マンガでわかるロンドン・ナショナル・ギャラリーの見かた 西洋絵画がもっと愉しくなる!
- 誠文堂新光社 (2020年4月11日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784416620021
作品紹介・あらすじ
イギリス美術の発展を目指し、みんなが絵画に触れられる機会を作ろうと市民が立ちあがり誕生した、ロンドン・ナショナル・ギャラリー。
「西洋絵画史を網羅する」ために集められた作品はもちろんどれもが傑作!
大英帝国のよき面影漂う館内には、世界の美術館が羨望し手本にするという質の高い絵画がずらり。
ダ・ヴィンチ《岩窟の聖母》、フェルメール《ヴァージナルの傍らに立つ若い女性》、ゴッホ《ひまわり》など、ルネサンスから20世紀まで2200点を超える名画がラインアップされています。
本書では、「絵画の何を観たらよいかわからない」「作品も画家も名前は知っているけれど詳しくない」「有名な作品数点だけ見て、あとは流し見していた」という方におすすめのロンドン・ナショナル・ギャラリー入門書です。
ロンドン・ナショナル・ギャラリーが誇る50点以上の作品を厳選し、その見かたや作者を解説します。
展示場所がわかる館内マップ、コラムの数々など、もっと美術館がおもしろくなるデータ類も大充実!!
マンガで楽しくわかりやすく、おもしろいことがぎゅっとつまった一冊。
名画の魅力を1つずつ解き明かしながら、味わいつくすコツをお教えします!
■目次
●ロンドン・ナショナル・ギャラリーって?
●ロンドン・ナショナル・ギャラリー マップ
第1章 セインズベリー館 1200~1500年の絵画
第2章 西翼ギャラリー 1500~1600年の絵画
第3章 北翼ギャラリー 1600~1700年の絵画
第4章 東翼ギャラリー 1700~1900年の絵画
第5章 東翼ギャラリー 1850年頃~1900年以降の絵画
おわりに
●キーワードがわかればもっとロンドン・ナショナル・ギャラリーがおもしろい 用語集
●時代と流れがわかればもっとロンドン・ナショナル・ギャラリーがおもしろい 西洋絵画年表
●実際に足を運べばもっとロンドン・ナショナル・ギャラリーがおもしろい ギャラリー メモ
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みんなの感想まとめ
美術館の魅力を存分に味わえる一冊です。ルネサンスから新印象派までの画家や作品をわかりやすく解説し、マンガを交えた楽しい構成で読み進められます。作品の背景や画家の生い立ちなども丁寧に説明されており、鑑賞...
感想・レビュー・書評
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この本で、おおよそルネサンスから新印象派辺りまでの画家を堪能することができる。見開き2ページで、画家の代表作の全体の解説と描かれた個々の人・物の詳細な説明がなされ、楽しいマンガが散らされた年表もある。時代背景の解説も怠りない。この美術館にはこの本に紹介された何倍もの画家やその作品が収納されていることだろう。全部見たいなら行くしかあるまい。ロンドンには他にも美術館は幾つかあるみたいだし、大英博物館もある。うはーという感じだね。
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東京で開催されているロンドン・ナショナル・ギャラリー展に行く前に読みました。作者や作品の特徴が書かれていてとてもわかりやすかった。
ムリーリョの「農民の少年」は、元々は少女を描いた作品と対だったのに、ある時期から分かれ分かれになってしまったことを知ってから観られたため、ああ、この少年の笑みの先には少女がいたんだな…と物語を想像しながら鑑賞できたり。
画家たちの生い立ちなども噛み砕いた言葉で簡潔に説明されていて印象に残りやすい&親しみを感じた。(ターナーのお母さんはとてもかんしゃく持ちで爆発的に怒る人であったそう。自然は安定的なものではない畏怖の対象として捉えて描いたのは、母親の影響が強かったからというのは衝撃的だった…!)。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー内の配置図なども載ってるので、行くときにも役に立ちそう。展覧会がとてもよかったので、本場にも行ってみたくなった。 -
イギリス旅行の時にナショナルギャラリーを訪れたけど、事前リサーチを怠っており、フェルメール・ダヴィンチ・ゴッホなどメジャー級を掻い摘まんで見る程度で、館内は迷うし色々と知識不足だったので本を手に取ってみた。
この前に読んでいた『各国史がわかるシリーズ 歴史が見えるイギリス図鑑』や、『ドゥルーズ入門 来るべき知への招待』ともちょこちょこ共通する内容があり、人の歴史の繋がりを実感してちょっと感動しました。
「美術」というカテゴリで別の物という訳では無く、絵画のこれまでの歴史の中で、画家同士の影響があっての流派の流れだけでなく、どこから依頼が出てどこに飾られる想定だったか、制約がなくなって題材の幅が広がったとか、これまでとは違って労働者にフォーカスする、とかそういう変化は、世界・人間の歴史と共にあったのだなと、しみじみ。
有名どころはそこそこ知っているつもりでしたが、流れや画家同士の影響、出身はあんまり知らない自分からは新鮮に広く浅く色んな画家と作品を知れる構成が良かったです。
PC文字だけでなく手書き文字とかイラストとかあって、校正が大変だったのか誤植?脱字とか、用語の不統一があったり少し本としてのクオリティで気になることがちょこちょこありました。
ボスの「茨の冠のキリスト」をこの本で初めて知り衝撃を受けました。
好みではないのですが、うつろな表情が怖くて怖くてかなり強く印象が残りました。
ギリシャ神話の話も面白かったです。バッカスとアリアドネ。
気になったので、本で書かれていない部分はGeminiに聞きました。身近な人だったら許せないけれど遠い存在の人たちのいざこざが生々しくて興味がわきます。
ロランとアングル、気になる。 -
706/タ/
著者プロフィール
有地京子の作品
