きつねのたなばたさま (ワンダーおはなし絵本)

著者 : 正岡慧子
制作 : 松永 禎郎 
  • 世界文化社 (2003年5月1日発売)
3.67
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  • 本棚登録 :54
  • レビュー :11
  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418038091

きつねのたなばたさま (ワンダーおはなし絵本)の感想・レビュー・書評

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  • 横書き 片面10~15行程度+場面イラスト 28P
    母と離ればなれになってしまった子狐が、麓の農家の親子が七夕飾りをしているのを見て、自分も同じように山芋の葉を短冊にして母が帰ってくるようにと願いを込めて笹に吊す。父親の病気が治るようにと願った農家の子の願いは叶えられたが、既に猟師に打たれてしまった子狐の母は帰ってこない。絶望の淵にあった子狐は、ある日やってきたメスの子狐によって、生きる希望と新たな家族を授かる。
    文章量が多いのと、子狐の心情の読み取りを思うと、年長~小学生くらいの子が集うお話会に向いているかも。

    2014 七夕お話会で使用。

  • 28年度(仲よし)
    7分

  • こぎつねの思いがつもったお手製の短冊に心うたれます。

  • なおこが七歳になる直前、何気なく図書館で借りて読んだ絵本。
    お母さんがいない、帰ってこないということに、とてもとても不安になるらしく、何度も読まさせられた。
    最後のハッピーエンドを強調気味に読んでやったけど、お母さんはどうなったのかってところを、何度も聞かれました。

    でも、私は好きな絵本だなぁ。
    なおことのそんな思い出もあるし、
    絵が優しくてほんわかしてるところも良い。

    子はいつか親と離れなくちゃいけない、それは動物である以上避けられないことだしね。

  • 母親のいないきつねの子供がいた。
    お母さんは出掛けて行ったまま猟師に打たれてしまったのだが、こぎつねは知らなかった。
    こぎつねはよくに人里に下りていた。
    ある日、親子が笹を飾っているのを見掛ける。
    お母さんが七夕では願い事を書いてお星さまにお願いすることを教えている。
    子供はお父さんの病気がよくなるように、とお願いを書くらしい。
    こぎつねも山に帰ってお母さんが帰ってきますように、と山芋の葉にノアザミの汁で足跡を付ける。
    再び里に下りると子供が短冊を吊るしていた。
    子供と母親がいなくなるのを待って来こぎつねも短冊を吊るす。
    しばらくしてまた里に下りると子供の家にお父さんらしき人がいた。
    あの子どもの願いは叶ったのに自分はお母さんには会えていない。
    やっぱり文字で書かないと駄目だったのだと落ち込む。
    その夜、お母さんの夢を見るが、お母さんは遠くへ行ってしまった。
    だんだん気力がなくなり、食べ物を取りに行く元気もなくなり、動かなくなってしまう。
    そんなとき、別のきつねが現れ、こぎつねに食べ物を運んでくれた。
    それはお母さんきつねではなかったけれど、月日は経ち、こぎつねはお父さんになっていた。
    あのときこぎつねを助けてくれたきつねをお嫁さんに迎え、3匹の子供たちに囲まれて生活しているのだった。

    お母さんにお迎えされるパターンかと思ったけれど、違ってよかった。
    言葉遣いがきれいで、ファンタジックな世界。

  • せつない…やるせない…

  • 季節もの、という事で。唐突な展開に軽く驚きましたが、子どもには分かりやすいのかな?(^_^;)泣ける話だと読み聞かせにならないので、これ位がちょうど良いですね。

  • 人間が願いを込めるのと、その思いが叶うことを見ていた子狐が、七夕様に願いを込め、願いとは違えども、幸せが訪れる絵本。

  • お母さん狐は、猟師に撃たれて亡くなってしまった。
    でもそれを知らない子狐は、お母さんに逢いたくてたまらない。
    ある日目にした人間の家の、七夕飾り。
    短冊に願い事を書けば、お母さんに逢えるかもしれない。
    考えた末に子狐がしたことは。。

    七夕の日が過ぎてもお母さんに逢えなくて、どんどん元気をなくしていく様は、哀れで切ない。
    いや、冒頭からしてすでに切ない。
    短冊に願い事をしても、ちゃんと字が書けないからダメなんだと思う子狐は、けなげさに読み手の涙を誘う。
    これからどうなるの?という思いを子供の心にかきたてる。
    もしや、と不安も抱かせながら、最後はちゃんと幸せになる。

    可愛い、切ない、でも幸せがちゃんと待っている話。
    七夕の日に読み聞かせたい、あたたかいお話です。
    柔らかな挿絵もほのぼのと可愛らしいです。
    ストーリーも丁寧で、ちゃんと起承転結がありますから、読み聞かせに使いやすいと言えます。

  •  正岡 慧子 文
      松永 禎郎  絵
        ワンダーおはなし絵本
      世界文化社 (2003/05)



    なんてかわいい絵でしょう
    松永 禎郎 さんの優しいタッチ

    こぎつねのたんざくは やまいものは
    のあざみのしるをぬったあしあとをくっきりと
    「おかあさんがかえってきますように」

    でも・・・
    グスンです

    ラストは心なごみます

    あまりにも情緒的かもしれないけれど すきだなぁ

    ≪ ほしぞらに ゆれたはっぱの ねがいごと ≫

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