おとな二人の午後 異邦人対談

  • 世界文化社 (2000年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (420ページ) / ISBN・EAN: 9784418005093

感想・レビュー・書評

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  • 五木寛之さん(1932年生まれ)と塩野七生さん(1937年生まれ、伊で30年以上生活)のローマでの対談です。「おとな二人の午後」、粋なタイトルです。2000.6発行ですから、お二人とも60代の時の対談です。服・靴・バッグなどおしゃれの話、古代ローマ、ワイン、車、芸術、宗教、文学・・・、お二人の話は尽きません。健康法は五木さんの独壇場でしたw。手の指先、足の指先、頭皮など辺境を大切にと。お二人とも、年齢とともに精神的にも外観的にもきちんとしなくてはと。若い時よりはるかに。心します!

  • この二人だから良いんです。
    五木寛之の小節を読みふけっていた20代、エレガントな女性と憧れた塩野七生
    あぁ〜 大人な時間が流れてる
    こういうエッセイ?好きです。

    五木寛之氏が言ってた「免疫」が自己を決定するってところがもの凄く興味を持って読んだ。
    脳は免疫を否定出来ないが、免疫は脳を否定するってところ//
    小説も好きだけれどこういうのも好きです
    ストレートに人となりが分かってその奥深いところ迄感じられることも楽しみの一つです
    五木寛之 塩野七生 両氏
    本当に素敵です。

  • 二人ともおしゃれで、大人~

  • 「大人になるんだから貴方もこういう本を読みなさい」と、高校時代の部活の顧問に渡されはや○年・・・
    やっと読みました。

    大人になった気分です。
    お二人ともとってもセレブw

    ただ、大学に入っても、社会人になってからもなんとなく読み進めなかったのが、イタリア旅行後手に取ると続きが気になって仕方なかった。単純ですね。

    もう10年以上前に語られたことだけど、今読んでもとても新鮮。
    まだまだ私には早い「大人の世界」。

    同じ土俵で物事を見られる日は、果たしてくるのやら・・・

  • 実際に売れている大御所作家の生活感がよくわかる本。僕には遠い話であった。とはいっても流石のお二人。現代日本についての分析などは的確で勉強になった。ちょっとしたウンチクも面白い。

  • おしゃれな話。

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著者プロフィール

1932年、福岡県生まれ。作家。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引き揚げる。52年に上京し、早稲田大学文学部ロシア文学科入学。57年中退後、編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞受賞。ほかの代表作に『風の王国』『大河の一滴』『蓮如』『百寺巡礼』『生きるヒント』『折れない言葉』などがある。2022年より日本藝術院会員。

「2023年 『新・地図のない旅 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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