和のビーズと観賞知識 ビーズバッグの意匠、制作技術、由来から着物との取り合わせまで

  • 誠文堂新光社 (2014年12月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784416714546

作品紹介・あらすじ

昭和30年代、40年代といういわゆる高度成長期になると、着物はふだんあまり着られず、「よそ行き」のときに着ることが多くなってきました。そのようなシーンでの着物は、友禅をはじめとする「やわらかい着物」が主でしたが、取り合わせて特に好まれたのがビーズバッグでした。当時のビーズバッグには輝き、きらめくビーズが、緻密に、色彩豊かに刺繍されており、今も私たちを魅了してやみません。
本書では、NPO法人京都古布保存会所有のビーズバッグ、ビーズの羽織紐、半襟、草履などを中心に「和のビーズ」約150点を、法人代表の似内惠子が紹介します。外国の方にもご覧いただけるよう、英語訳入りです。
また、昭和30年代、昭和40年代当時のビーズ・ビーズバッグ産業について、当時の着物や着物周りについても資料写真を用いて解説。さらに、「ビーズ」以前の「和玉」の世界や国外のビーズとの関わり、今日世界で活躍している人々についても紹介しています。奥深い「和のビーズ」の世界をお楽しみください。

感想・レビュー・書評

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  • 主に戦後、爆発的に流行ったらしい和装用のバーズバッグの
    コレクションのまとめです。
    最近はあまり流行らないようですが、いまだに現役でつくっておられる企業もあるようです。

    さすがにこの本のなかで紹介されている作品はとてもすばらしい。見ごたえあります。

    こういうバッグって、表の模様と、裏の模様が違うのです(裏の模様は簡略的になっている)。これは、名古屋帯の作り方からきているらしいです。

    それから、ビーズ生地の作り方、技法、材料もろもろ、日本刺繍のそれをそのまま踏襲されているようで、実際作成されているところも写真に残されています。私なぞには到底できない細かい作業です。

    平田袋物工芸
    http://www.cherir-shop.com/fs/formalbags/c/pbl

    ルミーはしもと(廃業)

    柏ビーズ
    https://kashiwabeads.co.jp/

    あと、材料としてのビーズを製造している企業もふたつ紹介されてあり、どちらも広島の企業だったので興味深く感じました。

    http://www.toho-beads.co.jp/profile/history.html
    トーホー株式会社

    https://www.miyuki-beads.co.jp/introductionz/index.html
    株式会社MIYUKI

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著者プロフィール

似内 惠子:京都生まれ、京都府在住。NPO法人京都古布保存会理事長・服飾研究家。2009年にNPO法人を設立し、着物や布の保存・修復・展示活動にたずさわる。京都府の支援のもと大原女、舞妓や宇治の茶摘み衣装など伝統衣装の調査を行う。著書『着物の文様とその見方』『夏着物の文様とその見方』『明治・大正のかわいい着物 モスリン』『和のビーズと鑑賞知識』(誠文堂新光社)。京都新聞に「なつかしのきもの」「あのころのきもの」を連載。

「2018年 『子どもの着物大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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