日本ヘビ類大全 日本で見られる種を完全網羅 分類から生態、文化まで、美しい写真で紹介

  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416524121

作品紹介・あらすじ

本書は、日本に分布するヘビ類全43種+亜種4種を網羅した、「日本のヘビ」を知るための決定版書籍。最新の研究成果を反映した解説に加え、各種を見分けるために役立つ標本写真と、貴重な生態活動を捉えたフィールド写真を豊富に収録しています。

第1章では、まずヘビの分類体系や進化、種構成などの特徴を解説。そして、北海道、本州・四国・九州、琉球列島、海洋と、生物地理的な特徴や分布を見た上で、鱗や内臓、生殖器、毒牙や毒腺など、形態的な特徴を解説していきます。

第2章では、メクラヘビ科、タカチホヘビ科、セダカヘビ科、ナミヘビ科、コブラ科、クサリヘビ科の6科ごとに、それぞれの種について、分類、分布、形態、生態、毒性などを解説。また、生体写真と、背面・腹面の標本写真、同定に役立つ頭部の体鱗を図解したイラストに加え、捕食や孵化をはじめ、貴重な生態を捉えたフィールド写真も多数掲載。知られざるヘビの姿を紹介します。

第3章では、ヘビに関する文化と毒蛇咬傷について解説。さまざまな地域で、文化の中にたびたび登場してきた動物であるヘビは、多産や豊穣、再生の象徴として認識され、私たちの暮らしの中に根付いてきました。ここでは、縄文土器や『古事記』などの物語、ヘビの呼称の変遷などを見ていきながら、日本文化の中にいまなお息づくヘビについて概説します。「日本における毒蛇咬傷」では、国内で報告された事例をもとに、事故が発生した場面とその症例などを解説。マムシをはじめ、ヤマカガシ、ハブ、その他ペットなどの咬傷、毒性についても解説します。

■目次
はじめに/本書の特長/凡例
第1章 日本のヘビ類概論(分類体系、種構成、生物地理、ヘビの形態)
第2章 ヘビ図鑑(メクラヘビ科、タカチホヘビ科、セダカヘビ科、ナミヘビ科、コブラ科、クサリヘビ科)
第3章 日本のヘビ文化と毒蛇咬傷(日本のヘビ文化、日本における毒蛇咬傷)
コラム:ヘビ類の調査法(1)、ヘビ類の調査法(2)、ヘビに関わる法律(1)、ヘビに関わる法律(2)、日本で見つかった外国産ヘビ、似ている種の見分け方、日本のヘビに関する書籍、ツチノコという存在、ヘビの天敵、奄美のヒメヤスリヘビ、エラブウミヘビ属3種の見分け方、ハブ酒の変化
引用・参考文献/和名索引/学名索引
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感想・レビュー・書評

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  • 日本で観察できる蛇の図鑑。各蛇についての説明も詳しくて有用だが、何より写真が素晴らしく、パラパラ見るだけでも良い。フィールドで撮影され、蛇の生態もわかる写真である。撮影者はどれほどの時間を費やしてこれらの写真を撮影したのだろうか…

    もちろん種類ごとの違いが明確にわかるように特徴も明確に切り取られている。

    別に蛇が可愛いとかそういう感覚は芽生えないが、知ることが大切。学術的な視点、民俗学的な視点も生まれる。

    読了120分

  •  写真めっちゃ綺麗です。単に蛇の写真集として流し読みするだけでも値打ちあると思います。学術的な内容も充実。コラムも面白く、迚も佳い本だと思います。

     日本の海蛇ってコブラ科なんですね。まあ毒蛇なんだからそりゃそうか。海蛇を除くと日本の毒蛇は殆どがクサリヘビ科で、種類が多様な割には所謂毒蛇というのは一部に過ぎないんですね。竹根蛇なんかが無毒なのは意外でした。

     個人的には巻末の方に掲載されている民俗学的な観点からの解説が興味深かったです。八岐大蛇の件なんかは別にフォーカスを当てて調べてみても面白いのではなかろうか。

  • やっとでました!
    日本のヘビ!!

    2024/04/18 更新

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著者プロフィール

琉球大学大学院理工学研究科卒業後、爬虫両生類の写真家・執筆家として活動。
図鑑や雑誌への寄稿、写真提供のほか、動物輸入元や大学からの種同定依頼なども受けている。
日本爬虫両棲類学会々員。

「2022年 『大蛇全書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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