図解でよくわかる農業のきほん 栽培の基礎から新技術、流通、就農まで

  • 誠文堂新光社 (2015年3月2日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784416615997

作品紹介・あらすじ

私たちの生活を支える基幹産業のひとつである「農業」。長い歴史の中で培われた技術に加え、養液栽培や植物工場など21世紀型の新技術や、食の安全・安心にかかわる問題、環境への配慮など、以前よりも関心が高まっているトピックを数多く抱えている分野と言えます。

「農業」とはそもそも何なのでしょうか。「農業」自体にスポットをあてた本書では、その歴史や、人間世界の営みに与える社会的・文化的影響から、基礎的な栽培技術、品種のこと、流通のしくみなどを豊富な写真や図解を用いながらわかりやすく解説。また、稲作、野菜・果樹・花卉生産、畜産など幅広い分野の農業の現場の情報はもちろんのこと、TPPや環境問題、世界の食料事情、ネットを使った新しいマーケティングなどアグリビジネスの最前線も紹介した本書は、文字通り「農業」のすべてがわかる一書となっています。


■目次
第1章 植物の性質と栽培のきほん
第2章 農業の源=植物の光合成
第3章 栽培技術と管理のきほん
第4章 土・肥料の役割と土壌管理
第5章 病害虫防除のきほん
第6章 安心良質米づくりのきほん
第7章 野菜良品づくりのきほん
第8章 果樹良果多収のきほん
第9章 花き(草花)管理のきほん
第10章 畜産安定のきほん
第11章 農業による地域活性化
付録 日本農業を元気にする注目品種情報
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みんなの感想まとめ

農業の基本を学ぶための入門書として、多くの読者から高い評価を得ています。普段私たちが口にする米や野菜、肉についての技術的背景がわかり、興味深く感じる内容が豊富です。見開き2ページで一つのトピックスを扱...

感想・レビュー・書評

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  • (特集:「先生と先輩がすすめる本」)
    "スマート農業、IoT農業など、国家プロジェクトが進められていますが、日本の農業は、あと
    5年で破綻するのではといった危機からです。平成30年間で農業就業者数は約1/3のとなり、耕地面積は16%減少しています。未来の農業を工学系の⽴場から牽引するためにも、今まさに農業について知る必要があるのではないでしょうか。本書は、農業を営む上で必要とされる知識と基礎技術が述べられています。植物の生体から、光合成、栽培技術、おいしい野菜を作るためのノウハウに⾄るまで、本書によって学ぶことができ、より⾼度な専門書を理解するための足掛かりとなると考えます。"
    (教員 推薦)

    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00551221

  • 農業の基本が知りたくて購入し、その選択は正解だったと感じる。普段何気なく食べている米・野菜・肉などの技術的な意味が分かり面白い。見開き2ページで一つのトピックスを扱う構成を、毎日一つずつ読み進めた。しかし、巻末の農業技術検定例題でおさらいすると、正解率が低く凹んだ。今度はじっくり隅々まで目を通すつもりで読もう。

  • 4章土。肥料の役割と土壌管理
    地力は化学性+生物性+物理性の3要素からなる。
    化学性 Ph肥料成分
    生物性有機物分解、病害抑制
    物理性 排水性保水力、やわらかさなど

    陽イオン交換容量CEC 値が多いいほど、保肥力が高い。団粒構造の陽イオンを吸着できる最大量。土壌の胃袋
    塩基飽和度 土がCECに対し実際どのくらいタッチているかの値。Ca、Mg,Kイオンの総量(H、Naイオンは除く)土の満腹度
    塩基飽和度はPhと深く関係している。100%でpH7 80%で6.5、60%で5.5.土壌のpHを調べることで塩基飽和度を推定できる。
    塩基飽和度が過剰状態の土壌を解消するのは、粘土や腐食の補給でCECそのものを増やしたり、施肥を減らしたり微生物を栄養するなど様々な方法がある。
    同じCECの値でも、CaやMg、Kイオンの含有量の違いで塩基飽和度に違いが出る。塩基飽和度が40-60%は空腹状態。60-80%は適正範囲の土壌と言われる。
    必要なCECの目安は15-30meq/100gといわれ、この値以上での問題はない。
    土の良し悪しはpHとECで分かる。
    高いpH 6.5-8.5 の範囲
    低いpH 5.5-4.4
    高いEC 上限値(土によって違う)
    低いEC 0.1以下

    EC上限値は土質で変わってくる。粗粒質土¥(砂質)0.4.中粒質土±0.7.砂粒質土(粘質)0.8

    悪い土壌4タイプ
    ・高いpH・低いEC
    肥料やたい肥等を与えㇲ、炭カルキの与えすぎ→硫安(硫酸アンモニウム)や硫加(硫酸かり)のような硫酸計の肥料を補う。
    ・高いpH・高いEC
    肥料や炭カリの与えすぎ→しばらく水をため、その後排水して洗い流す。無肥料栽培
    ・低いpH・低いEC
    済かカル不足、肥料不足→堆肥など有機物と肥料を積極的に与える。
    ・低いpH・高いEC
    窒素肥料の過剰→水を多く与えるか、しばらく水をため、その後排水して過剰な窒素を洗い流す。



    根域空気供給機(ロッキィ2)土壌内へ空気と水を送り込むことができる。

    参照されていたサイト
    ヤンマーホームページ 土づくりのススメ
    松中照夫 土は土である

  • 農に関わる生活や仕事に興味ある人に最適な入門書。
    本書はいい意味で教科書的でなく、初版は9年前と少々古いが時事情報も多く大変面白く参考になる。本シリーズでまんべんなく知識を得て必要な項目はさらに詳しい書物で勉強しよう。巻末で知った農業技術検定も挑戦してみたい。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50075950

  • 現在東京大学には所蔵なし

  • ざっくりとした本でした。

  • 農業は意外にも学際的な仕事でありマーケティング知識のみならず、地理や気候、化学的な見識も求められる。好奇心が揺さぶられる一冊。

  • 作物を育てる上で、基本的な知識が得られる。
    農業関連の仕事をしてる自分としては、農家さんとの話についていくためにも作物の基礎を学ぶためには勉強になった。

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著者プロフィール

1942年生まれ。京都大学農学部卒。農業技術研究所、北陸農業試験場、京都大学などを経て現在、農業・食品産業技術総合研究機構特別顧問。著書に『アジア・アフリカの稲作』、『高等学校教科書 作物』(以上、農文協)など。

「2018年 『イネの大百科』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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