うちの鳥の老いじたく: ~小鳥から大型インコまで~さいごの日まで幸せに暮らすための提案

著者 :
  • 誠文堂新光社
4.12
  • (6)
  • (7)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 88
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416717394

作品紹介・あらすじ

愛鳥に最後の日まで幸せに暮らしてもらうために、健康に長生きしてもらうために、飼い主が知っておきたいこと。
うちの子、歳をとってきかたかな? と感じたときの手引書として、
また健康に幸せに長生きしてほしいと考えるすべての鳥飼いさんに読んでほしい一冊です。

飼い主の意識の向上や医療技術の発達で、長生きする鳥も増えてきています。
高齢の鳥には、高齢なりの世話が必要です。
メンタルケアも、若いときとは異なるものが必要になるほか、高齢の鳥に発症しやすい病気もあります。
こうしたことに注意をすることで、もっと長生きしてもらうことも可能になります。
鳥の老いのサインなどを理解し、後悔しない鳥との一生のつきあい方を考えてみましょう。
そうすることで鳥も飼い主も共に幸せに暮らしていくことができるはずです。

文鳥などの小鳥から、大型インコやオウムまで、すべての鳥飼いさんに捧げます。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ウチの小桜インコ、もうかれこれ飼い始めて18年近くになるので、老鳥の部類なんだけど、、最近になりいよいよ動きが鈍くなり、で、ウチの嫁さんは、そんなインコの姿を見て毎日泣くわで、なんか老鳥の扱い方の本がないかと探したらこの本に巡り合いました。
    素晴らしい内容でした.老鳥に対する接し方、我々飼い主の心の支えにもなりました。感謝でいっぱいです.

  •  ペットの小鳥の「老い」について、どういう状態になるのか、どう進んでいくのかや対応策が書かれている本。柔らかいタッチのイラストが添えられており、可愛らしい。いずれは老いてしまう小鳥のために、心構えを行う助けになる。

  • 我が家のセキセイは今年で12歳。かなりの老鳥なので読んでみました。つがいのメスが亡くなって2年、がんばって生きてます。インコの繊細さと感情の豊かさをたくさんの人に知ってもらいたい。

  • 今まで見送ってきた鳥たちに対し、もっとできたことがあったのではと思いながら読了。鳥類は他のエキゾチックアニマルに比べればペットにしやすいと思うが、やはり勉強が必要だったんだなと反省。最後の看取りの章では涙せざるを得ない。

  • 鳥を飼っていた事があり、また鳥を飼いたいと思うことがあるこの頃。
    小さな命を大切にしたいから、鳥の老いについて真剣に考えるチャンスでした。

  • 鳥の老化はどんなところに現れるか。ケージをどう工夫したら良いか,食欲が落ちたときの対策は,温度管理に良い方法は。長く鳥を飼っている人なら半分はおさらいのような話も多いが,おさらいも含めて一度読んでおくと良い本。
    換羽の始まりの日や期間をメモしておく。換羽は肝臓によってコントロールされているので,羽毛の劣化は肝機能の劣化。鳥にとって一番酷使されている臓器は肝臓とのこと。

  • タイトルまんま、老鳥へのケアと心構えいろいろ。
    ゆるふわイラストもかわいい。

    知らなかったところ
    ・鳥に痴呆はない(らしい)
    羨ましい!犬の無駄吠えとか大変と聞くのでちょっとほっとする。耳も最後までいいらしい。
    ・青年期が長い(人間比)
    サイヤ人みたい。元気な期間が長いのはいいことだ。

    取り入れようと思ったところ
    ・歳を取ると弱くなるのでストレスを減らすよう努力する。でも1羽飼いで日中何時間かは1人にしてしまう。今から後輩を入れたりできないので本当に申し訳なく思う。
    ・今まで以上に声を掛ける。しかしウトウトしてて「うっせーなぁ」な顔をされる時って黙った方がいいんだろうか。

    まだ今は年の割にピンピンしてるけど、最後の看取りの章で泣きかけ。看病は何度しても辛いし、別れも何度しても辛い。
    うちのもいつか旅立ってしまう日まで、うんと愛を注いで福々させてやりたいと思った。

  • 最近よくみかけるペットの看取りの本。
    鳥のものは初めて見たので参考になりました。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

作家。サイエンス・ライター。鳥を中心に、歴史と科学の両面から人間と動物の関係をルポルタージュするほか、先端の科学・技術を紹介する記事も執筆。おもな著作に、『鳥を識る』(春秋社)、『鳥が好きすぎて、すみません』『うちの鳥の老いじたく』(誠文堂新光社)、『知っているようで知らない鳥の話』『鳥の脳力を探る』『身近な鳥のふしぎ』『江戸時代に描かれた鳥たち』(SBクリエイティブ)、『身近な鳥のすごい辞典』『インコのひみつ』(イースト・プレス)、『大江戸飼い鳥草紙』(吉川弘文館)などがある。
日本鳥学会、ヒトと動物の関係学会、生き物文化誌学会ほか所属。

「2023年 『鳥を読む 文化鳥類学のススメ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

細川博昭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×