台湾かあさんの味とレシピ: 台所にお邪魔して、定番の魯肉飯から伝統食までつくってもらいました!
- 誠文堂新光社 (2016年11月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416716335
作品紹介・あらすじ
さまざまな美食で、旅人を惹き付ける台湾。
屋台、レストラン、夜市、外で食べる料理の数々もいいけれど、
台湾の人たちが家で食べている「家庭料理」はそれらの外食とちょっと違うのをご存知ですか?
たとえば、ざざっと炒めるだけの簡単なおかずや麺、昔ながらの保存食、
定番の魯肉飯だって家庭ごとに作り方や味が違うんです。
そんな、台湾の人たちが実際に食べている家庭料理を
料理上手なかあさんたちに作ってもらいました!
キーワードは「家族への愛情」と「それぞれのファミリーの背景」。
何代も台湾に住んでいる、正統派台湾っ子ファミリーの味。
比較的新しく中国からやって来た台湾人の家庭は、
台湾料理と中国料理のミクスチャーな味がいろいろな土地の風土を感じさせてくれる味。
元は厳しい山中に住んでいたため、保存食や独自の文化を持つ客家ファミリーの家庭の味。
実はベジタリアンパラダイスな台湾。
そんな台湾らしいベジタリアンファミリーの肉なし、けれども美味な創意工夫の味。
かあさんたちのレシピはかなり豪快なので、通常の料理レシピ本とは違います。
「これがウチ流なのよ」。
そう語るかあさんたちの愛情たっぷりな味をレシピから感じ、
自分流にアレンジして楽しんでもらえたらと思います。
そして、いろいろなかあさんと家庭を通して、その文化も感じて欲しい。
もっともっと台湾に近づくきっかけになって欲しい。
そうした思いを込めて作った本です。
感想・レビュー・書評
-
台湾料理は、中華料理の中でも日本人好みの様な気がします。お店でなく家庭で食べられている所謂(お袋の味)どれも美味しそうで色々作ってみたい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
台湾の6人のかあさんたちのおふくろの味を、
家族や生活の様子を交えながら、写真とレシピで紹介する。
・料理の前に・・・レシピ、火加減、道具、蒸しもの等の基本
・台北生まれの、働くかあさんの味 李かあさん
・受け継ぐルーツと手法、染みるかあさんの味 黄かあさん
・肉がなくてもすこぶる美味、
ベジタリアンな家庭の味 王かあさん
・縁ある土地の美食で紡ぐ、グルメかあさんの味 熊かあさん
・濃いめでガッツリ、伝統息づく客家の味 廖かあさん
・海辺の家の、ピュアな味 潘かあさん
・ ちょっと一息、豆知識
「台湾、台所あるある!」「魯肉飯いろいろ。」
・台湾「定番食材&調味料」ダイジェスト
・調味料、どこで買う?
・台北調味料トリップ、宿選択のポイント!
インデックス(種類別) インデックス(食材別)
台湾のかあさんたちの日常と生活、家族の様子を交え、
6人の料理上手なかあさんたちのおふくろの味を、
美味しそうなカラー写真とレシピで紹介。
首都・台北から近隣、客家の人が多く住む地域、海辺など、
住む場所も様々。生活も仕事も、家族構成も地域も様々。
でも、共通するのは料理上手。だから家族も笑顔全開。
料理を通じて受け継がれるのは、ルーツや故郷の味と手法。
大陸の福建や客家などのレシピも有り。
素食(全人口の15%弱がベジタリアン)の家もありました。
なので魯肉飯も素食バージョン有り。
電鍋バージョンも・・・あ、大同電鍋、欲しくなっちゃった。
手早く作れる日常の料理ですが、紅糟や米酒等の
独特の調味料や梅干菜等の漬物は、入手が大変かな?-
かおるひめさん
初めまして、こんばんは!
最近フォローさせていただきました〜。知らない面白そうな本がたくさんある本棚で、すごく興味深いで...かおるひめさん
初めまして、こんばんは!
最近フォローさせていただきました〜。知らない面白そうな本がたくさんある本棚で、すごく興味深いですー!
私は台湾も台湾料理も好きなのですよー。家でも作ってみたいけれど、日本のスーパーではなかなか手に入りにくい調味料もありそうですね。今度読んでみまーす♪2022/12/15 -
マリモさん、はじめまして(#^.^#)
図書館や書店の本棚で、興味を持った本を読むのを
楽しみにしています。この本は“かあさん”シリーズが
...マリモさん、はじめまして(#^.^#)
図書館や書店の本棚で、興味を持った本を読むのを
楽しみにしています。この本は“かあさん”シリーズが
愉しかったし、台湾も好きなので、満を持して
読みました。かあさんの話と味が美味しそうですよ~。2022/12/16
-
-
6人の台湾の母さんたちがご自慢の料理を披露してくれる。以前ベトナム編も読んだんだけど、それよりもより身近な感じ。ベトナム編のときは、レシピも載っているけど母さんたちの料理も見るたのしみで十分でつくりはしないだろうと思ったけど、台湾編はつくれるかも思わせる品々もあった。
どの母さんもたくましく毎日をポジティブに生きていそうで素敵。 -
韓国編と同様、レシピ本としてだけでなく、読み物としても面白いです。内地からの移住者など、台湾以外の味も少し入っています。レシピそのものは量が多かったり、日本で手に入りにくい食材が出てくるので、自分でアレンジできる上級者向けだと思います。
-
パラパラめくるだけでワクワクする。現地ではたのしみきれない気がするから、日本の本格台湾料理屋さんへ行きたい。
-
色んな背景の人達のレシピが見られるのは興味深い。
-
どのレシピも魅力的なのだが、ことごとく日本で手に入りにくい食材を使うので、再現できそうにないのが残念。
-
何度も諦めたけど、やっぱり大同電鍋欲しいよー。
魯肉飯のレシピが複数あって、好みの味を見つける楽しみも提供してくれている。
できる範囲ではじから作ってみるよ!