和婚のヘッドドレス 生花でつくる花嫁の髪飾り

  • 誠文堂新光社 (2013年12月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784416713860

作品紹介・あらすじ

神社など和の空間に限らず、チャペルのある結婚式場やゲストハウスなど洋のシーンでも、白無垢や色打掛、引き振袖など和装を採り入れる花嫁が増えています。着物を採り入れたウェディングは「和婚」という名で定着していますが、ほとんどの花嫁が着物だけでなくドレスを着用することから、日本髪ではなく洋髪に生花をあしらい、さらにブーケを採り入れるパターンが定番スタイルになりつつあります。そんな「和婚」用の生花の髪飾り“ヘッドドレス”の事例を豊富に紹介し1冊にまとめたのが本書です。生花を用いた独創的な“ヘッドドレス”で話題を呼んでいる、花結い師TAKAYAの作例を美しい写真で紹介、コンセプトやテクニック、過去の作品の数々についても詳しく解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 帯文:”完璧と言っていいほどの、エレガントな美―桂由美” ”私の手から生まれるすべての花が、「花結い」です。―花結い師TAKAYA”

    CONTENTS:CHAPTER 1 WEDDING HEAD DRESS 10 STYLE、CHAPTER 2 MAKING OF HEAD DRESS~ヘッドドレスの作り方、CHAPTER 3 花結い師TAKAYA、花色見本、撮影協力(花材/衣裳)

  • 前半は「人間を使った花のオブジェ」みたいな作品集です。明らかに主役は花で、人間は花の台でしかない感じ。
    作品集の後半は作り方がついています。大胆ではあるけれど、花は人間の飾りになっています。斬新で素敵な髪飾り。街中じゃありえないけど、花嫁ならありだよね、という派手さ加減。
    最後にサブタイトル「花嫁の髪飾り」に矛盾する作品集がついています。それは男性のヘッドドレス?
    なぜ、裸の男性が頭に花を戴いているのか分かりませんが、つい凝視してしまいます。
    花って、芸術って、人間の考えることって、すごい。こんな出版物があり、それを図書館で見られる日本ってすごい国だと思います。

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著者プロフィール

http://takaya-hanayuishi.jp 2004年より京都を拠点に、人と花を結ぶ「花結い師」としての活動を開始。生花で独創的なヘッドドレスを制作し話題を呼ぶ。人に花と衣をまとい華に開花するパフォーマンス「花衣華(かいか)」を国内外で開催し、活動の場を広げる。2010年、YUMI KATSURA GRAND COLLECTIONにて花結いを行い、以降もコレクションを担当。イギリス最大手新聞であるデイリー・テレグラフ紙をはじめ、オランダの有名雑誌や新聞など、海外メディアからも注目を集めている。企業やブランドとのコラボレーションによる作品制作の一方で、自ら制作する作品においては、人と花から受けるインスピレーションの表現や、即興による花結いを行い、見る人の感性を動かす「美」を追求している。

「2013年 『和婚のヘッドドレス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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