能面の見かた 日本伝統の名品がひと目でわかる (JAPONisme BOOK)

  • 誠文堂新光社 (2017年1月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784416716366

作品紹介・あらすじ

日本の伝統文化が世界中から注目されている。
日本が世界に誇る固有の伝統芸能である「能楽」の魅力は「動く彫刻」ともいわれる能面(おもて)に代表される。
初めて能に接する人の心をとらえる「能面」には、美しい女面や勇壮な男面など様々な種類があり、演者によって幽玄の世界に誘われる。

本書は「能面」の造形美を題材に全容をダイジェスト的に一冊にまとめた能面鑑賞の入門書。
優れた能面コレクション群を体系的に詳しく紹介しながら、能面鑑賞の参考となる能面の歴史と展開、美と造形の工夫・工作、
鑑賞のための基礎知識などを、写真やイラストを多用して分かりやく解説した能楽・能面ファン必須のグラフィカルな一冊。

■目次
序章
「ジャポニスムと日本の伝統文化」小林真理
能面への誘い/能面のルーツ 宇髙通成
代表的な能面の一覧


一章 能面の分類と種類
翁面/尉面/女面/男面/鬼面/仏面

二章 解説「能面入門」
翁面/尉面/女面/男面/鬼面/仏面

三章 狂言面
翁面/神仏面/人間面/鬼類面/動植物面

四章 図説「能面の見分けかた」
視る角度で表情が変わる小面
女面の見分けかた
男面の見分けかた
尉面の見分けかた
狂言面の見分けかた

五章 原木から面打ちの工程まで
面打ちの工程 
道具と技術 
「能楽堂のしくみと構造」 
能役者、能面作家の歩み 
演者と能面の裏側 
驚く先人達の技 

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感想・レビュー・書評

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  • 能楽師であり能面師である宇髙通成氏が監修しており、単に能面を豊富なビジュアルで紹介するだけでなく、表現の仕方や作り方、能面のルーツなどを教えてくれる。
    能面は日本オリジナルではなく、アジアにおける一連の仮面群が仏教の伝来とともに伝わって日本で熟成されたものだと。なこで中央アジアや南アジアからもその影響を受けている。
    代表的な能面として翁面、尉面、女面、男面、鬼面、仏面に分類し、さらに細かい種類についても解説。狂言面も面白い。
    能面は様々な表情に移動できるように中間の位置を探るとのことで、面あてで調整してうけを作り、傾けると憂いに、上げると嬉しい表情になったりする。申楽草創期は演者が自ら面を打って優れた作品を残しており、表現を熟知していた演者だからこそ傑作が生まれた。

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著者プロフィール

宇高 通成:シテ方金剛流能楽師。1947年生。重要無形文化財総合指定保特者。

「2017年 『能面の見かた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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