豆炭とパソコン: 80代からのインターネット入門

著者 :
  • 世界文化社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418005208

作品紹介・あらすじ

超人気WEBサイト『ほぼ日刊イトイ新聞』の大好評連載。80代からのインターネット入門に、書き下ろしを加え、待望の単行本化!生きる勇気と元気が湧いてくる本です。

感想・レビュー・書評

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  • 2000年の本だから今読むと内容的には古くなっているけど それはそれで懐かしいPC技術的部分がありながら、実は習う側の人達の言動や考え方 姿勢にこそ意味深いものがある。第一80才の母親にパソコン送り付けてその成長具合をネットで広く共有しようとする糸井重里さんの仕掛けが彼らしい 笑。

  • 『誤解なんだよ。こんなにめんどくさがりで、こんなに機械音痴で、出不精で、涙もろくて、枝豆が好きだってのにさ。』
    枝豆が好き... は関係なくないか?笑
    ほんわかとした語り口調が読みやすい。

    80歳のミーちゃんのように心豊かに生きるコツは、いつでも目の前にエサをぶら下げて(欲望をもって)おくこと、らしい。素敵だな(*´σー`)

    教える、教わるということはどちらも大変だ。
    特に私自身、教えるということの難しさを痛感している毎日だ。教えるほうも教わるほうも、お互いがお互いに心を配り(相手の気持ちに寄り添って)、良い関係を築くことが大切だと思う。

    Q.どうして勉強するの?教わるの?
    A.まわりの人が困ったときに、自分が学んでいれば「よーし任せとけ!」と言えるかもしれない。その方がHAPPYだ。格好いい
    だから、なにかしらの力を身につけておいたほうがいい。それがなにかは、自分で見つけよう。
    ↑もし自分に子供ができたら言ってあげたいので、メモメモ(笑)

    『相変らず何を食べても美味しくて3食とも待ちどうしいくらい。なんと幸せなんでしょう』
    5章の「ミーちゃんの日記」は読んでいてすごくわくわくする。これからの自分の暮らしまで、キラキラと輝いてみえてくる。

    この本には、これからの生き方のヒントがいっぱいつまっています。

  • パソコンを題材にした生き方の指南書だとおもいます。

    ただし、指南されたからって、できるわけじゃないので
    おちゃめに気持ちよくすごせてれば、いいのかなっと
    ほわっと思いました。

    おすすめです。

  • 糸井重里にパソコンを送りつけられた母親がネットで応募してきた先生に教えられながらパソコンを勉強していく話.
    と言うよりは、この80歳の母親「ミーちゃん」とその周辺の人達の人柄、生きる姿勢、エネルギーというものが奇跡のように明るいのだ.
    パソコン上達物語ではなく、生きることを楽しんでいる人たちの話です.

  • この本はただのパソコン教本ではありません。
    じょうずな教え方・教わり方、そして楽しく生活する方法が書かれています。
    その上、題名に“パソコン”と書いてあるのに「パソコンはいらないのかもしれない」と書いてあるおかしな本です。
    とにかく、一度読んでみて下さい。

  • 今でこそ当たり前に毎日使っているパソコンであり、インターネット。でも、私にだって1番最初にキーボード、マウスに触れた時があったはずなのに、その時の感動や感激をすっかり忘れてしまっている。
    あの中学生の時の感動を思い出す事も出来た。

    しかし、本当にみーちゃんはスーパーおばあちゃんだと思う。
    それは、80代にしてパソコンに触れるという事ではなく、
    当たり前のように「宝箱」をちゃんと持っている事だと思う。

    私も立場的に(?)パソコンや最近はスマートフォンの使い方を人に
    教える事も増えてきているけど、何事においても何かを誰かに
    教える時は、自分自身も日々勉強と思うようにしたいもの。

    もう10年以上の前の本ですが、元気をもらえる1冊でした。

  • これもほぼ日。
    PCって本当は年老いた人にこそ優しいツールなんだけど、覚えるのは難しい。
    覚えなきゃいけないから頑張って努力するんじゃなくて、新しい知識にわくわくしながら触る・遊ぶ様子が楽しい。

    「母と子の」みたいなタイトル案を出してだめだしを食らったという担当の人の話が好きだ。

  • お年寄り向けというよりは、その子供(十分年寄りだが)向け。
    ただし、80歳の親がいるということは、50代が中心かもしれない。

    80歳代の母親にパソコンを使ってもらう話。iMACというのがみそみたい。
    アイコンにマウスカーソルの矢印が重なっていたりすると見つかりにくい
    画面上のゴミ箱。ゴミが入ると蓋が開いたままになる。

    質問を20個以上書き留めておくお年寄りの話がある。
    若者に爪の垢でも煎じて飲ませたい。

  • 初期のほぼ日ブックス

  • 糸井さんのお母さん、みっちゃんの好奇心旺盛ぶりと毎日楽しく過ごしている様がありありと伝わってきました。素敵なおばあちゃん像。

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著者プロフィール

1948年群馬県生まれ。株式会社ほぼ日代表取締役社長。71年にコピーライターとしてデビュー。「不思議、大好き。」「おいしい生活。」などの広告で一躍有名に。また、作詞、文筆、ゲーム制作など幅広い分野で活躍。98年にウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を立ち上げてからは、同サイトでの活動に全力を傾けている。近著に『かならず先に好きになるどうぶつ。』『みっつめのボールのようなことば。』『他人だったのに。』(ほぼ日)などがある。聞き手・川島蓉子さんによる『すいません、ほぼ日の経営。』(日経BP)では「ほぼ日」の経営について明かしている。

「2020年 『いつか来る死』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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