アメリカ菓子図鑑 お菓子の由来と作り方 全50州を網羅。広大な土地と多文化が育んだ115品

  • 誠文堂新光社 (2023年9月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784416523421

作品紹介・あらすじ

世界の菓子図鑑シリーズ、第7弾は「アメリカ菓子」!

自然と歴史と人々の暮らしによって育まれた、郷土色豊かでおいしく楽しい115品のアメリカ菓子のレシピとその物語。
広大で自然豊かな国土から生み出される豊かな食材に加え、時代ごとに各地域に住んできた人々の影響を大きく受けて発展してきたアメリカの菓子文化。ヨーロッパ人の到達前から各地域に住んできた人々によって作られてきた伝統的な菓子、入植してきた移民によってもたらされた世界各国の郷土菓子、また南北戦争以前の南部の奴隷制度によるアフリカ由来の菓子。これらがときに混じり合い、またそれぞれの形を保ったまま、現代のアメリカ菓子の礎となってきました。
本書では、そんなアメリカ菓子の特徴や作り方(レシピ)を、菓子文化研究家として多数のアメリカの食に関する著書を持つ原 亜樹子さんが解説。アメリカ合衆国を6つの地域に分類し、さらに細かく50の州に分け、各州の郷土菓子や名物菓子を、その背景となる歴史や食文化を踏まえて紹介します。

アメリカで最も愛されるクッキーで、日本でもアメリカ菓子の代表の1つとして知られる「チョコレートチップクッキー」は、マサチューセッツ州の宿屋で偶然誕生したのがはじまり。サワーチェリーの産地として知られるミシガン州の「サワーチェリーパイ」、ニューヨーク州ニューヨークシティ名物「ニューヨークチーズケーキ」など日本でもお馴染みの菓子のほか、日本の辻占煎餅に由来するカリフォルニア州の「フォーチュンクッキー」、メイン州産のジャガイモが主役のユニークなチョコレート菓子「ニーダム」、ハワイ州のルアウ(宴)に欠かせないココナッツプディング、ハウピアをフィリングにした「チョコレートハウピアパイ」など、日本ではまだ知られていない多くの魅力的な菓子が掲載されています。文化や歴史、時代背景がそのネーミングに反映されている点も、アメリカ菓子の面白さです。
どれも、長く各地域で愛され、家庭で作られてきたものばかり。それらを、日本で再現しやすいようにレシピには工夫をしています。
実用的かつ、見ても読んでも楽しめ、アメリカ菓子への愛着が深まる1冊です。

■目次
1章 北東部―ニューイングランド
ウーピーパイ/ブルーベリーバックル/ニーダム/選挙ケーキ ほか
2章 北東部―中部大西洋岸
ブラック&ホワイトクッキー/ニューヨークチーズケーキ/大恐慌のケーキ ほか
3章 中西部
チェリーパイ/マキノーアイランドファッジ/シェーカー教徒のレモンパイ ほか
4章 南部
スミスアイランドケーキ/アップルブラウンベティ/ジョージ・ワシントンのキャロットティーケーキ ほか
5章 西部―山岳部
カウボーイクッキー/ストロベリー・プレッツェルサラダ/フライブレッド ほか
6章 西部―太平洋岸部
ダッチベイビー・パンケーキ/シフォンケーキ/フォーチュンクッキー ほか
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感想・レビュー・書評

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  • 『アメリカ菓子図鑑』9月発売 - 原亜樹子 AkikoHARA
    https://haraakiko.com/newbook/

    アメリカ菓子図鑑 お菓子の由来と作り方 | 株式会社誠文堂新光社
    https://www.seibundo-shinkosha.net/book/cooking/82431/

  • 写真集のような感じで楽しめました。ジャガイモとココナッツロングの使用頻度が高い。100種類以上載っていたけど、一番はやっぱりベニエ。カフェデュモンドのベニエが本当に大好きで、チコリコーヒーとの組み合わせが最高でした。日本から撤退してしまって、残念。

  • 作ることはないだろうけど、見ているだけで楽しいお菓子のレシピ(写真)集

    ⇩食べたい
    ▫︎ブルックリン・ブラックアウトケーキ
    ▫︎ウーピーパイ
    ▫︎マイナーアイランドファッジ
    ▫︎チョコレートファッジ・ブラウニー
    ▫︎スミスアイランドケーキ
    ▫︎プラリーン

    ⇩気になる
    ▫︎トマトスープケーキ
    ▫︎モラヴィアンシュガーケーキ
    ▫︎コーラケーキ
    ▫︎ポッサムパイ

  • ローズマリーが乗ってると、無条件に美味しそう!!って思うの、何故なんだ…。

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著者プロフィール

菓子文化研究家。米国高校へ留学・卒業後、東京外国語大学へ進学し、食をテーマに文化人類学を学ぶ。国家公務員として特許庁で勤めた後、菓子文化研究家へ転身。『アメリカ郷土菓子』(PARCO出版)、『アメリカンクッキー』(誠文堂新光社)ほか、アメリカの食に関する著書多数。

「2021年 『シートケーキとレイヤーケーキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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