日々、うつわ。: 民藝のうつわのある、おいしい日常。

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 46
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416713167

作品紹介・あらすじ

近頃、「民藝」に対する興味が高まっています。手仕事のぬくもり、素朴性、そして作家のものとは違い、買い求めやすい価格も魅力です。そのなかでも、日々の暮らしでもっとも身近な「うつわ」は一番人気といえるでしょう。

そこで全国から14の陶磁器の産地をセレクトし、各窯の歴史やうつわの特徴などを詳細に解説しました。
また、うつわは料理を盛ってこそいきいきするもの。うつわのかたちや色にあった50点の料理を提案し、レシピも作成しました。料理本としても充実の一冊です。陶磁器のほかにも、ガラスや竹製の弁当箱も紹介しています。
写真が豊富で見ているだけでも楽しめる内容になっています。

「民藝とは?」「うつわとは?」といった、より理解を深めるための基礎知識や、旅行の際に便利な民藝の窯場の全国MAPなども用意。

民藝やうつわの基礎から、窯の歴史や各々のうつわの特徴、それらの使い方までを1冊の本の中におさめました。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の色々な産地のうつわを紹介する本。
    「益子焼」や「瀬戸焼」は聞いたことあっても、他はほとんど馴染みがない所だった。写真を見た限りでは、島根の「石見焼」「出西窯」、鳥取の「因州中井窯」が気になった。器自体の紹介よりも、それを使ったレシピの紹介にページを割かれている。レシピも「作ってみたい」と思うものが多く、楽しく眺めた。

    近畿・中国・九州に産地が多いのはなぜだろう。良い土が取れる土壌のせいなのかな?九州は朝鮮出兵の際に朝鮮から連れ帰った陶工が起源、というところが多いようだった。九州から日本を北上するように伝わったのかな?と想像したりした。

  • 私が気になっているのは、民藝だなと気づいた一冊。

    文章の重みが少なく、今読みたい本とは少し違った。

  • 全国から14の各窯を選び、その歴史やうつわの特徴などを詳細に解説。
    うつわのかたちや色にあった50点の料理を提案し、料理本としても充実の一冊。陶磁器のほかにも、ガラスや竹製の弁当箱も紹介しており、写真が豊富で見ているだけでも楽しめる内容。

  • 【春の選書会 テーマ:友達への贈り物】

    アリーへ

    焼物のお勉強、お疲れ様です。

    頑張りすぎて食事をおろそかにしていませんか?

    この本には地方の焼物の説明と共に、
    いろいろなレシピが載っているので、
    お勉強もいいですが、ごはんもしっかり
    食べて下さいね。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • うつわやインテリアの本は数あれど、どれも単品で描かれているものが多くて、きれいだな、とは思っても身近に欲しいとかこうわかりやすい本がなかなかなかったのだけど、この本はそれに合わせた料理と載っているのでかなり楽しく読めたしまた欲しくもなった(危険)
    うつわとは料理を載せてなんぼ、という著者にとても共感した。退屈しない本。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。日本文藝家協会会員。日本フィンランドデザイン協会理事。1972年生まれ。大阪府出身。関西学院大学卒業。株式会社アクタス勤務、デンマーク留学などを経て2007年独立。デザイン、インテリア、北欧、手仕事などのジャンルの執筆および講演、百貨店などの企画のプロデュースを中心に活動中。著書に『フィンランドを知るためのキーワード A to Z』(ネコ・パブリッシング)、『北欧とコーヒー』(青幻舎)、『北欧の日用品』(エクスナレッジ)、『北欧デザインの巨人たち あしあとをたどって。』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『ストーリーのある50の名作椅子案内』(スペースシャワーネットワーク)、『社会派化粧品』(キラジェンヌ)などがある。

「2019年 『北欧の絶景を旅する アイスランド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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