かさじぞう (ワンダー民話館)

  • 世界文化社 (2005年10月3日発売)
4.14
  • (3)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784418058334

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 王道。

  • こういう昔話の絵本はたくさん出ているもののピンキリなので、子供に読ませるものはそりゃあ吟味に吟味を重ねる。文も、絵も。
    この「かさじぞう」は児童文学界の大御所、松谷みよ子による文。音読して思った…リズムも、テンポも、完璧!!
    絵を担当した松永氏、サンリオから出ていた彼の画集を持っていたなと懐かしくなった。人物画は素朴であったかく、何よりも風景が美しい!!この絵本でいちば〜〜ん惹かれたのはこの雪景色だ。気が付けば、娘よりこの絵本を眺めている(笑)ページ初めの文章の一文字だけ手描き文字だが、それも松永氏のもの?凝っているのだ。
    いい絵本は、文も絵も細部までこだわりが感じられ、シンプルなのに何度読んでも飽きない。昔話の場合は、オリジナルの魅力を最大限に引き出している。
    そしてこの「ワンダー民話館」シリーズ、こんなにクオリティが高いのに…安い!他のシリーズ本も読みたいな。
    昔話は、大人にこそ読んで欲しいと思う。「知ってるっつうの〜」なんて思うなかれ!改めて読むことで、気づかされることがいっぱいある。語り継がれる価値はあるよなと心から思うのだ。特に「かさじぞう」は寒くなるこれからの季節におすすめ。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1926年、東京生まれ。1944年頃より童話を書きはじめ、1956年、信州へ民話の探訪に入り、『龍の子太郎』(講談社)に結実、国際アンデルセン賞優良賞を受ける。以来、民話に魅せられ創作と共に生涯の仕事となる。日本民話の会の設立にかかわり、松谷みよ子民話研究室を主宰。著書に『女川・雄勝の民話』(国土社)『日本の昔話』『日本の伝説』『昔話一二ヶ月』『民話の世界』(共に講談社)『現代民俗考』8巻(立風書房)など。

「1993年 『狐をめぐる世間話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松谷みよ子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×