ディノペディア Dinopedia 恐竜好きのためのイラスト大百科
- 誠文堂新光社 (2023年8月3日発売)
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感想 : 4件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784416623510
作品紹介・あらすじ
どこを開いてもタメになる! 明日からきっと使いたくなる恐竜用語が満載。
――小林快次(北海道大学総合博物館教授)
国際的に評価される恐竜オタクであるG.Masukawaさんと、ゆるゆる古生物イラストレーターのツク之助さんが最強タッグを組んで、まったく新しい恐竜百科事典が誕生しました。いまや恐竜は、ブームというよりひとつの文化といえるでしょう。SNS時代にあって、恐竜ファンの間では「新種発見」をはじめ最新研究が光の速さでシェアされるようになりました。一方で、ビジュアルを重視した図鑑こそ多く出版されていますが、研究プロセスやその移り変わりなどに注目が集まることはあまりありません。たとえば、「なぜ“草食”ではなく“植物食”と呼ぶのか」「いつから“ゴジラ立ち”(=尾を地面に着けた直立姿勢)で描かれなくなったのか」など、恐竜好きであれば知っておきたい科学知識は埋もれてしまっているのです。本書では、そうした「恐竜にまつわるあれこれ」をイラストを交えてわかりやすく読み解き、可能な限り最新研究までフォローしています。難易度別に章が分かれているので、読み終わる頃にはあなたも恐竜ハカセに!? 「もう一歩踏み込みたい」という想いに応える、恐竜学最前線へと迫る一冊です。
<目次>
▼Introduction
恐竜ってどんな動物?、恐竜の構造、恐竜の分類、恐竜の生きていた時代、恐竜はどうして絶滅した?、これは恐竜?、恐竜と一緒にいた生物、化石って何?、恐竜の化石はどうやってできる?…ほか
▼Chapter 1 マスター編
ティラノサウルス、トリケラトプス、メガロサウルス、イグアノドン、ハドロサウルス、カムイサウルス、マイアサウラ、アロサウルス、ステゴサウルス、ブラキオサウルス、デイノニクス、ヴェロキラプトル、プロトケラトプス、始祖鳥、翼竜、プテラノドン、ケツァルコアトルス、単弓類、ディメトロドン、哺乳類、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀、海成層、絶対年代、アンモナイト、イノセラムス…ほか
▼Chapter 2 ハカセ編
クリスタル・パレス(水晶宮)、恐竜ルネサンス、オルニトスケリダ、系統解析、機能形態学、タフォノミー、産状、ミイラ化石、関節する、格闘化石、ノジュール、ボーンベッド、ラガシュテッテン、パンゲア、ローラシア、モリソン層、テチス海、ゴンドワナ、ララミディア、西部内陸海路、アパラチア、ヘル・クリーク層、デカン・トラップ、琥珀、骨組織学、腹肋骨、鋸歯、アークトメタターサル…ほか
▼Chapter 3 番外編
AMNH 5027、スー、ナノティラヌス、ブロントサウルス、セイスモサウルス、マラアプニサウルス、化石ハンター、ベルニサール炭鉱、黄鉄鉱病、竜骨群集、百貨店、フィッシュ・ウィズイン・ア・フィッシュ、マウント、アニマトロニクス、ディノサウロイド、ゴジラ立ち、悪魔の足の爪、竜骨…ほか
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感想・レビュー・書評
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セイスモサウルス 1979年ニューメキシコ州で発見された。国立公園内に埋まっており、当初は全長52mの世界最大の新種恐竜と発表されたが発掘は難航。2002年に日本のイベントで復元骨格を展示する話になり、発掘と調査が進む。その過程で調査の間違いが多く指摘され、結局全長は32mと大幅にちぢみ、新種ではなくディプロドクスのただのシノニムだったことも判明246
恐竜時代はイネ科植物は存在しないとされてきたが、2005年インド(ゴンドワナ)白亜紀末期のティタノサウルスの糞化石から、イネ科のプラントオパールが発見された。さらに中国白亜紀前期のハドロサウルスの歯あたりからもイネ科プラントオパールが発見される。つまり白亜紀にはイネ科植物が存在していて恐竜の餌になっていた200
琥珀は本来不純物が無いものが高額とされてきた。しかし映画ジュラシックパークのヒットで琥珀中に虫が混入しているものの価値が急激に上がった。琥珀は産出地(ミャンマーなど)の人道問題になっている。琥珀内部に閉じ込めろれた生物異物は化石と比較にならない高い保存状態のため、貴重な研究材料である。しかし琥珀の高騰(特に内部不純物入り)、また人道倫理見地による購入否定などによって研究が妨げられている。199
オヴィラプトルの「卵泥棒」は冤罪だった。「プロトケラトプスの卵」を盗んでいたと思われていたが、その卵はオヴィラプトルの卵だった。それを鳥と同じように温めていた54
著者プロフィール
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