小説 恐怖新聞 (APeS Novels)

  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 42
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416719251

作品紹介・あらすじ

株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS NOVELS】がいよいよ始動!!
そのスタートラインナップは、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、
輝かしい歴史を彩った名作コミック『恐怖新聞』のノベライズです!!

「平成」の時代、日本では数多くのホラー映画が制作され、「Jホラー」と呼ばれたそれらは大きなブームを巻き起こしました。
そのさらに20年以上前、「昭和」の時代にもUFOや超能力、そして心霊現象など、
やはり人々の「不可解なものへの畏怖」を刺激するエンタテインメント、「オカルトブーム」がありました。
その、2度の「恐怖」ブームのどちらにも深く関わりを持つ作品が、つのだじろう氏の傑作オカルトホラーコミック『恐怖新聞』です。
「オカルトブーム」ではその中核を成すコミック作品として人気を博し、
「Jホラーブーム」では原案・原作として『予言』のタイトルで映画が制作されました。

そして始まったこの「令和」の時代に、『恐怖新聞』が小説として新たな命を吹き込まれます。
執筆には、流麗な文体でグロテスクな恐怖を描く数々のホラー小説で人気を博す大石圭氏を迎え、
死を予言する異様な新聞に、不運にも魅入られてしまった美しき女子大生の体験する恐怖として、
再構築された『恐怖新聞』の世界。
新しい時代の最初の「恐怖」を、あなたにお届けいたします。

感想・レビュー・書評

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  • あの有名な作品をオリジナル小説化。といっても、原典は読んでいなくてあまりよく知らないのですが。それでもホラー好きなら楽しんで読める作品です。
    強制的に届けられ、読むたびに寿命が100日縮む「恐怖新聞」に取り憑かれてしまった美人女子大生。彼女の身の回りで次々に起こる不幸、そしてどんどん縮んでいく(らしい)彼女の寿命。それまで当たり前のように享受できていた幸せがあっけないほど脆く崩れてしまう、というなんとも悲しい物語です。でも悪いのは新聞じゃなくて、それを届ける悪霊の方だったのか……。この悪霊の怨念と憎悪がもう半端なくって、ぞくぞくしました。霊能者との戦いのシーンも圧巻。
    ヒロインの運命やいかに、というサスペンス感も読み心地として重要ですが。読み終えた後に感じたのは、不思議なほどの安息感でした。たしかに死は恐ろしいものであるという認識があるけれど、いずれは訪れるものなんだよなあ。そう思うと、生にしがみつくよりはいかに今を生きるか、に重点を置くべきなのでしょう。ただし、そうわかっていても割り切れるかどうかは別問題なのだけれど。

  • ええー…
    まぁ、本家らしいのかな?
    けど悪霊の本名が、ださい…

  • 美少女を羨む憑依霊、この組立ては原作だったらありそう。しかし、せっかくの現代小説版なので、もう少しリアリティある設定で良かったのでは。桜子チビリ過ぎ。

  • 高層マンションに住んでる女子大生が主人公ということで、ちょっとどうかなと不安だったけど、意外と違和感がなかった。原作の力もあるのかもしれないけど、けっこう面白かったです。

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著者プロフィール

つのだじろう

1936(昭和11年)、東京・上野に生まれる。都立青山高校卒業後、1955年『新桃太郎』でデビュー。少年・少女誌を舞台に『ルミちゃん教室』(58年)などを連載する。61年『ばら色の海』により第2回講談社児童漫画賞を受賞。この間〈新漫画党〉に所属する。64年『ブラック団』を皮切りに新しいギャグの世界へ進み、『グリグリ』『怪虫カブトン』などを発表。73年には『恐怖新聞』『うしろの百太郎』でオカルトブームを巻きおこし、オカルト漫画の第一人者と称される。主な作品に『おれの太陽』『忍者あわて丸』『女シリーズ』『空手バカ一代』『亡霊学校』『泣くな!十円』『5五の龍』『メギドの火』『魔子』『銀座花族』『学園七不思議』などがある。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典32 怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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