エンキョリレンアイ

著者 :
  • 世界文化社
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感想 : 213
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418065073

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだ作家さん。
    題名のごとく遠距離恋愛の話。
    大分前に読んだから内容が曖昧やけど、ラストがすごく感動したのを覚えてる。

  • まぁまぁ。

    読んだ当時も今も遠恋中で、この本が私を励ましてくれると思っていたけど、そうでもなかった。内容が少しでき過ぎていて、そんなに簡単に上手くいくものじゃないと痛いほど知っている私としてはちょっとイライラする。

    電車で軽く読むのに良いかもしれない。

  • キセキの話。
    出会いから、結末まで、とてもあり得ないお話で、正直泣いたり共感したりはできなかった。
    読んでいる人の気持ちの状態にもよるかも。

    それでも、海晴から花音に送られたメールはなかなか良かった。
    特にコンソメの作り方。

  • 本屋でたまたまちょっと話しただけで、相手のことを何も知らないのにお互いそんなに強く魅かれあうんだろうか。
    確かに、会えないからこそ想いが募る、ということはあるけど、それ以前に2、3回しか会ったことがなくてあとはメールと電話のみ、でそこまでせつなく「愛してる」と思えるんだろうか。せいぜい「気になる」「もう一度会いたい」ぐらいでは…。
    なんだか、恋に恋してるみたいで、冷めた目で見てしまった。

    誤解やすれ違いの原因になる事情もあまりにもご都合主義だし、不自然というか、説得力に欠ける。

    若い頃に読んでたら「やっぱり運命の恋だから」って思えたのかな?

    短くても、もう少し交際期間があってから遠距離になった、という方が「会えないもどかしさ」や「せつなさ」が自然に感じられるのにな、と思った。

  • 面白かった!

    けれど、★3つなのは、あまりにもうまく行き過ぎてるから。
    小説だから出来ることだけど、なんだか納得できない。


    序盤は砂糖菓子のようにふわふわ。
    純粋の上澄みにビターを1滴混ぜたような甘さ。

    中盤は、いろいろとあって泣いた。
    人の死に対して私は弱過ぎる。

    あと、メール内容に無神経さを感じた。
    花音は感じなったのかな?
    私だけかな?

    終盤前半は、もう!
    憎しみやら裏切ったな!の気持ち。
    あんなに純粋に待っていたのに。
    愛していたのに。
    無神経さを感じていたから余計にそう思ってしまった。

    終盤後半の展開にびっくり。
    申し訳ない気持ちでいっぱい。
    ただあの女は許せない。
    やっていいことと悪いことがある。
    許すが勝ちだろうがなんだろうが許さない。
    全然教訓が生かされてない私。


    最後は素晴らしかったね。
    少年と少女が出てきた時、またかよ!って思ったけど全然違ったし、想いが報われたと思った。
    滅多に起こらない、奇跡のような出来事。
    でも、これは奇跡ではなくてお互いがお互いを呼んだんだね。
    奇跡なんてものはないからね。


    面白かった。
    ふわふわの砂糖菓子のような物語が続くのかと思ったけど、結構ヘビーだった。
    1点気になるのは、夫がなくなり崩れた母がどう持ち直したか。
    彼女がどう支えてたかを加えて欲しかった。
    崩れた母が居ながら、ほおっておいた娘じゃ印象が悪い。

    字が大きめで文字間も詰まってないから、スラスラと読みやすい。
    ぐいぐい引っ張られる。


    感想書いたら、評価が変わった。
    ★4つすな。

  • 淡々とした内容。こんなに惹かれ合うなんてことあるのか?しかも出会ってすぐに。と思ったけれど、やっぱりそれは運命だからなのかなあ。すごく遠回りしても、ずっと想い合っていられたって単純にすごい。

  • 遠距離恋愛にはすれ違いや、距離以上の寂しさや不安なんてものは付き物。ケータイ小説が好きな人とかにはオススメ。
    ラストは、めちゃくちゃ想像通りという感じだった。

  • 読んでて久々にトキメキ感を覚えた1冊。
    13年前に出会い、メールや電話をしたのは
    1年足らず・・・
    しかも、エンキョリレンアイ。。。
    最後の方は切なかったけれど
    運命ってあるんだね~

  • う~ん。遠距離恋愛って

    こんないいイメージじゃないな。

    ちょっと話がきれいすぎるというか

    出来すぎてるというか。

    ケータイ小説みたいでした。

  • この本で読書が好きになった。中学生の時に読んでよかったなあって思う。

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著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。ニューヨーク州在住。
『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。主な著書に『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』(講談社)『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)ほか、主な児童書に『心の森』(金の星社)『やくそくだよ、ミュウ』(岩崎書店)『シナモンのおやすみ日記』(講談社)など多数。

「2024年 『新装版 まほうの絵本屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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