- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418035137
作品紹介・あらすじ
いらいらしてる?しなければならないことがありすぎる?これをしろあれをしろってうるさく言われる?もう自分がだれだかもわからなくなっちゃった?ちょっと待って!それじゃ、とっておきのバカンスをとろうよ。"むだに過ごしたときの島"で。イタリアアンデルセン賞受賞。
感想・レビュー・書評
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現実世界で人が無駄に過ごした時間でてきている島。
迷子になった人や失くした物がたどり着くところ。
イタリア人の作者によると、何もしない楽しさ、というのを一番味わってないのが日本人だという。何とかしなくちゃならないという…日本人としては複雑ですね…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エンデのモモと言いたいことは同じかな。
うーん、もうひとつ。 -
気付けば来てしまってた。
こちらの世界で人々が無駄にした時間、なくしてしまったものが集まってくる不思議な島。
どっかの自転車のカギ、片方だけのイヤリング。
いつかどこかで誰かが抱いてた夢や希望…
児童文学の最高権威といわれるイタリアンアンデルセン賞受賞作。
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そんなすごい賞を受賞していた作品だったとは読んだあとで知りました。
設定が独創的ですごく素敵だし、確かに面白かったです。でも私は少し無理して読みきった覚えがあるような…
この作品、なんと日本も出てきます。どんな出かたをしているのかはぜひその目で確かめてみてください。 -
むだに過ごしたときの島に行きたくなる。冒険ものっぽいけど時にリアルで優しくてちょっと切ないお話。
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いま日本って外からみたらこういう位置なんだなあ。考えさせられる。
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おもしろかった!手紙の部分がリアルさを出してるし終わり方も好き。
ジュリアのマリアンナに対する気持ちに共感できました。子供の頃に戻りたくなる、夢のある友情物語。 -
こんなのあったらいいなと思いました。
凄く夢のある話です。 -
人生に迷ってる私もこの島に行けないかな・・・!
迷子になったものたちに囲まれて逞しく生きていく子供たちにすごく憧れる☆
島を旅立つときに「仕方なく」ではなく「島の将来のために自分から」旅立ったっていうのが大事なことなんだと思う。
想像の男の子ダニエーレとの交流はいつまでも続いていてほしいな♫ -
こどもと、オトナじゃないおとなだけが行ける島――。迷子や、何時の間にかなくなった傘や、手紙や、そんなもので出来た島。最後の結び方が上手です。