世界のじゃがいも料理: 南米ペルーからヨーロッパ、アジアへ。郷土色あふれる100のレシピ

制作 : 誠文堂新光社 
  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416615935

作品紹介・あらすじ

世界でもっとも愛され、食べられている野菜といえば「じゃがいも」。南米・アンデスで生まれたこの野菜は、新大陸発見とともにヨーロッパに渡り、アジアへと広まりました。荒れた土地でも育ち、収穫が早く、しかも栄養が豊富。決して派手な存在ではないけれど、ある国では主食として、そしてそれぞれの国で食卓になくてはならない食材として確固たる地位を築いています。そんなじゃがいものルーツをたどりながら、各国の郷土色あふれるじゃがいも料理を紹介します。
日本で評判の高い各国の専門料理店のシェフや料理研究家による多彩なじゃがいもレシピを美しい写真とともに収録。現地で欠かせない食材や調味料、またその料理のルーツや名前の由来など、背景にあるストーリーも紹介します。
現地取材も豊富。じゃがいもの種類が300種とも4000種ともいわれる原産国ペルーでは、年に一度のじゃがいも祭りを取材。ペルーからヨーロッパに最初にじゃがいもが渡ったとされるスペイン、ポルトガル。じゃがいもを主食といってよいほどよく食べるポルトガルでは、市場や家庭のじゃがいも料理を取材。また、じゃがいもで食糧難を乗り切ったアイルランドでは、じゃがいも農家取材と、パブやレストランのじゃがいもの付け合わせのスタイルなどを紹介。すべてのじゃがいもラバーに捧ぐ、じゃがいも料理本の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • ベラルーシに行きたい!住みたい!というジャガイモ好きな次女。
    ポテトサラダにサツマイモも加えていたら、怒り出すし、ジャガイモに失礼だとか?
    里芋は、土の味がする。と言って嫌うし。
    里芋のコロッケ、美味しくない?と、言ってもコロッケはジャガイモです!と譲らないし


    まあ、この本でもみて、レパートリーを増やして下さい。自分のね!


  • 料理本かガジェットネタか迷う。いろいろな国の食べ方。マッシュポテトのバターの量にびっくり。アフリカのシチューがわりと違和感なさそうだったり。日本のはレシピないのね。

  • おすすめ資料 第367回(2017.2.10)
     
    世界を救った食物ともいわれるジャガイモ。

    そんなジャガイモが世界でどのように受け入れられてきたかレシピを通して学べるのがこの本です。

    紹介されるレシピは、原産地のペルーからはじまりヨーロッパ・アフリカ・アジアに広がります。

    読んで作って楽しめる1冊です。


    【神戸市外国語大学 図書館蔵書検索システム(所蔵詳細)へ】
    https://www.lib.city.kobe.jp/opac/opacs/find_detailbook?kobeid=CT%3A7200176046&mode=one_line&pvolid=PV%3A7200429794&type=CtlgBook

    【神戸市外国語大学 図書館Facebookページへ】
    https://www.facebook.com/lib.kobe.cufs/posts/1210956975620672

  • 今年も実家から「うちの家族構成を勘違いしているんじゃないか?」と思うくらい大量のジャガイモが届き、味付けを変えながら毎日せっせと消費。いや、まあ美味しいですけれどもね。

    色々なジャガイモ料理の事を知りたくて手に取る。調味料が聞いたこともないものばかりなので、レパートリーを広げる助けにはならないが、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、南米、世界中のジャガイモの文化、歴史まで乗っておりマニアック感が面白い。借りて読んだ本だが、欲しいな。

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著者プロフィール

1912年創業の明治時代から続く老舗出版社で、大正年間から刊行する「MJ無線と実験」「子供の科学」「農耕と園芸」の3誌をはじめ、「アイデア」「天文ガイド」「フローリスト」など大変息の長い雑誌が多いのが特徴です。出発は書籍の文芸書でしたが、その後、実用や科学、農業や花、デザイン、商業、広告、ペットなど、雑誌を中心に多種多様なジャンルを刊行し続けてきました。近年は、料理や手芸などの実用系書籍も多数刊行しています。

「2021年 『復刻版 日米會話手帳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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