ゼロから理解する 水の基本

  • 誠文堂新光社 (2013年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784416713686

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  • ざっと一読。
    水の雑学が手に入ります。

  • “胎児の体水分率は90%、クラゲが95%程度だから、それに近い状態で羊水に浮かんでいる。新生児が80%、子供が70%、成人が60〜65%、老人が50%〜55%と、成長するにつれて体の水分量は減っていく”、“女性の水分の割合が少ないのは、男性より脂肪分が多いため。肥満体の人も同じ理由である。痩せた体の人の方が水分量が多いのは意外な印象を受けるが、これは脂肪より筋肉の方が水分を多く含むため”、不感蒸泄(私たちが感じない見えないうちに体から出ていく水分のこと)、涙は90%が水分でタンパク質を含むこと、“氷に圧力をかけると0℃より低い温度でも溶けて水になるということ”、カルキ臭の正体は大きく2つ(塩素そのものが水に含まれる「遊離残留塩素」と水中のアンモニアや有機性窒素加工物と反応してできた「結合残留塩素」で、においの原因は後者の影響が多い。)あること、下痢をしている時こそ大腸で水分の摂取が行われず水がどんどん体外に排出してしまうため水分を摂った方がいいいこと、水は飲むことの他に3種類「見る水(海)、聞く水(川のせせらぎなどのASMR)、食べる水(かき氷)」に分けれることを知った。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB13122522

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】517||Z【資料ID】91132725

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著者プロフィール

1948年生まれ。農学博士。東京農工大学大学院共生科学技術研究部教授。1972年東京大学農学部卒。農林省(行政職)、ドイツ留学、宇都宮大学農学部を経て現職。食料・農業・農村審議会、文化審議会、国土審議会、河川審議会等の専門委員、朝日農業賞中央審査委員(朝日新聞社)、NHK中央番組審議会委員、農村計画学会、農業土木学会等の理事、日本景観学会副会長などを歴任。著書に『水資源のソフトサイエンス』(鹿島出版会)、『よみがえれ水辺・里山・田園』(岩波書店)、『中山間地と多面的機能』(農林統計協会、共著)などがある。

「2013年 『ゼロから理解する 水の基本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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