増補改訂 宇治抹茶問屋4代目が教える お抹茶のすべて 歴史、文化、生産、品種から味わい方まで
- 誠文堂新光社 (2019年5月10日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784416619865
作品紹介・あらすじ
■抹茶を知る、極め付きの一冊■
茶道に欠かせない抹茶は、いまや抹茶ラテをはじめとしたドリンクやアイスなどのスイーツにも広く使われ、
世界的にも「Matcha」として親しまれています。
一方で、「茶道の歴史」については多くの記録が残るものの、伝統文化を支えてきた抹茶(およびその原料となる碾茶)自体は、
“消えもの”として扱われ、生産や加工方法の歴史が記されることはほとんどありませんでした。
本書では、日本茶の中でも抹茶に特化して、現代的な抹茶の定義から、南北朝時代の伝来から連綿と続く歴史、
生産・加工法の展開、おいしい味わい方までを紹介します。
抹茶需要に衝撃を与えたハーゲンダッツショックやスターバックスショックといった近年の話題にもふれつつ、
抹茶の未来を展望します。
巻末には抹茶にまつわる専門用語をコンパクトにまとめた「抹茶用語事典」や約300年分の碾茶生産量の推移をまとめた一覧表を掲載。
日本茶好きや茶道・茶業関係者に向けて、京都宇治の抹茶問屋4代目が知る「抹茶のすべて」を詳しく解説します。
※本書は、2015年に発行された『宇治抹茶問屋4代目が教える お抹茶のすべて』に32ページ追加し、増補改訂したものです。
■目次抜粋
第1章 抹茶の基本
(抹茶の定義、全国の碾茶生産量の推移、ハーゲンダッツとスターバックス など)
第2章 抹茶ができるまで
(碾茶の栽培と製造、抹茶加工の道具、茶臼の歴史と抹茶の品質 など)
第3章 京都における抹茶の歴史と推移
(南北朝~室町時代、安土桃山時代、江戸時代、明治時代 など)
第4章 抹茶よもやま話
(入札、商社、抹茶と粉末茶の違い、茶歌舞伎の歴史、簡単な茶歌舞伎の遊び方)
第5章 抹茶をおいしくいただく
(抹茶のおいしい点て方、濃茶の練り方、冷抹茶の点て方、抹茶を使ったドリンク、抹茶を使ったスイーツ)
第6章 抹茶の成分と栄養素
資料編1 写真で見る抹茶の歴史
資料編2 碾茶生産量の推移
資料編3 抹茶用語事典
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感想・レビュー・書評
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前著の抹茶の研究が諸々暴露し過ぎて発禁になり、代わって中身をオブラートに包んだのが本書といった噂も耳にした本。柔らかい語り口でお茶屋さんの目で抹茶のいろんなことを教えてくれる。
そもそも抹茶とは何か、7000トンのうち2800トンが碾茶からできている、1996年のハーゲンダッツショックと2005年のスターバックスショック、抹茶の品種、覆い下栽培の様子、抹茶挽きや1時間当たり40グラム挽ける茶臼について、全国各地の生産量、抹茶の歴史とC豊抹、抹茶の美味しい飲み方と各種レシピなど。ずいずいずっころばしの歌の意も。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
抹茶の製造方法、成分などが書かれた本。
アイスクリームやお菓子に入っている抹茶が本来の抹茶ではないことに驚いた。
覆下栽培であるために、葉緑体増え、鮮やかな緑色になっていることに納得した。
抹茶についてざっとりかいできたので、また他の本も読んでみたい。 -
お抹茶の歴史や機械、製法、生産地域、入札、などが一般の人にも分かるように書かれています。後半部分にはお抹茶を使用したスイーツや用語辞典、点て方なとがコンパクトに盛り込まれている。個人的には碾茶の品種が興味深かった。
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待っていた改訂版。お抹茶について分かりやすく説明され、あちらこちらに、ああそうだったのかと納得できることも。
