さむらいの刀はどうして折れない? 数の世界を楽しむ

  • 世界文化社 (2006年8月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784418065097

感想・レビュー・書評

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  • 数学やの難しい定理を、9歳の少年と、高校数学の先生であった祖父の話しを中心に、算数や数学に興味を沸かせる目的のために書かれたものか。
    9歳の子供でも分かりやすく、丁寧に祖父は説明しているのだけれども、いやはやどうして、なんとも賢しい9歳であることよと思わざるを得ない。
    だいぶ数学から離れているのであるが、実生活では本当のところは数学により成り立っていることが数多あることを、改めて思い知らされた。
    それにしても、少し表題には騙された感があるのはわたしだけだろうか。
    いや勿論刀の作成に、金属の薄片を火に炙り、槌で打ち、薄くしてそれをまた追って、同様のことを二十回くらい繰り返すとのことで、その薄さに2の20乗の層があるとのことで納得できるが。

  • これはタイトルに完全に騙されました(笑)。てっきり時代ものの雑学本かと思っていたら、完全に数学の話だったので目をぱちくり。
    著者が外国人なので、わかりやすい異文化論にもなっているのかしらと思ったんですが。
    それならばいっそ、なぜこのタイトルが出てきたのかが気になって、読み続けました。

    著者は高校の数学教師。
    主人公は数字に興味があるイタリアの少年フィーロ。
    少年は相当数字に詳しくて、話にきちんとついていけません。
    将来有望で、きっと宇宙の謎を明かしてくれそうです。

    子供の目線で、食べ物やスーパーマンなどを例に出しながら数学の説明がされていくため、親近感がありますが、なかなかどうして、私にとっては難解な定理を解説しています。

    もうすこし数学に詳しければ、スイスイ楽しめるところですが。
    これ、本当に9歳の子対象の本なんでしょうか?

    でも、トトカルチョで儲けるのはとても大変だということがわかりました。

    また、会話の中に、さりげなく取り込まれる内容で、イタリア人はフランス人にライバル心を燃やしているということがわかりました。
    どうやら、モナリザを横取りしたと、かなり根に持っているようです。
    そういえばダ=ヴィンチはイタリア人でした。

    タイトルの意味の解説は、累乗のページで登場しました。
    日本の侍は、しなやかで丈夫な刀を作るために、金属の薄片を火にあぶり、それを槌で打ち、薄くなったものを半分に折ってまた日にあぶり打つということを20回も繰り返した話からきています。
    それで、刀には2の20条の層があるため、丈夫だという照明になっていました。

    難しいですが、少年の目や行動を通して数学が語られているため、随分頭には入りやすいです。
    数学の教科書もこんな本なら、苦手意識を持たずにもっと楽しく勉強できたのにと思いました。

  • 途中まで。(未)

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