人生への恋文 往復随筆

  • 世界文化社 (2003年10月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784418035199

感想・レビュー・書評

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  • あなたはあなたのお説法で人を救える術をお持ちですが、普通の人間たちはもはや大方他人の人生への興味すら失ってしまっているような気もします
    自慢じゃないけど、私はいつも捨てる側で捨てられた覚えはありません
    芸術家に限らず他の誰であろうと、それぞれの個性と言う人間の尊厳の表象をもう少し大切にしていきたたらと思います
    時代とともに何もかもが変わっていき、海についても人間との関わりの中で何か本質的なものが変わっていく、と言うより失われていっているような気がしてなりません
    人間はそれぞれのエネルギーで自分では気づかず、オーラを発します
    開高健:明日世界が滅びると、今日、君はリンゴの木を植える
    老いると言うことこそ、この世の原理である変化の直截な証です。だからこそ私たちは老いると言うことを人生の喪失の季節にしてはならないと思います
    はかないと言う字を儚い、人の夢と考えた人は何と言う詩人でしょう。儚い人生であるが故に、人はときの永遠性に憧れ、夢を紡ぐのだと思います
    アンドレ・マルロオ:この世界で日本人だけが、永遠を一瞬のうちに定着することのできる唯一の民族だ
    自分の老いを自認した瞬間から、人は老人になるのです
    忘却とは神仏の与えてくださった恩寵なのかもしれません

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著者プロフィール

1932年神戸市生まれ。一橋大学卒業。55年、大学在学中に執筆した「太陽の季節」により第1回文學界新人賞を受賞しデビュー。翌年同作で芥川賞受賞。『亀裂』『完全な遊戯』『死の博物誌』『青春とはなんだ』『刃鋼』『日本零年』『化石の森』『光より速きわれら』『生還』『わが人生の時の時』『弟』『天才』『火の島』『私の海の地図』『凶獣』など著書多数。作家活動の一方、68年に参議院議員に当選し政界へ。後に衆議院に移り環境庁長官、運輸大臣などを歴任。95年に議員辞職し、99年から2012年まで東京都知事在任。14年に政界引退。15年、旭日大綬章受章。2022年逝去。

「2022年 『湘南夫人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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