発
第6章 100億人のための食料生産
みんなの感想まとめ
育種や品種改良の基本を、図解を用いてわかりやすく解説している本です。特に、日本の優れた品種が世界でどのように利用されているのかを知ることができ、興味深い内容が盛りだくさんです。著者は植物性食品の摂取を...
感想・レビュー・書評
-
配置場所・貸出状況はこちらからご確認ください↓
https://opac.ao.omu.ac.jp/webopac/BB60452078詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても分かりやすく丁寧
筆者は植物性食品を多く摂る生活にシフトすることを推進している -
-
ニュースやネットでよく目にするゲノム編集や育種について、素人にもわかりやすい本があったらいいなと思っていたことろにぴったりの本でした。
あまり基礎知識がなく、専門書だととっつきにくいと感じていた自分でも、へー、ふむふむと読み進められ、育種について理解が深まりました。 -
セミプロからプロの農家や園芸家向けに書かれた本っぽいので、ガーデニング初心者には少し難しい。
でも遺伝子組み換えの植物や地球温暖化、食料自給についてやベジタリアンについてなど、生活に直結することや生活の延長にあることをより良く理解する助けになってくれる本だ。
遺伝子組み換えの作物が環境を汚染するというのはわかるようで具体的にどういうことなのかよくわかっていなかったけど、遺伝子組み換え作物と在来の植物が交配して雑種が生まれると、例えば親の遺伝子組み換え作物に殺虫効果があったとして、その殺虫効果のある雑種が増えてしまったら、昆虫を絶滅させることも考えうるらしい。
雑種は一般的に親より強いので、増殖のスピードが早く、その地域の生物多様性を脅かしてしまうかもしれない。
そういった懸念から、日本では遺伝子組み換え植物はあんまり認可されていない。輸入はたくさんされていて家畜の餌になっている。
でも、コロナ禍とウクライナ戦争による穀物不足の影響で、家畜の餌として国産の穀物の比重を増やそうという試みも行われているようだ。
https://www.nhk.or.jp/kagoshima/lreport/article/000/26/
何年か前に、遺伝子組み換えのオレンジのペチュニアがうっかり日本で販売されて、回収騒ぎになっていたというのは驚いた。
タキイ種苗が売り出した品種だったし、多分全国の花農家で育てられて出荷もされたっぽい。大変だったろうなぁ…今もオレンジがかっているペチュニアが売られているけど、そのラベルには「未承認の遺伝子組み換え体ではない」と書かれているようだ。そう書かれているラベルは、承認された遺伝子組み換え植物なのかもしれないな。
遺伝子組み換えのペチュニアについて調べるついでに、ブルーシクラメンやブルー胡蝶蘭も遺伝子組み換え植物だと知ってしまった。
どっちも素敵な花なんだけど、なんか、遺伝子組み換えだと知ると素敵さへのありがたみが減る気がする。
でも、生物多様性への悪影響は遺伝子組み換え植物よりも遺伝子組み換えに無関係な外来生物のほうがやばいんだって。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
西尾剛の作品
