デザインの組み方 見てわかるレイアウトの新ルール

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 235
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416611111

感想・レビュー・書評

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  • デザインする目的を把握し、見る人に的確に伝えるためには、どのような表現を選ぶべきか…。アートディレクター甲谷一氏のアドバイスによってビフォア・アフターで比較解説するデザインの世界。参考になりました。

    ちょっと必要に迫られてこの本を読んでおります。いやぁ、まさか自分が、図画工作、美術関係てんでダメ夫君の僕がこんな本を読む日がこようとは夢にも思っていませんでした。

    この本の著者もデザインというものが一切わからずにただ手にとって読み始めたものですが、雑誌などの一ページ一ページにも考え抜かれた構成があるんだなぁということを、事実上はじめて知ることになりました。構成はいわゆる「ビフォー・アフター」形式でダメなデザインはどこがどうしてダメなのか、というところが解説されてあって、それを直していくと見違えるように映えるものになるということをこの本から教わったような気がします。

    この中にはカテゴリーというものがいくつかあって(1)構成 (2)文字 (3)配色 (4)写真とどれひとつが欠けでもバランスが崩れてしまうのだなということ、さらには文字はそのページにあったものを自作してまでデザイン性を追及するのだということに改めて舌を巻くものでありました。今後もこういう本を読んで自分にかけているところの「デザイン感覚」というものを少しでも養っていければなと、そんなことを考えております。

著者プロフィール

甲谷 一:アートディレクター。1973年東京生まれ。2006年有限会社Happy and Happy設立。独自性の高いタイポグラフィを活かしたデザインを駆使し、ロゴやブックデザイン、広告等のデザイン全般を手掛ける。また、これまでに約40書体の欧文フォント制作を行っている。 著書に『たのしいロゴづくり』『きれいな欧文書体とデザイン』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『ABC案のレイアウト』『デザインの組み方』(誠文堂新光社)『ハイグレード・デザインフォント』(エムディエヌコーポレーション)がある。

「2018年 『ロゴDAYS 甲谷一のデザインと思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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