進化する勉強法 漢字学習から算数、英語、プログラミングまで

  • 誠文堂新光社 (2019年2月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784416619544

作品紹介・あらすじ

科学的手法を用いた「実験心理学」の知見にもとづく、
子どもの心や脳にとってベストな学び方のコツを紹介します。

「頭のいい子に育ってほしい」と願う子育て世代に向けて、
自身も2人の子どもをもち、大学で数多くの学生を指導している心理学者・竹内龍人先生が
最良の方法を選りすぐりました。

2020年から始まる教育改革にも対応し、英語やプログラミング学習など最新の話題にもふれつつ、
「学業や社会的に成功するカギは?」「本当に身につく勉強法は?」「やる気を高めるには?」「興味を持たせる工夫は?」など、
すぐに実践できて効果を上げることができる勉強法やアイデアを紹介します。

子育てや教育方法で悩みがちな場面に対して、最新の研究による“科学的に正しい方法”が数多く見つかっています。
人間の脳の仕組みに合わせた勉強法なので、生まれ持っての才能や経済力にかかわらず、誰にでも有効なメソッドです。

おもに小学校~高校、そして大学などの入学試験を控えた子をもつ親に向けて解説していますが、
本書で紹介する勉強法はあらゆる学びに応用できます。
受験勉強だけでなく、社会人が直面する資格試験や語学試験などにも対応可能。
子どもから大人まですべての人に役立つ知識を紹介しています。

■目次抜粋
第1章 勉強法の基本〈脳の特性を生かすアイディア〉
・自己コントロールの重要性― 社会的な成功を握るカギ
・1万時間の法則は成立するのか?― 一流になるまでにかかる時間の本当と嘘
・「やる気」のしくみ―内発的動機づけとほめ言葉
など

第2章 実践的な勉強法〈テクニック編〉
・学びの切り札(その1)“分散効果” ― 復習のタイミングと1対4の法則
・学びの切り札(その2)“テスト効果”― 最短で最大の効果を得られる学習法
・学習成果を持続させる“バラバラの法則”―成果アップのカギはランダムさ
など

第3章 実践的な勉強法〈メンタル編〉
・不安を書き出す効果
・ルーティーン効果を活用しよう
・先延ばしの誘惑
など

*********************************************

感想・レビュー・書評

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  • ノートに書いたものをカメラでとりコピペ(おかしいとこたくさんあります)
    ・新しいことをすると脳⤴️
    ・性格の一致度は年はかるにつれ⤴️
    →年をとっても完全に一致しない
    IQ<自己コントロール(GRIT)
    →やりたいことを我慢し長期的な物のため行動
    ↪️成績〇
    1全体的にみると、長時間やっている人がうまい
    ↪️個人でみると人になる、
    音楽スポーツでの時間の寄与率20%以下
    良い成績勉強での      10
    ・一流になるため必要な時間は人それぞれ
    ・パフォーマンスをほめるとも意欲⤴️
    ・漢字は音読しなからかくのか◎
    自分のせいで悪い結果になったといたくなら
    →セルフ、ハンディキャンプをしてしまう
    ・テストは能力ではなく努力はかるあ
    ・長く覚えておくためには更に同じことをやる
    集中学習→分散
    ・初学習と復習:後者へテストで/とい理解している内容は物等間隔の後習でてまい(き)
    ・理解していたいものは集中守るしする。
    ・5枚ずつ<20枚を何回も
    答え合せは/といたあと、小路をおきな
    2答え合かもは全部といたあと、小をおきな、読むだけくテストでの簡
    ・不正解のものを学習、全体をテスト@
    10の中で思い出すだいでも◎
    、様々な問題をやり、場所、方法もかえる◎
    ・最初と最後が記憶に残りやすい
    ・しっかり記憶したいそを最初にさいまでね
    4行部やりたいなら限をかえる。
    ・プレッシャーがかかるとワーキングやりくない間たな
    ストの不安とかきだすとよい、
    じその間に「ルティーン」でう,いつもといい
    ・ライバルは少ない、ときにむ!
    ・自分で期限をきめる
    ・暗記もの以外はできるなら、先のばしし、プレッシ
    をつけた方かつ(ストレスかかかるのでいなすか)
    ・学習→ねるつまるでめで
    ・直前にやったことを記憶に1番のこせる
    →ぼーっとすること!=頭をつかわないまる〇

  • 進化する勉強法
    漢字学習から算数、英語、プログラミングまで
    著:竹内 龍人

    本書がめざすのは、効率的な勉強方法

    ①学習における効率のよさを追求
    ②実験心理学:実験で実証された方法

    気になったのは、以下です

    ・大人になっても、脳は変化し続ける
    ・新しいことを始めると脳はかわる

    ・人の性格も変わっていける
    ・知能ばかりではなく、自己コントロールが結果を左右する

    ・一万時間の法則 時間だけではない、内容と集中による

    ・報酬が学習を疎外するわけではない

    ・視覚と聴覚を含めて覚える 音読しながら、書く

    ・マルチタスクは、集中力低下

    ・SNSをすると成績が下がる

    ・集中しすぎての長時間学習はムダ

    ・集中学習は、効果が消えやすい

    ・分散効果 そして、復習

    ・暗記カードは、20枚より5枚のほうが効果的

    ・テスト、小テストは効果が大

    ・答え合わせは、ちょっとしてからやるのが効率的

    ・環境を変えると得点があがる

    ・問題ばらばらの方が効果がある

    ・読む能力が上がれば、書く能力もあがる

    ・ノートを使う勉強法は効果あり

    ・学習順番も効果に関係がある
     はじめとおわりが覚えやすい

    ・教材は自分で選ぶ

    ・学習したら、休憩時間はぼぅとする

    ・プレッシャがあったら、書き出してみる

    ・ライバルがたくさんいると成績がおちる

    ・期限は自分できめる

    ・睡眠はたくさんとる

    ・人間は、15分しか集中できない

    目次
    はじめに
    勉強にまつわるQ&A
    第1章 勉強法の基本―脳の特性を生かすアイディア
    第2章 実践的な勉強法―テクニック編
    第3章 実践的な勉強法―メンタル編
    おわりに

    ISBN:9784416619544
    出版社:誠文堂新光社
    判型:4-6
    ページ数:240ページ
    定価:1500円(本体)
    2019年02月21日初版

  • 進化する勉強法★4.5

    おもしろいのは効果的な勉強法が直感的ではないというところ。だからこうした実験を元に得られた正しい知識で勉強できるかどうかが効率に大きく関わってくる。いくつか印象に残ったものを書き残す。

    徐々に間隔を伸ばす勉強法より間の時間を均等に復習するほうが長い間覚えていられる。これは意外だった。
    スタプラを用いて一週間前の勉強内容を復習するのありかも、毎日。

    休憩時間の使い方で差がつく。
    一番学習したことが記憶に残りやすいのは八分間何もせずにぼーっとすること。ほな瞑想でいいやん。一石二鳥だ。音楽もだめ。

    テスト効果が大事。ただ教科書を見返すような学習は結果が伴わない。実験済み。何がいいのか、おそらくテストを利用して自分で知識を思い出す努力をすることが大事なのだ。だから、QBも解き直しが大事やし。定着紙で質問形式で自分でやるの大事。何なら紙に書いてもいいかも。(一応テスト効果は心の中で思い出すだけでも効果ありとわかっている。)

    また小テスト効果も面白かった。小テストするだけで最終テストの成績が上がる。これは思い出す練習をしてるから。記憶すると思い出すことは別の能力と認識しろ。正解出した単語を五回以上復習しても最終的には成績に影響しない。繰り返す小テストの間隔も一分では意味なくて六分やと効果がでていた。つまりすぐやり直しても無意味。これは分散効果によるもの。

    テスト群と同じだけ成績が上がったのがノート作る群。一番だめなのは参考書読むだけ群。
    だから講義動画見たら自分なりにまとめてみよう、その後。

    能力を褒めるよりパフォーマンスを褒める。のが良い。

    バラバラ勉強法
    やり方、科目、順番、環境をバラバラにするほうが同じようにやるよりも成績がいいという結果が出た。これは直感に反するもので面白い。学習する部屋とやり方を変えて二回覚えるほうが、同じ部屋で同じやり方で二回覚えた群より1.5倍も成績が良かった。だから僕も勉強場所いくつかランダムに決めよう。実験はピアノにおいて一曲ずつマスターしていくより並行してバラバラに練習するほうが上達が早かった。
    おんなじ問題を解くより違うタイプの問題を解くほうが学習効果がたかい。しかも学習した問題と同じ問題がテストに出ても本番と違う問題をやってた群の方が成績がいい。さすがにこれは不思議過ぎる。

    小学生を対象に行った実験では書く能力と読む能力に相関を認めた。だから書いて勉強することは速読にもつながる

    記憶するには順番が大事。しっかり覚えたいやつは最初か最後にやれ。真ん中の記憶は飛びやすい。

    集中学習と分散学習
    自分がまだちゃんと理解できてない内容は集中学習(学習直後に復習する勉強法)がよく、理解できているなら分散学習(時間を開けて復習する)のほうが効果が高い。

    これは自分でも薄々気づいていたがテストはまとめて解いてからまとめて答え合わせしたほうが効果高い。一問一問答え合わしてやっていくより!

    ぷれっしゃーがかかると普段できることができなくなってしまう理由はワーキングメモリーにある。プレッシャーがかかるとワーキングメモリーの能力が低下する。
    まじでPCとにてるね。

    あとプレッシャーのかかる試験で試験前に不安を紙に書き出したグループは成績が上がった。書き出すことで不安を軽減しワーキングメモリーがしっかり使えるようになるという。では書き出すことで不安が軽減するのはなぜか?それは文章にすることでその気持ちがあたかも他人事であるかのように作り替えられるからである。

    自己コントロール能力とは今やりたいことを我慢し、長期的な目標に向かって行動できる能力。
    自己コントロール能力がたかい人ほど将来の収入がよくより健康的であるという結果がでた。しかもその能力は自分で変えられる。意識してコントロールしていこう。IQよりもこの能力が学校の成績と関係している。進化する勉強法★4.5

    おもしろいのは効果的な勉強法が直感的ではないというところ。だからこうした実験を元に得られた正しい知識で勉強できるかどうかが効率に大きく関わってくる。いくつか印象に残ったものを書き残す。

    徐々に間隔を伸ばす勉強法より間の時間を均等に復習するほうが長い間覚えていられる。これは意外だった。
    スタプラを用いて一週間前の勉強内容を復習するのありかも、毎日。

    休憩時間の使い方で差がつく。
    一番学習したことが記憶に残りやすいのは八分間何もせずにぼーっとすること。ほな瞑想でいいやん。一石二鳥だ。音楽もだめ。

    テスト効果が大事。ただ教科書を見返すような学習は結果が伴わない。実験済み。何がいいのか、おそらくテストを利用して自分で知識を思い出す努力をすることが大事なのだ。だから、QBも解き直しが大事やし。定着紙で質問形式で自分でやるの大事。何なら紙に書いてもいいかも。(一応テスト効果は心の中で思い出すだけでも効果ありとわかっている。)

    また小テスト効果も面白かった。小テストするだけで最終テストの成績が上がる。これは思い出す練習をしてるから。記憶すると思い出すことは別の能力と認識しろ。正解出した単語を五回以上復習しても最終的には成績に影響しない。繰り返す小テストの間隔も一分では意味なくて六分やと効果がでていた。つまりすぐやり直しても無意味。これは分散効果によるもの。

    テスト群と同じだけ成績が上がったのがノート作る群。一番だめなのは参考書読むだけ群。
    だから講義動画見たら自分なりにまとめてみよう、その後。

    能力を褒めるよりパフォーマンスを褒める。のが良い。

    バラバラ勉強法
    やり方、科目、順番、環境をバラバラにするほうが同じようにやるよりも成績がいいという結果が出た。これは直感に反するもので面白い。学習する部屋とやり方を変えて二回覚えるほうが、同じ部屋で同じやり方で二回覚えた群より1.5倍も成績が良かった。だから僕も勉強場所いくつかランダムに決めよう。実験はピアノにおいて一曲ずつマスターしていくより並行してバラバラに練習するほうが上達が早かった。
    おんなじ問題を解くより違うタイプの問題を解くほうが学習効果がたかい。しかも学習した問題と同じ問題がテストに出ても本番と違う問題をやってた群の方が成績がいい。さすがにこれは不思議過ぎる。

    小学生を対象に行った実験では書く能力と読む能力に相関を認めた。だから書いて勉強することは速読にもつながる

    記憶するには順番が大事。しっかり覚えたいやつは最初か最後にやれ。真ん中の記憶は飛びやすい。

    集中学習と分散学習
    自分がまだちゃんと理解できてない内容は集中学習(学習直後に復習する勉強法)がよく、理解できているなら分散学習(時間を開けて復習する)のほうが効果が高い。

    これは自分でも薄々気づいていたがテストはまとめて解いてからまとめて答え合わせしたほうが効果高い。一問一問答え合わしてやっていくより!

    ぷれっしゃーがかかると普段できることができなくなってしまう理由はワーキングメモリーにある。プレッシャーがかかるとワーキングメモリーの能力が低下する。
    まじでPCとにてるね。

    あとプレッシャーのかかる試験で試験前に不安を紙に書き出したグループは成績が上がった。書き出すことで不安を軽減しワーキングメモリーがしっかり使えるようになるという。では書き出すことで不安が軽減するのはなぜか?それは文章にすることでその気持ちがあたかも他人事であるかのように作り替えられるからである。

    自己コントロール能力とは今やりたいことを我慢し、長期的な目標に向かって行動できる能力。
    自己コントロール能力がたかい人ほど将来の収入がよく、より健康的であるという結果がでた。しかもその能力は自分で変えられる。意識してコントロールしていこう。IQよりもこの能力が学校の成績と関係している。

  • 読ませる文章になってないので売れなそう。
    精神科医かなんかが書いてるライフハック本と読者層被ってそう。

  • 間の取り方ひとつで記憶への定着度が異なるというのは不思議である。

  • 4年以上も前の本なので、さらに進化しているのかもしれないが、論文を根拠に効果的な勉強法が紹介されていてとても説得力がある。
    誠実な書き方をしている。
    個人的に取り入れたいのは「分散学習」と「テスト型学習」。
    他にも子供にとって役立つ学習法として保護者が知っておいた方がよい事項がいろいろと紹介されている。

  • 脳も性格も大人になってからでも変えられる。
    テストの成績が良い人は自己コントロール能力が高い。成功体験を積み重ねることで、自己コントロール能力を高めることができる。
    テストの成績が悪い人はセルフ・ハンディキャップをする傾向が強い。セルフ・ハンディキャップをする人は、テスト結果がその人の能力を表していると考えがち。

    マルチタスキングを頻繁にする人は記憶力や集中力が低下する。
    【分散効果】間隔をあけて復習を繰り返す「分散学習」をすると、長く記憶することに効果がある。
    一度に勉強する暗記カードの枚数は多い方が記憶に残る。
    【テスト効果】テストを受けるだけ(テストを利用して自分で思い出す努力をすること)で学習効果が上がる。読むだけの復習よりテストによる復習のほうが効果がある。
    勉強場所や勉強方法はバラバラにしたほうが勉強の成果が上がる。
    【系列位置効果】最初と最後に学習したものほど記憶に残る。
    勉強の休憩時間には、何も考えずにリラックスすると、直前に学習したことが記憶に残りやすい。

    テスト前に不安感を書き出すだけで、不安や緊張が弱まる。
    ルーティンをつくり、ルーティンをすることで、テスト時に冷静になれる。
    ライバルが少ないと思ったほうが、テストの成績は良くなる。

  • まず、学習に関して無知な人に対して、科学的なデータを引用しつつも、微細に穿ちすぎず、シンプルな言葉でさらっと説明されているところがいい。どうしてもこういうエビデンスデータの本は専門用語やデータ引用元の説明で読みにくくなるものだが、この本は専門性を捨ててなお読みやすさを追求していた。
    直感的に正しいと思われる学習方法や、今までの有名な実験から王道だと考えられていた勉強法のアップデートのための一冊。自分のこれまでの学びの経験にもしっくりきて、頷きながら読めた。

  • とあるきっかけで勉強し直すことになり手に取った一冊。
    エビデンスがしっかりした方法が掲載されていて、とても分かりやすかった。
    欲を言えばソースになる参考文献の一覧がほしかったな~


  •  知っている知識はありつつも、データに従って解説してくれていてとても読みやすかったです。
     同じことをつらつら長く書いているのではなく、簡潔に書いてあったのですぐ読めました〜。

     英語では、文法の学習に時間を使う
    p79セルフハンディキャップイングをしない人は、テスト結果はその人の努力(どのくらい勉強した日)を表していると考えています。結果が悪くても、次に努力をすればよいのだ、と考えます。

    p99復習のタイミング一対4の法則
      学習から復習感覚1と復習からテスト間隔2の割合を概ね一対4程度にする 復習は等間隔で
      自分で復習方法を選ぶこと
    p122多肢選択問題の答え合わせは最後に行う方が、最終テストに対する効果が高い
    p146「勉強する場所」および「勉強方法」はランダムに
    p163イメージを使って数学を解く 
       円周率はなぜ3?
    p172最初と最後が覚えやすい順番を変えて勉強する
    p177こどもに自分で教材を選ばせる
    p188テスト前に不安感を書き出すとワーキングメモリーをしっかりと働かせることができる
    p204ライバルは少ない、と思い込む
    p211強制的に期限を決められたAグループよりも、自分で期限を決めたBグループの方が、宿題のための勉強を楽しく感じていた。
    p232休憩時間にはぼーっとする。頭を使うと直前に覚えたことを忘れがちになる。
    p237勉強の邪魔をしない他者の近くで勉強する  
      解けそうにない問題は飛ばす

  • 研究データを証拠としてあげながら、勉強法を解説する本です。まったくわからないことはすぐ復習した方がよく、わかることはしばらく間隔を開けてから復習した方がいいとかかれています。

  • 記憶するには復習すること
    大事だと思ったのは2つで分散学習とテストをすること

  • 効果的な勉強方法について、根拠となる研究成果を示しながら紹介された本。
    テスト効果と分散効果など実践したい。

  • 何冊か勉強本を読んでいると大体同じ内容がでてくる。
    テストはとにかく受けまくるべき。
    答え合わせは問題解いてから時間を開けるべき。(個人的にこれはやってみたが、時間がかかりすぎ、タスク管理として勉強量を管理しながらやると予定以上に進まなくなる気がするため一長一短な気はしている。)
    ノートは写すだけではなく、自分で加筆する。さらにそのノートを復習する際もただ眺めるだけではなく、メモをしたり能動的に取り組む。
    集中学習ではなくいろいろなものを挟み込み、分散学習する。ただし、理解するまでは集中学習の方が良い。

  • 検索用

  • 様々な研究結果をもとに何がベストか示してくれています。

    せっかくなにかに取り組むなら、より効果的な方法で習慣付けた方がいいと思い読みました。
    成績の良い人の共通点は、IQではなく自己コントロール能力が高い子である

    能力ではなくパフォーマンスを誉める

    漢字は資格と聴覚で、音読しながら
    英語は文法が大切
    プログラミングは自己効力感つまり自分はできるという信念や自信を育てることもできる

    テストは 能力や頭の良さを表してるのではなく
    その人の努力、どのくらい勉強のしたかを表す

    集中学習より、分散学習
    復習はある程度時間を開けて
    でもある程度は自分の直感で適切な復習方を選択
    暗記カードの枚数は多い方がいい
    答え合わせはまとめて最後に
    繰り返しの小テスト
    バラバラの法則
    ピアノだけでなく、勉強も場所や方法を変えてランダムに
    書くことは大事
    最初と最後は覚えやすいので、毎回順番を変えて
    興味を持たせるために自分で選択
    不安は書き出す
    学習後はぼーっとする
    解けない問題は飛ばす

  • メンタリストDaiGoさんの「超効率勉強法」と被る部分もあるが、「分散学習」や「テスト学習」、「プログラミング」などより詳しく、また新たな研究結果が書かれていた。非常に文章自体読みやすく、間違いなく読むべき一冊です。脳の仕組みを理解したうえで効率よく勉強しましょう。ガムシャラに勉強する時代は終わりました。

    【具体的行動】
    ・教科書を読むだけではダメ。覚えたいものは書いて、音読して、小テストを行い定期的に復讐する。
    ・中国語を勉強する際、アクセントよりも文法に重点を置く。

  • 実験結果に基づいているから、説得力がある

  • ●知的能力を表すIQよりも、自己コントロール能力の方が、テストの成績と密接に関係があることがわかっています。
    ●プログラミング教育は、目的に合わせて論理的に物事を組み合わせる思考力を鍛えます。国語や社会といった他の学習分野にも良い影響与える。
    ●記憶に残る勉強法は「復習」。しばらく時間が経ってから復習する分散学習が有効である。
    ●複数のことをランダムに混ぜて学習する方が成果につながる。また勉強場所もランダムな環境で学習した方が有効。
    ●子供自身に教材や参考書を選ばせることでモチベーションを高める。
    ●集中を切らさないコツは、勉強の邪魔をしない他者の近くで勉強すること。例えば自宅のリビングや図書館など。
    ●自己コントロールが高い人の方が健康面、収入面でも良い傾向がある。また育った家庭環境の経済状況やIQに関係なかった。
    ●最近マシュマロテストでは必ずしも子供の将来の学業成績を予測できないことがわかりました。家庭の経済状況に依存する面の方が大きいことがわかった。
    ●漢字は音読して書く
    ●英語は文法が正しければ、アクセントが違っていても大して気にならない。
    ●SNSを勉強の合間にしない。人間はマルチタスク出来ない。
    ●集中学習は、最初は効果が高いが、長期的な効果は薄い。分散学習へ。
    ●復習に適した期間は、試験日までの4分の1。また、再復習の期間は均等に。
    ●理科や算数の場合。教科書や参考書に出てくる図やイラストを自分で書き写すだけで、それに関する記憶や理解が深まることがわかっています。このように、手を積極的に動かす方法は歴史や語学だけでなく、その他の教科でも有効活用できるのです。
    ●数学の成績が良い人は、分数を含めた数の大小の問題をイメージ、つまり見た目だけを使って解くことを得意であることがわかってきました。
    ●学習する順番と記憶の関係によると、しっかり記憶したい項目は最初や最後に学習すれば良い。
    ●プレッシャーにより不安を感じた結果、ワーキングメモリが働かなくなる。そういった時は、テスト前に不安感を書き出すと言う作業をするだけで、不安や緊張が弱まり、ワーキングメモリをしっかりと働かせることができる。
    ●ルーチンにある繰り返しの効果は、瞳孔が小さくなる(副交感神経の働きが強くなっている状態)。私たちはより冷静になっている。
    ●あえて先延ばしを選択する人は成績が落ちないことがわかってはいるが、ストレスも多いので注意が必要である。
    ●統計学的には成績は上下しながら、平均に落ち着く。「平均への回帰」したがって成績が良かった場合次は下がる可能性が高く、成績が悪かった場合は次は上がる可能性が高いのは仕方のないことである。
    ●休憩時間にはなるべく頭を使わない。ぼーっとしている人の方が記憶によく残る。
    ●自己コントロール能力を高めるにはどのようにしたら良いのか?それは成功体験を積み重ねることです。褒めてもらうことも重要ですが、実際の成功体験を持つことも重要です。

  • 内容の目新しさはそんなに無いものの、勉強法のポイントについて、実験結果のサマリーと一緒に示されていて、とても分かりやすかったし、信憑性がある本。
    必要なことが簡潔にまとまってて有用だと感じた。

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著者プロフィール

日本女子大学教授。実験心理学が専門。

「2019年 『あたまがよくなる!1ねんせいシリーズ 既4巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹内龍人の作品

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