脱ネット・スマホ中毒: 依存ケース別 SNS時代を生き抜く護身術!
- 誠文堂新光社 (2013年12月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416713891
作品紹介・あらすじ
LINEの書き込みが気になって眠れない、「既読無視」におびえる
オンラインゲームでは「神」だけど、日常生活がまともにできない
「アイテム課金」にいつの間にかウン十万円使っていた
フェイスブックで人のプライベートを追い続けてしまう
YouTubeやTwitterに無思慮にヤバい投稿をしてしまう
ネットのデマに踊らされる、極論に振り回される
出会い系やアダルトサイトに入り浸る ……など
スマホやタブレットの普及により、子供も大人も常時ネットの世界につながるようになり、こうした病的なネットの使い方をする人が急増! 街はスマホをいじる人であふれ、日本には数百万人のネット依存者がいるとも言われている。家族と過ごすリビングや、友達と会ってるときでさえ、スマホ画面とにらめっこ……それはもうネット依存、スマホ依存のはじまり? おもしろいからつい見ちゃう? LINEやFacebookをやってなければ仲間はずれになる? 確かにゲームや動画はおもしろいし、SNSは今や必須のコミュニケーションツールだけど、ひとつ間違うと、人の心と体をむしばみ、人生を狂わすこともある!
本書では、ネット世界で現実に起きている依存の実態を、ネット依存のアドバイザーとして活躍する著者がわかりやすく紹介。実際にあった相談をもとに、何がいけないのか、どうすれば依存を防げるのか、SNSやオンラインゲームなどで起きるさまざまなトラブルからどう身を守るのか、賢いネットやスマホとの付き合い方を考えていく。
依存におちいるきっかけや心理がわかるケース別マンガ、自分や家族の依存度をはかるチェックリスト、依存から脱けだすためのキーワードなど、「依存気味かも?」と感じている人から、家族や大切な人がネット依存で悩んでいる……という人まで参考になる「脱中毒」のヒントが詰まった1冊。
感想・レビュー・書評
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493.74||En
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私は非常にのめりこみやすいタイプなので、ネットには深入りしないように自分なりに心掛けてきました。
それでもたくさん失敗してきました―――たとえばサンシャイン牧場やりすぎて腕を傷めたりとか。
「私はほとんどネットやらないので大丈夫」という考えは危険です。
ここで言っても無駄かもしれないけど。
タイミングよく今日の朝日新聞に、私は林真理子さんの連載小説にはまっているのですが、こういうのがあったので抜粋します。
「彼女は自分の過去がバレないと思っていたんでしょうか」
「そうだと思いますよ。ふだん彼女は、ネットショッピングもあまりしないと言っていました。パソコンを使わない人って、ネットの怖ろしさを実感としてわからない。彼ら(掲示板に彼女の過去を書きこんだ連中)の執念や能力はすごいですよ。海の中の一粒の真珠を探すことも出来ます。まあ、真珠なんて言えるものは何一つないけれど」
だから自分がやらなくてもネットの勉強は必要なんです。
そして、大切な自分の子が「ネットという大海」にひとり進んでいく可能性は100%に近いのです。
親になる人は知っておかなければいけません。
漫画で紹介されていて、わかりやすい、この本はお薦めです! -
アダルト依存を研究するためにアダルトサイトを調べていた博士が逆に依存してしまって、アダルト依存を擁護する立場になったってのは笑ったwww ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのこと
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自分がたまに依存してるのか?と思う節があって気をつけようと借りてみました。
まあ、実生活の隙間でやるぶんには大丈夫ならよかった。
でも子どもにスマホ中毒になってほしくないから親もできるだけスマホ離れしようと思った。
子どもは小さくてもみてるからねーーー( ´ -ω- ` ) -
依存の事例は多く紹介されているが、脱する方法は詳しく書かれていない。
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ネット・スマホとどう付き合っていくか。
ネット社会の沼に浸かりすぎるとどうなるかがまとめられた一冊。
現実は確かに過酷な所もあれば不満もあるけどそればかりではなくて楽しいこともあるのではないかなと当たり前のことに気付かされた。 -
【最終レビュー】
ノンフィクション(=自分自身のノンフィクション)。図書館貸出。
昨日、読み終えましたが、別(日経WOMAN)の最終レビューを手始めに、昨夜まとめていました。
遠藤さんの各テーマに応じた
《適応度の高い「核心あるポイント」の「一つ一つ」》
全ページの内容そのものが
《ごもっともなこと!》
と言っているのと同じ。
=『ネットだろうが、リアルだろうが「全く関係なし!」』
HPの「好きな女性のタイプ欄」
で「記載」してることと〈ほとんど、全く同じ〉こと。
遠藤さんからも『[キッパリ、指摘]』されていました。
ラストに遠藤さんが書かれていた
《〈成熟した、大人利用〉が〈できること〉》
この一言。
改めて、自分自身にも、今、チェックされている方々、1人1人に対しての
《ネット利用の一番・重要な心がけ・》
として感じてもらえたら嬉しいです。
後は、印象に残った「キーワードの数々」を「挙げていきながら」レビューを終えることにします。
『「ネット依存」という「言葉」を「頭の片隅に置く」→[適度な距離感を持つ]』
『巻き込まれる「周囲の人」が辛い思いをしないようにする「術」を「身につけて欲しい」』
『親の「姿」を「子供はよく見ている」(略)社会に出て、一番困るのは「親本人」』
*依存しやすい人(抜粋)
(1)『やるべきことより「楽しいこと優先」』
(2)『目立ちたい「願望」』
(3)『暇な時間が「多い」=「することが、思いつかない」』
(4)『ネット以外の「関心事」がない=楽しいことが見つけられない』
『[使いこなす]か[振り回されるか]→〈活用〉と〈依存〉の「分かれ目」』
『〈自覚〉が〈大事!〉』
『情報の「過信・過剰摂取」の「判断」』
『現実社会の「上」に「自分がいることを、認識する」』
『セルフコントロールの[重要性]』
『[気付く=「希望」への「第一歩」]』
『自分の行動に「責任を持つ」』
『打ち込めること(ネット以外の「趣味、スポーツ、音楽等」)がある』
『周囲に流されず〈自分を持つ!〉』
『老若男女誰でも、ネット依存に陥る可能性があること』
『利用の[オン・オフ]を[はっきり]する』
『他人事とは思わないこと』
『リアルな生活との[バランス]』
『デジタルデトックス』
*ネット・ダイエット・メニューより
(1)『大事なものの「優先順位」をつける』
(2)『リアルを[疎かにしない]』
(3)『思い切り、体を動かす』
『「五感」を「使う・体験する」機会を「多くする」』
『一度、ネットに載ったものは「簡単には消えない」〈消えない記憶〉は〈恐ろしいもの〉』
『[目の前のすべきこと]を[優先]→ネットは「二の次」で「切り離す」』
『マナーをわきまえる』
『アナログシーンを大切にできる「人」であれ!』
□仮レビューで記載していたリンク集も改めて…
*マイナビ
http://woman.mynavi.jp/article/140420-22/view/2/
*GOOGIRL
http://googirl.jp/lifestyle/1406sns_detox528/
*オンライン人間のあなたが「デジタル・デトックス」をやるべき「8つの理由」
http://clockworkapple.me/?p=11900
*SNSをやらない人の理由「5つ」
http://appwoman.jp/archives/66826
〈はじめにより。引用〉
『振り回されるな、賢く使え!』 -
p.165依存回復のために『リア充』を目指す、p.166「ネットだけを『居場所』にしないこと」/犯罪や家庭崩壊につながらないような使用を勧めたいなぁ。
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これによると自分もヤバイ
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ネット中毒の相談を受け続けてきた著者が、実際の相談事例を元に解説した本。
幼児期の話から、小中学校、大学、社会人、親、中高年まで様々な事例が紹介されている。笑い事のようで、笑えない事例が多数。
特にモバイル端末が主流になってからは『ウェブ社会のゆくえ』によるところの「多孔化」にどう向き合うのか、という問題を避けて通ることは難しい。
本書の結論として「ネットから離れることでなく、ネットを本当の意味で使いこなす」ことが大切というメッセージは真っ当だと思う。 -
スマホとか使う人は読むべき!
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高校生のころにネット依存症で朝までネットをしている人がいるという話を情報の授業できき、その時の感想みたいなレポートに、「自分は遅くても3時には寝るようにしているのでネット依存症ではありません」と書いたら、「十分ネット依存症です」という返答が返ってきたことがあった自分。まあ自分の場合、次の日に学校があるときには遅くまでやることはなかったし、中毒ってほどでもなかったと思うのだけれども。
ゲーム機とWiMAXを使って迷子対策にしているという話にちょっと衝撃を受けた。母親はWiMAXの端末を持っておき、子どもはネットを使ったゲームをしていると母親から離れてしまうとゲームができなくなってしまうので母親から離れなくなるらしい。このアイデアはすごいと思った。良い行いとはいえないかもしれないけれども。
後笑ったのが、アダルト依存を研究していた博士がアダルト依存になった話。まあ、人間の三大欲求の一つだし仕方ないですね。 -
ネット依存・スマホ中毒が、家庭や職場、学校でどんな問題を引き起こすのか、について、リアルな事例をあげて、解説、チェックできる一冊。
はまりすぎないように、自分自身も気をつける、きっかけになりました。 -
街でスマホを持ってる人、見てれば大体予想はついていたけど、パソコンを含めて、ここまで中毒患者がいるとは…。
会話をせずそれぞれがスマホを見て喫茶店にいるカップル、
赤ちゃんが笑いかけているのに、スマホを見ている母親。
自分や家族も見かけた事あるけど、この本にも問題視されています。