皇居 吹上御苑の生き物

  • 世界文化社 (2001年4月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (252ページ) / ISBN・EAN: 9784418013036

感想・レビュー・書評

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  • 大変面白かった。
    1996年から1999年に、
    皇居500年の歴史ではじめて行われた、本格的な生物調査
    皇居の森に、動物3638種、植物1366種が記録された。
    新種や絶滅危惧種が発見されている。
    維管束植物、菌類、苔類藻類及び地衣類、不完全変態昆虫、
    双翅目及び膜翅目昆虫、脈翅目毛翅目及び鱗翅目昆虫、
    鞘翅目及び土壌動物、その他動物の8班に分かれて調査されている。
    鳥類では、紀宮様(当時)のカワセミの章が目を引く。
    江戸城当時の土塁を利用したカワセミ用営巣地が用意されたところなど
    大変参考になる。カワセミは公園利用者を誘引する鳥でもあるので、
    各地でこの営巣用の土塁壁を作成することを考えてもいいのではないだろうか。
    皇族方の鳥類への関心の高さが伺えて、大変すばらしい。
    古本屋で200円だったが、
    安さが申し訳なくなる良い本だった。

  • 「皇居・吹上御苑」行ってみたい!
    2016/5/4 吹上御苑の自然観察会に参加しました。
    講師は、植物・地衣類、昆虫・蛾、昆虫・甲虫の先生方。
    解説を聞きながら園内を歩きます。
    昨日の大雨が上がってサツキ晴れ、新緑の香りにむせ返るよう。
    蝶が飛び、野鳥が歌い、綿毛も舞う、
    すてきな時間と空間を楽しみました。

    読み始めた時は興味がなかった分野も、5/4の自然観察の後では面白く読めました。
    観察会では取り上げられなかった野鳥のところでは カラスとオオタカ、カモたちの変遷が興味深かった。

    本書がかかれた調査が行われてから10年以上たちます。
    研究結果は、以下を調べればわかるでしょうが、
     本書のようなわかりやく面白い一般向けの続編(最新版)をぜひ読みたいものです!

    更に新しい情報は?

     URLはこちら http://www.kunaicho.go.jp/event/kansatsukai/kahaku-chosa.html 『国立科学博物館による皇居の生物相調査について 』 : (宮内庁)
     → URLはこちら https://www.kahaku.go.jp/procedure/press/pdf/209427.pdf 『PDF 「皇居の生物相調査(第 II 期)」 - 平成21年度より平成25年度 国立科学博物館 』 : 


    2016/02/17  予約 2016/02/24 借りる。 4/26 読み始める。5/6 読み終わる。

    内容と著者は

    皇居・吹上御苑の生き物

    内容 :
    誰でも知っている皇居、誰にも知られなかった生き物たち。
    国立科学博物館の研究者を中心に5年にわたり徹底調査した結果、世紀を越えて残したい自然が浮きぼりになった!
    皇居・生物調査の実際をイキイキ語るドキュメント。

    著者 :
    国立科学博物館 皇居生物相調査グループ
     

  • 『手付かずの武蔵野の自然』と呼ばれることの多い吹上御苑だが、昭和/今上(平成)天皇が、研究の末再生させた、人工の自然だ、ということがよくわかった。
    90年代にはカラスに追い回されてたオオタカが、今やカラスを捕食するまでになってるとか。
    モグラよりも大きな哺乳類がいなかったのに、最近タヌキとハクビシンが潜り込んでるとかで、どのくらい植生が変わってしまうのか心配。

  • 皇居吹上の奥深い生態系、見えないものが見えてきて、生物に詳しくない私もとても楽しめました♪

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著者プロフィール

監修:国立科学博物館(こくりつかがくはくぶつかん)
東京上野にある国立科学博物館は、明治10年に創立された日本で最も歴史のある博物館のひとつであり、自然史・科学技術史に関する国立唯一の総合科学博物館。シロナガスクジラの実物大オブジェが目印。「科博」の通称で親しまれ、休日にはたくさんの親子連れが訪れる。

「2023年 『ぐんぐん考える力を育むよみきかせ むしのお話20』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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