パリの歴史散歩ノート 2000年の歴史と美食を旅する7日間
- 誠文堂新光社 (2024年4月8日発売)
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感想 : 5件
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Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784416723449
作品紹介・あらすじ
おいしいものを食べながら、パリに残る歴史をたどる7つのコース
紀元前にセーヌ川の中州、シテ島に生まれたパリは2000年の時を経て、その範囲を少しずつ拡大してきました。本書ではパリの歴史を7つの時代に分けて、ルートつきの地図と効率的なタイムスケジュールで各時代を1日で巡るプランを提案しています。
たとえば、中世のプランでは当時の暮らしを伝えるクリュニー中世美術館や百年戦争でフランス軍を救ったジャンヌ・ダルクの騎馬像などを、革命のプランではフランス革命の契機となったバスティーユ襲撃の舞台や断頭台が置かれたコンコルド広場などを訪ねます。
朝から夕方まで各時代の遺跡や名所を巡るプランには、朝食、ランチ、夕食などにおすすめの飲食店も掲載。歴史とともにパリの美食も楽しめる一冊です。
*本書は2016年に六耀社から刊行された『パリの歴史探訪ノート』に「現代のパリ」という章を加え、再編集したものです。「現代のパリ」では、戦後、文化・芸術の国としてフランスの大統領たちがパリに造らせた文化的建造物や、2000年代に財界やモード界の重鎮たちが建てた美術館などを紹介します。
■目次
1日目・古代のパリ:[紀元前1~5世紀]パリの始まりの地、シテ島から出発
2日目・中世のパリ:[5世紀~1453年]中世の暮らしとジャンヌ・ダルクがいた頃を歩く
3日目・ルネサンスのパリ:[1453~1610年]イタリアの賜物、ルネサンス美を鑑賞する
4日目・近世のパリ:[1610~1789年]絶対王政のもとで造られた最も華やかなパリを求めて
5日目・革命のパリ:[1789~1799年]フランス革命の足跡を体感する
6日目・近代のパリ:[1799~1870年]ふたりのナポレオンによるパリの変貌
7日目・世紀末のパリ:[1870~1945年]パリ万博と共に建てられたエレメントを巡る
現代のパリ:[1945年~現代]文化・芸術の国フランスの首都としての歩み
コラム・パリの歴史物語
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本書のコースをより楽しむために
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感想・レビュー・書評
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さらっと眺めて終わりかな、と思いつつも、どうしても気になって購入した本でしたが、なかなか面白い本でした!
パリの歴史を、古代から現代まで7日間にわたって散歩しながら知っていけるようになっている本書。建造物だけでなく、朝食、ランチ、ディナーにおススメのお店が記載されているのもよかったです。
日本はおろか(恥)、パリの歴史なんて、全然知らない私ですが、わからないなりにも順を追って読んでいくと、歴史っておもしろいな~とか、パリはこうやって美しい街になっていったのか~などと一丁前に思うことができました。
また折を見て、地図とにらめっこしながら読んだり、気になった歴史のことを深堀しながら読んで、いつか行くパリ旅行の参考にしたいです。
以前、韓国や中国に旅行に行った時に、わりと新しいガイドブックを持って行ったにも関わらず、目星をつけていたレストランやお店がこれでもかというくらいなくなっていた(おそらく再開発などの理由で)ことがありました。この本に載っているレストランはいつか私が行くときにもずっとパリに存在してほしいな~と思いました。
もともとヨーロッパが好きなのですが、歳をとるにつれてパリが気になるのが自分でも不思議です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フランスの歴史を紐解きながら、パリをお散歩‥楽しい。
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パリの歴史を7時代に分け、各時代を1日でまわるコースを目安時間付きで案内。
朝食、ランチ、ティータイム、ディナーのお店も紹介されていました♪
1週間パリへ行ける機会があれば、参考にしたい本です。
森田けいこの作品
