図解でよくわかる 根のきほん 根の種類、構造、機能から、品目ごとの特徴、樹種による違い、環境へのかかわりまで

  • 誠文堂新光社 (2024年10月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784416623091

作品紹介・あらすじ

「根っこ」に関する情報や知識は、土の中に根があることからも、一般の人々が意識したり調べたりすることはあまりありません。しかし、「根」は食や環境を根底から支える植物の重要な部位です。食と環境の重要性が改めて増している現在にあって、今までにない切り口でとして、「根」から世界を眺めてみる必要があるのではないかと根研究学会は考えました。本書は、植物の「根」に着目し、草本や木本植物・農作物の根について、根研究学会の会員が中心となり、各方面の専門家が詳しく執筆・解説・編集した書籍です。本書は、根の種類と共通構造、根の生物的な起源、植物による構造の違い、根の基本的な役割について、基本的な根の知識を身に付けることができます。また、根と文化や食を支える根、イネ科やイモ類・根菜類・果菜類・葉菜類・花き・果樹の品目ごとの根の特徴について解説しています。さらに、樹木種による根茎の違いについても解説していて、普段目にしない土の中の根の様子を知ることができます。そして、『環境を支える根』の章では、「根」をみつめなおし、減災や気候変動への有用性を説きし、最終章では「根の研究 最前線」について、宇宙と根・根と植物ホルモンなど、最新トピックスを掲載しています。植物の「根」に焦点をあてることで、自然環境や農業、造園などへの新しい視点を見つけることができるでしょう。また、根を知ることにより、土壌や肥料についても、より一層理解を深めることができるようになります。植物の「根」について、詳しく理解できるよう、解説した本です。

■目次
第1章 知っているようで知らない根
根の種類と共通構造/根の生物的な起源/分岐構造のきほん/根圏と根域/根毛/植物による構造の違い 草本/支持機能 草本・木本/養水分吸収機能 草本・木本/樹木再根 吸収根と輸送根/根と微生物…ほか

第2章 いろいろな植物の根の特徴
種ごとの特徴
イネ科:イネ 水稲と陸稲/ムギ/トウモロコシ
マメ科など:ダイズ・エダマメ/アズキ/緑肥作物・シバ
イモ類・根菜類など:ヤマノイモ/サツマイモ/ジャガイモ/サトイモ/レンコン・セリ/テンサイ/薬用植物と根
野菜(果菜類):トマト/キュウリ/ナス/スイカ/イチゴ/ピーマン・パプリカ
野菜(葉菜類など):レタス/ホウレンソウ/ネギ・タマネギ/ニンニク/キャベツ・ブロッコリー
花き:バラ/キク/トルコギキョウ
果樹:リンゴ/ミカン/ブドウ/ナシ/オウトウ
工芸作物:チャ・コーヒー
きのこ:マツタケ
樹種:クロマツ/カラマツ/スギ/ヒノキ/ケヤキ/ブナ/スダジイ/クスノキ/コナラ/ササ・タケ/マングローブ

第3章 環境を支える根
環境を支える樹木の根/気候変動と樹木の根/樹木と水の関係/土壌酸性化と樹木根/減災と根/放射能と根

第4章 根の研究 最前線
植物の機能を探る/植物の能力を上げる/見えない根を測る

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感想・レビュー・書評

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  • 3部構成になっている。
    第一に根の一般論。基本的事項のおさらい、最新の研究結果を誇張なく正確に第一線の研究者が記載。ここがすごく良い。品種ごとに根の張り方が違う、落葉ならぬ落根があり、周囲の土壌を豊かにしている、菌類との共生など。
    第二に具体的な品種ごとに根の説明、育てる上での注意点を根の観点から解説。
    第三にこれからの根の研究動向を俯瞰。

    いずれも今まで広く知られていなかった根に関するエトセトラ。植物を見る上での新たな視点を授かった。

    読了90分

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