大坊珈琲店

  • 誠文堂新光社 (2014年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784416714348

感想・レビュー・書評

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  • たたずまい、信念。美しいです。

  • 村上春樹さんとはランニングの話ばかりしたそうです。向田邦子さんとは、はじめ何をしている方か知らずに話していたと。

    青山にあった大坊珈琲店のマスター自らが書いたマニュアルと写真集。珈琲の作り方のみならず、店そのもの、空間のすべてをどの様に作り上げていったのか。頑固さと繊細さを持ち合わせた、あの一見無愛想なマスターは読書家なだけでなく、絵画、陶芸、そしてスポーツ好きだったんだ…。

    後半は、交流のあった多方面に渡る人々の懐かしい話や閉店を惜しむ言葉が。
    ある方は、カウンターでたまたま一緒になった人に、ガンダムXの第39話にある台詞を教えてもらったそうです。
    「(怪我をした兵士のケンカに医師が)ケガにゲリラも新連邦もなかろう。それより一杯どうかね。たいがいの事はコーヒーを飲む間に心の中で解決するものだ。」

    何度も通ったけれど、もっと何もかもをしっかり味わっておきたかったと読んでしみじみ。

  • 今はなき憧れの珈琲店。変わらないこと。続けること。いつでもそこに在るということ。

  • コーヒーはあまり飲まないのだけれど、1度お店に行ってみたかった…。残念なり。

  • 私は訪れたことがないこの喫茶店。熱心なファンがたくさんいて、それぞれがそれぞれの楽しみ方で足を運んでいたステキな場所だったことがよく伝わってきた。皆に惜しまれながらも閉店したとのことで、残念。

  • 大坊さんの珈琲への究極的な探求と、机、椅子、花、絵など大坊珈琲店を構成する全てのものへの思いを知れる。特に、大坊さんの絵や花への姿勢、捉え方はすごく魅力的に感じた。

    珈琲屋さんをしたいなら、珈琲をしたいなら、きっとこの本は読まなければいけないなと思う。

    大坊珈琲店の再オープンを願う。

  • やはり一度は訪れてみたかった。青山の大坊珈琲。数々の思い出が詰め込まれた作品。

  • 南青山にあった「大坊珈琲店」の珈琲と店のあり方を綴ったマニュアル、とのこと。

    いい店だったんだろうな。
    おそらく、わたしには敷居の高いような。

    2014年11月29日北摂アーカイブス講演会で展示されていた本。

  • 読み進めるにつれ、もっと早くコーヒーにハマればよかった、無念と…。
    行きたかったな。
    飲みたかったな。

  • 数回しか行ったことがないが皆に愛されていたことがよくわかる

  • 美味い珈琲が飲みたくなってきた、、、

    誠文堂新光社のPR(特設サイト)
    http://www.seibundo-shinkosha.net/pickup/daiboucoffee/

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著者プロフィール

■大坊 勝次(ダイボウ カツジ)
1949年岩手県盛岡生まれ。南青山にあった珈琲店「大坊珈琲店」店主。
1975年の開店以来、自家焙煎、ネルドリップというスタイルも内装も変えずに営んできたが、2013年12月にビルの取り壊しにより、惜しまれつつ閉店した。
その後も全国各地で手廻し焙煎やネルドリップのレクチャー、出張珈琲店を行っている。

「2019年 『大坊珈琲店のマニュアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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