写真集 柴犬フクと猫のタラ。 自然の中で2匹が織りなすのんびりな日々

松田智恵

• 誠文堂新光社 (2016年8月3日発売)

作品紹介・あらすじ

柴犬のフクが暮らす家の庭に、子猫の兄弟が通ってくるようになりました。いろんな出来事が重なって2匹のうちの1匹がフクの家で暮らすことになり……、柴犬フクと猫のタラのコンビが誕生しました。
ひなたぼっこしたり、会議をしていたり、時にはお姉ちゃんのフクが弟のタラにたしなめられたり……。2匹はつかず離れずの絶妙な距離感を保ちながら、今日もなにやらお話しして楽しそうです。また、フクとタラが暮らす家には、90歳を越えたおじいやん（人間の）も暮らしています。1人と2匹のちぐはぐでゆるゆるな関係はちょっと笑えて、時々しんみり。なんだか心の凝りをほぐしてくれるようです。
フクタラの飼い主である松田智恵さんが、そんな穏やかな日々を撮影し、フクとタラの会話文を加え、短い文章とともに綴りました。本書は犬と猫の暮らし、そして自然のおだやかな息づかいが感じられる、小さな写真集です。くすっと小さく笑える2匹の会話の妙も、この本ならではの魅力。枕元に置いて何度も見返したり。犬猫好きなお友達にプレゼントしたり。飼っている犬と猫の関係性に悩んでいる方にも、ぜひ読んでもらいたい!? そんな1冊です。

感想・レビュー・書評

[しのさんの感想 · 2017年1月26日]

　フク　
　柴犬の女の子。５歳です。
　おとうさんとおかあさん、おじいやん、猫のタラちゃんと暮らしています。
　おじいやんはごはんを食べているとき脇が甘い？ので仲良くしています。
　おかあさんとお散歩しながらお花を眺めたりするのが楽しいです。
　食いしん坊。

タラ
　猫の男の子。３歳です。
　３年前、小さな小さな仔猫が２匹庭に迷い込んできました。
　その１匹がタラです。
　まだ外で暮らしていたときに事故で亡くなってしまったお兄ちゃん猫の分も
　元気に育ったくれました。
　フクちゃんとはそこそこ仲良し。


はーーーーーーーー可愛かった

[蒲郡市立図書館（NPO法人ブックパートナー）さんの感想 · 2024年12月22日]

令和6年12月の特集「温まる」

[takarobbinさんの感想 · 2016年8月22日]

猫と柴犬の愛らしい写真に季節を感じさせる綺麗な写真で和みます。

著者プロフィール

松田 智恵：柴犬のフク(姉）と猫のタラ（弟）との暮らしを、ブログやFacebook、Twitter、インスタグラムで綴る。日々、動物たちが教えてくれる小さな幸せや楽しさ、路地の草花に向ける眼差しのあたたかさが評判となり、人気を博す。動物や植物、自然など、その場の空気感をも切り撮るような写真にもファンが多い。フクとタラのちょっととぼけたやりとりなど、肩の力が抜けた感じが持ち味。著書に『柴犬フクと猫のタラ。』（誠文堂新光社刊）。

「2017年 『2018年卓上リングカレンダー 柴犬フクと猫のタラ。仲良しカレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」