なぜ彗星は夜空に長い尾をひくのか 宇宙を旅する不思議な天体の謎にせまる

  • 誠文堂新光社 (2024年9月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (244ページ) / ISBN・EAN: 9784416524343

作品紹介・あらすじ

 2024年の秋、「紫金山・アトラス彗星」が太陽に接近して、マイマス5等の明るさになり肉眼でも見えると予想されています。これは夕方や明け方の空でギラギラとまぶしいぐらいに輝く金星に匹敵する明るさで、肉眼で見える彗星としては、この10年で最も明るくなる彗星と予報されています。

 彗星というと、多くの人が夜空で尾を引く姿をイメージしますが、古くはその姿から「ほうき星」と呼ばれていました。天体としてはなじみがありますが、実際に彗星の姿を見たことがある人や、彗星が尾を引く仕組み、宇宙のどこからやって来るかを知る人は少ないでしょう。

 本書では、紫金山・アトラス彗星をはじめ、ハレー彗星、ヘール・ボップ彗星、マックノート彗星など、歴史に残る大彗星などを例に、国立天文台の渡部潤一さんが、彗星の起源やその軌道、尾がのびる仕組みや見え方など、科学的メカニズムについて詳しく解説します。

◆目次
第1章 観測風景 
第2章 彗星とは何か? 
第3章 彗星はどこからやってきて、どこへいくのか?
第4章 彗星の形の不思議 
第5章 観測風景 その2
第6章 彗星の明るさの謎
第7章 紫金山・アトラス彗星はどう見えるのか?―その予測―
第8章 エピローグ

みんなの感想まとめ

彗星の不思議を深く理解できる一冊で、尾ができる仕組みや彗星の起源について順を追って解説されています。著者は天文学者であり、専門的な知識が豊富に盛り込まれているため、学びながらも興味を持って読むことがで...

感想・レビュー・書評

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  • 彗星についての本。
    彗星とはなんなのか、なぜ「尾」ができるのかが順番立てて解説されていてとても興味深かった。
    改めて考えてみると彗星と流星の違いもよく分かっていなかったので、知識を深める良いきっかけになった。

  • 請求記号 447.1/W 46

  • 天文学者が書いているので専門的な知識が怒涛の如く溢れ出して来て着いていけなくなった。
    少々の物語を収めつつ進む本だが、これなら実質その手の新書でもよかったのでは。
    宇宙にまつわる世界と、人類と、近代の歩み。
    壮大な世界に今の世界と人のちっぽけさがあった。面白かった。

  • 久方ぶりに宇宙の本を拝読。
    よく分からないことばかりで知性・教養のなさを感じざるを得ませんでしたが、何か面白い。面白いことをやっている人たちが面白い。
    天文学とかに金を費やすって確かに実利が少ないかもしれませんが、お金を使う先って究極こういうもので良いと思います。
    ちょっと夜空を眺めますか。早起きはつらいですけど。

  • 彗星の成り立ちについて詳細。
    冥王星の向こうオールトの雲からくるものが惑星の重力によってとらえられてしまった。土星、木製の小惑星群からも来ている。水を多く含みそれが太陽の光で見える、もしくはイオン化して尾が見える状態になる。

  • 結局は明るくならずに消えてしまうのか?

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著者プロフィール

渡部 潤一(わたなべ・じゅんいち) 1960年福島県生まれ。東京大学理学部天文学科卒。東京大学大学院、東京大学東京天文台を経て、自然科学研究機構国立天文台上席教授・副台長、総合研究大学院大学教授、国際天文学連合副会長。理学博士。国際天文学連合では、惑星定義委員として準惑星という新しいカテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた。著書に『面白いほど宇宙がわかる15の言の葉』(小学館101新書)、『第二の地球が見つかる日』(朝日新書)など。

「2021年 『古代文明と星空の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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