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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784418075010
感想・レビュー・書評
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『エンキョリレンアイ』よりはよかった。共感できる状況ではある。でも、愛されていると感じられない恋愛、寂しさを育てるような恋愛、利用されている恋愛には、早めに見切りをつけなければならない。当の本人には、それがなかなかわからないで苦しむのだけれど。
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装幀/中直行 写真/KIRA モデル/ayano
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寂しさを埋めるために求めるものは、本物ではないのかもしれないと思った。
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綺麗な恋愛小説。
ドロドロした三角関係じゃなくって、爽やかなサンカクカンケイ。
3部作なんだね。せっかくだから、読んでみようかな。
初恋が忘れられないのは、もう仕様がない。
そりゃ、しょうがないよぉ~。全く共感。
龍也みたいな、好き放題の恋愛って(いや。本当に好きな人が他にいるから出来たんだろうけど)ちょっと憧れる。と、本題とは関係ないこと考えちゃった。(もちろん都合良く扱われる側じゃなくってね。) -
タイトルよりはどろどろしてないというか、タイトルに反して綺麗な話だとさえ思う。このタイトル、主人公のあかねの視点ではなく俊輔の視点からのタイトルだなあとさえ思う。
あかねの母親というエッセンスはこの物語には少し助長だったかも?最終的な判断の要素がそれなのはどうなんだろう…少し残念かも?
基本的にはあかねにとっての終わったはずの龍也との話で、重要なはずの俊輔が立ち位置的にサブっぽいのが…。
もう少しこの三人の関係に焦点当てて欲しかったかな、とも思うけれど、それやるときっともっとどろどろしてぢろうなあとも…。
前作の自分の恋愛にただひたすらに必死だった花音が一人の大人の女性としての内面的成長を遂げてちらっと再登場したのは良かった。あれと前作のラストじゃ時間軸としてはどちらが後なのかしら…? -
小手鞠るいさんの本は『エンキョリレンアイ』に続いて2つ目。
3部作の2つ目。
前作の読後感がかなり良かったので期待してました。
うーん、正直前作ほどは響くものはなかったかなぁ~
いや、こちらもかなり良質だとは思いますが。
語り方、景色の表現なんかは変わらず素敵だし、
前作とリンクしてる部分もあって、順番どおりに
読んだ人にはそんなところを探す楽しみもあるだろうね。
ただそのリンク具合が微妙だったなぁ~
どうせならもう少し絡めればいいのに。
その辺は3部作の最後でまとまるのだろうか。
主人公は失恋の傷が癒えない女の子。あかね。
物語の大筋はタイトルの通り、彼女を巻き込む三角関係。
前作ほどイイと思えなかったのは、
主人公の彼女に共感できなかったからかもなぁ~
『エンキョリレンアイ』の花音にはかなり共感できたけんね。
読む人によっては、あかねの方により共感するかもしれません。
多分そんな方には、特に女の子には今作のほうが心に響くかも。
序盤、中盤はちょっとだる~い印象を受けますが、
終盤はなかなかイイカンジ☆
だけど・・・
数時間あればあっという間に読了できる本です。
「読み応え」を求める人には、少々物足りないかも
しれないけれど、もしよければ皆々様もどうぞ。
この本の真の評価は、3部作全部読んでからになるかもな。 -
これは個人ブログにも書いてますが、本当に好きな男性が2人いてどちらと付き合えばいいのか本気で迷った時に、フラっと書店に入ってたまたま見つけて購入した本です。とまぁぶっちゃけすぎですが、ちゃんとこの本のおかげで決断させていただきました。
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爽やかな三角関係。
あまりドロドロした印象はなくすっきりしていました。
作中作の『薔薇色の人生』がかなり面白かった。 -
終わりの方は胸がいっぱいになりました。。
エンキョリレンアイと繋がる部分もありました。
わかる、わかるって思ったり
そっかぁと共感できる部分のある本でした。 -
終わり方がすごく好きです。
さよならさんかく、またきてしかく。 -
エンキョリレンアイの方がスキ。
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この人の文章はうつくしいのに情景がすぐに頭に浮かぶ。
龍也を忘れられないあかねの気持ちはよくわかる。初めて付き合った人、それも自分が心底惚れて付き合った人というのはなかなか忘れられないものだ。
そのあかねを優しく見守る俊輔はまるで兄のよう。それでもちゃんと自分の気持ちを伝え、誠実にあかねと向き合っている。
ラストはどきどきしたがすっきりと終わり、あかねと一緒に自分の気持ちまで動いていくようだった。 -
主人公のゆれ動く気持ちがよくわかる恋愛小説だった。
本命がだめでも、俊介がいるからまだいいなー。。と思ってしまった。
龍也はかっこいいと思う。
☆気になったぶぶん
いやーなお客がおったらな、お父ちゃんはなるべく腹は立てんと、こう思うようにしとる。その人にはきょう、なんや知らんけど、ぼっけー不愉快なことがあった。むしゃくしゃすることがあった。それか、会社や家の中が全然うまくいっとらん。要するに気の毒な人なんじゃ。だから、そういうお客に対しては、その人の悩みや揉め事や不幸の種が消えるよう、祈ってあげることじゃ。相手の幸せを祈る。悪意には、その百倍の善意を返す。人間関係のトラブルはたいてい、これで解決できるはずじゃ。
恋だけの女じゃ、だめなんだよ。何もかも捨てて、何もかも投げ出して、恋するなんて、馬鹿げてる。そんな女は、そのうち飽きられる。そのうち、捨てられる。恋は人生の一部であって、全部じゃないんだよ。 -
自分の思う通りに行動する龍也が自分の全部だった、あかねちゃん。
すごく好きなのに、その相手は、恋愛は人生のほんの一部だと言っていて…。
一方的に振られてしまい、二股もかけられていたのに、ずっと忘れられなかったなんて、私には理解できないけれど。
「待ってる待ってるって言うけど、それはおまえの勝手だろ。俺は待ってくれと頼んだ覚えはないぜ。そんなに待つのがいやなら、待たなきゃいいだろ」
この台詞、実際に言われたら嫌だけど、全くその通りだよね~とも思いました。 -
中学のときから龍也が好きで好きでたまらなかったあかね。
しかし大学四年のときに龍也の二股がわかり振られてしまう。
そんなあかねをずっと支えてくれた幼なじみの俊輔。
育てるしかなかった恋心が忘れられる日は来るのか。
これぞ恋愛小説!というくらい最初から最後まで恋です。
結婚するなら俊輔、恋人にするなら龍也です。
これってかなりの女の人が同意してくれるんじゃないかしら。
ちょっとした喜びとか切なさとか愛しさとか、恋です。
「初夏の香りに包まれて、わたしたちは歩いていった。
十五歳だった。
つかず離れず、心定まらず。話しても、話しても、それだけでは埋まらない距離を感じながら、いったいどんな会話を、わたしたちは交わしたのだろう。
言の葉もまた、風が吹くたびに樹から舞い落ちる、花びらのようだった。無数の足に踏みしだかれる前に、かなうことなら一枚残らず、拾い集めて、取っておきたかった、あの日の散華。」
著者プロフィール
小手鞠るいの作品
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