フェイクドキュメンタリーの教科書: リアリティのある“嘘"を描く映画表現 その歴史と撮影テクニック

著者 :
  • 誠文堂新光社
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本棚登録 : 53
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416815038

作品紹介・あらすじ

いまホラー映画界で最も熱い支持を受ける鬼才、白石晃士が明かす「フェイクドキュメンタリー」の作り方。

架空の人物や事件といったフィクションを“ドキュメンタリータッチ”で描く「フェイクドキュメンタリー」。
アイデアさえあれば低予算であってもヒットを狙える、若手作家の登竜門としても現在は知られ、多くの作品が制作され続けています。
本書では、この映像手法・ジャンルにおける第一人者である著者が、本テーマについて徹底解説。
自身の監督作を例として挙げながら、撮影テクニックや演出方法、創作論などを語り尽くします。
また、これまで書籍としてまとめて語られることのなかった、本ジャンルの歴史や分類についても詳述。
フェイクドキュメンタリー映画ガイド、入門書としても最適。
新しい時代の映像表現として、これからさらに盛り上がりを見せるであろう「フェイクドキュメンタリーの世界」。
映画監督を目指す方の創作のヒントにもなる一冊です。

★★購入特典★★
白石監督撮り下ろし短編作品『白石晃士の世界征服宣言』(DVD)付き!

感想・レビュー・書評

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  • 白石監督ファンなら大満足の一冊。白石監督の初監督作品である『暴力人間』に始まり、国内外のフェイクドキュメンタリー作品にも言及しながら監督の活動
    遍歴を追っていく。各作品の裏話もあったりと盛りだくさん。
    読んでて感じたのは白石監督の映画製作に対する並々ならぬこだわり。『コワすぎ!』シリーズを見ているときにも感じたけど、この人はとにかく観客を楽しませることだけを追求しているんだな。内容的にも流通的にもなかなかメジャーにはなりにくいけど本当にたくさんの人に見て欲しい。
    この人の作品って「ホラー」である前に「エンタメテイメント」なんだよね。細かいところまでこだわって妥協しない姿勢があるからこその面白さなんだとわかった。
    この前公開された貞子vsかやこも監督のメジャータイトル進出としてはかなり上々の滑り出しみたいだし、ほんと、この先も追いかけていくのが楽しみでならない。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784416815038

  •  フェイクドキュメンタリーが好きなので、その第一人者の著者の解説が読めて嬉しい。フェイクドキュメンタリーにも色々な種類があることも分かったし、撮影の苦労も具体的にわかって興味深かった。著者の作品の宣伝の面もあるけど、時間、予算、場所を言い訳にせず、その限られた制約の中でアイディアを出して作品を仕上げるという姿勢は、他の職業にも通じるものがあると思う。付属のDVDも見ごたえがあった。
     

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プロフィール

白石 晃士:映画監督。1973年生まれ、福岡県出身。石井聰亙『水の中の八月』(1995年)に制作進行として参加した後、自主制作作品『暴力人間』(1997年/共同監督:笠井暁大)を完成させ、ひろしま映像展’98で企画脚本賞・撮影賞を受賞。翌年、『風は吹くだろう』(1998年/共同監督:近藤太)がぴあフィルムフェスティバル’99準グランプリを受賞する。2000年に矢口史靖に抜擢され『ウォーターボーイズ』のメイキング監督をつとめ、2005年『ノロイ』で劇場作品デビュー。以降、フェイクドキュメンタリーの手法を使った作風が評価され、2012年からリリースを開始したオリジナルビデオシリーズ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』では、ホラー映画ファンを中心に大きく話題を集めた。ほか劇場公開監督作として、『オカルト』(2008年)、『タカダワタル的ゼロ』(2009年)、『シロメ』(2010年)、『超・悪人』(2011年)、『カルト』(2013年)、『殺人ワークショップ』(2014年)、韓国との合作『ある優しき殺人者の記録』(2014年)などがある。

「2016年 『フェイクドキュメンタリーの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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