本当の「頭のよさ」ってなんだろう? 勉強と人生に役立つ、一生使える ものの考え方
- 誠文堂新光社 (2019年6月5日発売)
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感想 : 140件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784416619322
作品紹介・あらすじ
★装丁画・漫画:羽賀翔一(『君たちはどう生きるか』)
よく、「あの人は頭がいい」とか「自分は頭がよくないから」とか言いますよね。
その根拠はなんだろう?
きみは本当に頭がよくないんだろうか?
学校の授業さえきちんと受けていれば、「頭のよさ」は手に入るのだろうか?
いえ、それだけでは、いじめや不登校など、人生におとずれる多様な困難に打ち勝つ「タフな頭」を鍛えることはできません。
「頭がいい」というのは、脳の「状態」なのです。
頭のいい人、よくない人というように、分けられているわけじゃない。
みんな、頭のはたらきのいい状態と、そうでない状態がある。
その「はたらきのいい状態」を増やしていけば、だれもがどんどん頭がよくなります。
頭がいい状態なら、目の前の問題を解くのはたやすいことです(勉強でも人生でも)。
頭のよさは、生きていく力、現実を変えていく力なのです。
それでは、「頭のいい」状態を増やしていくには、どうしたらいいのでしょうか?
学校にはなんのために行くの?
受験にはどう臨んだらいいの?
本はどう読めばいいの?
周りの人とはどうつきあえばいい?
この本では、さまざまな身近なテーマから、一生使えるものの考え方を身につけて、頭のよさを磨いていく方法を伝授します。
<概要>
第1章 本当の「頭のよさ」ってなんだろう?
⇒本当の頭のよさは「知(判断力)」「仁(誠意)」「勇(行動力)」でつくられる。
第2章 勉強するのはなんのため?
⇒勉強は、自分をいまよりもっと生きやすくしてくれる。 「知る」「考える」喜びが、人生にワクワクやイキイキを増やすんだ。
第3章 学校に行く意味ってなに?
⇒学校は、いろいろな人がいることを知り、人との接し方の練習をするところと思いなさい。
第4章 受験にはどんな戦術で立ち向かうか?
⇒受験は、自分の強み、自分らしい戦い方を見つけるチャンスだ。
第5章 本とどうつきあうか?
⇒本を友だちにしたら、きみは一生、ひとりぼっちじゃなくなる!
第6章 「好きなこと」への没頭体験、ありますか?
⇒好きなことにどんどんハマれ! 情熱の火種を燃やせ!
第7章 思春期は不機嫌でいてもいいと思ってる?
⇒ほがらかな人になろう。自分も他人も上機嫌にできる人になろう。
第8章 生きていくってどういうこと?
⇒いま、自分にできるベストを尽くせ! うまくいかなくても、道はほかにもある。それに気づけるのが、本当の頭のよさだ。
感想・レビュー・書評
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妻に勧められて読みました。
斉藤孝さんの経験を元に話をしているので説得力がありました。
「今できるベストを尽くそう」と思える本でした。
ちょうど仕事でミスをしたばかりだったので、この本を読んで心が少し救われました。
斉藤孝さんは何事もポジティブに捉えるのが上手く、それで成功している人なんだと思いました。
中高生に向けて書かれている本なので、次は娘に勧めてみようと思います!
全然大人が読んでも満足できる一冊で子供がいる人は是非、読んでみてください!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分が今どんなに「あの人は頭が良くて羨ましい。それに比べて自分は…」とうじうじしたところで何も変わらない。
あの人の頭と自分の頭が入れ替わるとか、そんな都合のいいことは起こらない。
だったら他人と比べてないで、自分の頭をもっと磨いた方がいい。
学生時代は勉強が全てだし、勉強ができる人=頭がいいとされがちだけど、大人になったら求められる能力が変わる。
勉強ができてもコミュニケーション能力や発想力、適応力がなかったら全く頼りにされない。
子供の頃からいろんな人と接して、人間関係の築き方を学んでおくことが重要。
だからといって「勉強なんてしなくてもいいんだ」というわけではもちろんない。
先見の明が大切で、自分の将来像を具体的に思い描いている人は、早いうちから夢を叶えるべく入りたい学校を目指し、勉強に勤しんでいる。
もし将来のやりたい仕事を見つけられないのだとしたら、いざ夢ができた際、時すでに遅しとならないよう、幅広く知識を吸収し学んでおかねばならない。
大学に行こうか迷っているのであれば、絶対に行った方がいい。
選択肢も年収も増えるから。
改めてこういう現実を突きつけられると背筋が伸びる。
自分もぼーっとしていないで 将来のことを考えないと。 -
まさか中高生向きとは
しかしそれでも学ぶことは多かった。
先を読む力ーサバイバル能力
将来のことを考えるってー今の自分と将来の自分との間に道を作っていく「将来短いけど、人生長いからな。」
自分で可能性を狭めちゃいけない
知ー判断力
仁ー誠意
勇ー行動力
知、仁、勇
この三つが大切。
人と話すことは記憶術として有効
数学は物の考え方の整理術
心の師は何人いたっていい。
本を友達にしたら君は一生一人ぼっちじゃなくなる。
アウトプットは頭の働きを良くする
学校で勉強すること、教科書に書いてあることは
感激のネタの宝庫
(知ってることばかりといえば、そうだし
通り過ぎた道だし、でも参考になります。)
例えば「徒然草」兼好法師
木登りの名人が高い木の枝を切っている
上から降りてきて軒くらいの高さになった時
「過ちすな、心して降りよ」
これは何故?
難しいところより、むしろこれは大丈夫だというようなところで失敗しやすいものだ。
こんな話が沢山ある
近所にいたら聞きにいきたいのでは?
文脈力を鍛えるには、どうしたら〜
積み重ねた努力には無駄がない。
キリがありません。
「本のところ」は
このブクログの皆さんには
言わずもがなばかりです。
また小学、中学、高校生「?」には読んで欲しいものです。
何故勉強するか
何故嫌いな科目も勉強するか
単純明快優しくて説かれている
そこは斎藤先生だから。
-
中高生向けなので簡潔に柔らかく優しく書いてくださってるので読みやすかったです。
これは大人の方も読むべき本だと思いました。
インプットとアウトプットが大事なこと、自分が何をすべきか分からない時はまずは勉強をする事
知仁勇が大事になってくるという事
頭の賢さはあっても、良い悪いの判断が出来ないとそれは賢さではないという事
たくさん学ぶ事ができました!おすすめです。 -
中高生ぐらいの子たち向けに書かれた本なんだろうけど、大人のわたしたちも唸らせることが結構ありました。そもそも頭って「よくなる」じゃなくて「よくする」ものなのかってところから。
「学校に行く意味ってなに?」や「本とどうつきあうか?」などいろいろなものの見方をわかりやすく示してくれていて、少しでも今の自分の生活に疑問や不満をもってる中高生に読んでほしいなぁって思いました。ある章の中にあった、「人を不愉快にさせない」ことも「頭のよさ」というのが1番ささった。
自分の機嫌くらい自分でとれるようにならなきゃだめだよね。 -
本を読むことで自分の体験を増やしていく。頭の良さは人間が幸せになるために使うもの。自分の選択を後悔せず心のケリをつける。人を敵にまわさない。娘のために購入したけど親が読んでもとってもいい本でした。
-
意識的に「上機嫌」であろうとすることが、自分のまわり変えていく。
上機嫌とは、
「気分のよしあしにかかわらず、つねに明るく、おだやかに人と接すること」。
コツは「にもかかわらず上機嫌」であること。なるほどと胸におさまりました。
嫌なことがあった時、齋藤先生のおすすめの「にもかかわらず上機嫌」という言葉をつぶやくようにしました。気持ちの切り替えができますよ! -
頭がいい=頭の働きがいい状態、どうすれば幸せになれるかを判断できる状態。これをキープしておくことが大切。
ともすれば「頭がいい」=「学校の成績がよい」と単純に捉えがちな小学校高学年から高校生くらいに伝えたい内容。説明が分かりやすい。無駄にイライラを撒き散らすのではなく、賢く行動することの大切さ、意味を理解する手助けになると思う。 -
齊藤氏の著作は、以前は沢山読んだが、
今は、あまり読まなくなった。
何というか、当たり障りのない「うまいこと」を、
言うなと思うようになったからだ。
〇〇とは、何か?〇〇は、〇〇です。なぜなら、△△です。
こういう論理展開は、非常にわかりやすいが、
何百冊読んでも、自分で問題意識を持つようにならないからだ。勉強する意味とは、どこまでいっても、問題意識を如何に作るかに他ならない。これは、決して他人から、教えられるものではなく、自分で勉強して、身につけることだ。
なぜ勉強するんですか?
馬鹿の一つの覚えのように質問する人がいる。
この質問は、大人、子供関係なくしてしまうことが、日本の教育の根深さだと思う。
まず、その質問する自体、全く意味がないことを、
全くわかっていない。
なぜ、このような質問をする人が、
沢山いるんだろうか?これは日本の学校教育が、どうして始まったかから、解きほぐさないといけない。元々日本の公教育の原点は、国力を上げるために、強い兵士を作ることにあった。それだけ、当時の日本は危機的な状況だった。もう150年以上昔の事である。
そんな昔の教育と今の学校教育、全然関係ないじゃないですかと思うかもしれないが、形を変えて連面と受け継がれている。昔は、兵士だったが、今は、サラリーマン、勤め人である。
日本人で一番重要なことは、どこに所属しているからに他ならない。社会的に優位な所属先に、従属するために、日本の教育制度が出来上がっている。もうおわかりだと思うが、これが日本人の勉強する意味に他ならない。本当は、勉強する意味とは、問題意識を持つことだが、日本の教育は、以前も、今も、この点に関して、勉強する意味を構造的に身につかない仕組みになっている。だから、本当に勉強したいやつは、外国か、早い時期から、社会に出るしかなかった。
学校教育、大学受験があまりにくだらないからである。
日本人は、今も、昔も、よりよい所属先を求めて必死に勉強する。
しかし、ここ数十年は、以前良かった所属先自体が、機能不全に陥っている。これが、少なくない日本人が、勉強をする意味あるんですか?という本質的な理由である。
少し前なんて、勉強する意味あるですかといったら、鉄拳が飛んできた。それは、元々日本人自身は、勉強する意味なんて考えずに、所属先を重視するために、勉強してきたからである。今も、それは変わらない。ひたすらよくわからないことを暗記したり、難解極まりない英文を読まされたり、理解不能な数学の応用問題をやってきた理由だ。全ては、どこかに所属するためだ。
そうじゃないと、たかがリストラされたり、
会社が破産して、自殺することなどしない。
誤解を恐れずに言えば、イジメでさえも。
朝から晩まで、必死に、受験勉強のための勉強をする。しかし、これは、本当の勉強とは、あまり関係ない。役立たないとは、思わないが、勉強の本質から、ずれている。
今は、たくさん受験勉強しても何も意味がないことを、みな知っている。以前と比べたら、全く見返りがないからだ。しかし、やらなければいけないシステムが日本にある。その先のゴールが崩壊しているにも関わらずである。
完全に教育システムが機能していない。なのに、現場の教師は、教育をやらなければいけない。現在、教師自身が、どこか狂ってきているのは、日本の教育システムでは、本当の教育をすることが非常に難しく、教師自身が、システムの犠牲者になっているからだ。
また日本の受験システムも、何か生きる上で大切な能力を上げたいという理由で構築されているわけではなく、トレーニング、つまりスポーツに近い。よって、努力してもサッカーが出来る人、出来ない人がいるように、いくら受験勉強しても出来ない人が出てくる。これは、決して、ダメなことではない、違うことをやればいいだけだから。スポーツが得意な人がいるように、受験勉強が得意な人もいる。
そういう子は、難関大学と言われる所にいるが、不幸かな、大学では全く勉強しなくなる。なぜなら受験勉強と大学での勉強は、あまりに違うからだ。前者は、問いが必要なく、ただ処理するだけ。
当然、処理能力が得意や奴が有利に働く。
ただ、社会生活を営む上でこのような能力は、
現代では、ますます役立たなくなっている。
後者は、問い自身を考えなくてはいけない。
日本の学生ほど、これが得意でない学生群は、
いない。大学時代ほとんど勉強せずというか、
できるわけがなく、専門教育も、そもそも、
就職に有利かそうじゃないかで、決めたから、
あまり興味ない。もちろん受験エリートは、
すぐに就活対策に入る。問いは、
いかに良い会社や機関に所属するかである。
これで大量の問いを持たない学生が生まれ、
大学に生き、問いをもたず過ごし、
就活をして、大企業や官庁に所属する。
この20年日本が、世界の変化に周回遅れになり、
あらゆる分野で停滞している理由がここにある。
日本式優秀な人材に問いを持った人が、
絶望的に少ないからだ。これでは、競争に負ける。結果、日本は、グローバル競争に負けた。ただ、
それを国民に知られないように、知られないように、マスコミ一同、大本営発表をしている。
齊藤氏は、以上の事情は、百も承知だと思うが、
近年の著作は、たいがい、当たり障りのない内容だ。以前は、割と過激なことを言うような、思想家のような方だったが、今、権力者に微妙に追随する世渡り上手な人という感じを私は受ける。
こういう東京大法学部卒業という方が、
頭のよさってなんだろう?みたいな本を出して、
少なくない大衆が、好んで読む状況が、異様に他ならない。
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うまくいかなくても、道は他にある。それに気がつけるのが、本当の頭の良さだ。
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子供向けに書かれた本ですが、子供向けに書かれているからこそ大切な事が書いてあるという事もあるよねと興味が湧き手に取った本。
『頭が良い』とはどういう事か、他人のものさしを見てみたかった。
語り口調で書かれているので読みやすく、親しみやすい。
著者が伝えたい事がしっかり詰まった本でした。
ところで、章の末尾にある各マンガのひとつに本と男の子の対話があるのですが『本は好き?少しでも本の好きなとこあれば教えてよ』のこたえに『においをかぐとちょっと落ち着く』とあって、つい倣ってにおいを嗅いでみたのは私です(笑)
でも1番においが落ち着くと思っているのはドラッグストア入ってすぐのにおいです。
なんだろ?インクに落ち着く芳香でもあるのかな?それとも本は自分と本との対話だからその反復に落ち着く作用を覚えているのかな?まあふと思った事だけど。
興味を持って学ぶ事の大切さ、所謂勉強だけではない学力について熱く語られた本でした。 -
本当の頭の良さとは何か。
①社会的適応性(社会の中で、いかによく生きるか)の高さ。
②それは本質を捉える判断力、誠意・思いやりを持った行動、行動力、で作られる。
③判断力には先を見る力が必要。そのために勉強して、自分の中に「多様性の森」を育てる。
④「にもかかわらず上機嫌」気分の揺れを、人に見せるな。(本当に頭のいい人は、不機嫌を撒き散らさない)
⑤つらいときはやり過ごすことも必要。時が流れれば状況は変わる。
⑥他の生き方を柔軟に考えられるのが頭の良さ。
⑦切り替え力。
◇子育てで意識したいこと
・好きなこと、やりたいことはなるべくやらせてあげたい。熱中できるものを早いうちに作らせてあげたい。なるべく本人に決断させる。そのための情報提供をすることと、本人が決めたことの背中を押す子育てがしたい。見守る子育て。
・「勉強しなさい」って言わなくてもいいように、まずは自分が勉強するところを背中で見せる。「英語できる人」のイメージに自分がなることと、「英語できるのいいことだな」って思ってもらえるようにしたい。
◇生き方で大事にしたいこと
考え方の柔軟性を鍛える。広い視野・心の余裕。ポジティブにとらえる勇気。具体的な行動というより、自分の意識づけとか、考え方の癖に目を向けた方がいいかも
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評価高いし、間違ったことを書いてるとはまず思えない。
ただ、学校に行く前提、教科書を読む前提、学校の先生に教わる前提、生きる前提。
「これがまずあります、さて、これらを正当化するための解説を今からしていきます」
っていう本だよね。要は型に上手くハマるためにはの方法論っていうか。
うーーーん。間違っては無いんだけど、なんか自分には同調しかねる内容だった -
本当の頭の良さって、尖ってないんだなと感じた。どうしても、一芸に秀でたりした人が頭が良いように思うけど、そうじゃなくて、柔軟で、ほがらかで、人を不快しない範囲で最も力を発揮することが、頭の良さなのかな。情熱を忘れずに。中学生の時に読みたかったなぁ〜!自分に子供ができたらぜひ読ませたい。
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子供向けに書いている本でルビが振ってありとても読みやすかった。
この本に学生のときに出逢ってたらもっといい人生が歩めたのではないかというくらい良本。
教科書にして欲しいくらい読み広めてほしい本です。
オススメの本も書いてあり、なぜ勉強するのか、なぜ読書するのか?
世間に出たら勉強できる人が評価される訳ではないっていうのは社会に出ないとわからないことなので、知っているのと知らないのでは大分違う。
もっとこの本が評価されてもいいのではと思いました。
この本を読んで斎藤孝さんに会い感謝を伝えたい。 -
子供のために買ってきたんだけど、良い本でした。
学校の勉強の成績だけが評価される時代ではなくなって行くけど、
それでも可能性を広げるには勉強をしたほうが良い。
息子は面白そうと言っているので読んでほしいな。 -
中高生向きの本だが、大人の自分にも勉強になることが多かった。
不機嫌を撒き散らさない
機嫌をコントロールする
嗚呼耳が痛い…!
子どもたちが大きくなったら読ませてあげたい。 -
本と向き合うことは人と心を通わせること。本を読むとは、著者と対話することである
コツは「にもかかわらず上機嫌」であること!このマインドは重要ですね!
坂本龍馬の名言、人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある!常に他の手があるはずだ、こういうこともできるんじゃないないか考えることが大事。
生きていくなかでこれしかないと言うことはない。バスはまた来る。
とにかく色んなことに興味を持とう、心に火をつけるコツ、情熱をかきたたせるクセをつける。
本当の頭の良さとは、本当に大事なことは何かと考えること
著者プロフィール
齋藤孝の作品
