サンカクカンケイ

著者 :
  • 世界文化社
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本棚登録 : 343
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418075010

感想・レビュー・書評

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  • 20代の大人な恋の物語でした…。

  •  買ってから、長らく読むのを先延ばしにしてしまっていたんですが、機会ができたので、読むことにしました。

     前作『エンキョリレンアイ』が書店に並べられ始めたころからのこの作者さんのファンなんですが、この本の帯に付いていた三部作だとのキャッチフレーズを見て、三作目が出るまでは読むのを先延ばしにしていました。
     デザートを後に取っておくのと同じ心境です。

     さてさて……。
     前回、重要な場面で本やが登場したんですが、今回も登場していました。
     東京・京都・岡山。
     三つの都市の本屋さん。
     こういう洒落た感じの演出はダイスキです。

     ヒロインの失恋と、それを見守ってきた幼馴染と、劇団に入っているとてもクールなヒロインの元彼。
     「この人だけ!」という恋に夢中になってしまって、周りの環境がよく見えない状態のヒロインへは、見ていて「わかるな〜」という気持ちと「そこまで!?」と驚く気持ちとがあります。
     でも、読んでいくうちに、自分にとっての大切なものって何なんだろうって考えさせられてしまいます。

  • 小手毬るいの本は『エンキョリレンアイ』についで2冊目。『エンキョリレンアイ』との絡みも少しあった。

    彼女の作品は構図がはっきりしていて、とても読みやすい。

    まるっきりベタな恋愛小説ではないのだが、毒も美しく昇華されていくような、結論が読者の期待を裏切らないような筋書きになっている。


    作成日時 2007年08月11日 17:43

  • 9日読了
    どんなに振り向いてくれなくて、分ってくれなくても好きでいてしまう。
    相手の事を。
    恋ってホント不思議ですヽ(´ヘ`)ノ

  • エンキョリレンアイとはまたがらっと違う雰囲気でした。
    2人ともちゃんと好きなんだと思う。
    もちろんいろんな意味で。
    あまりにも近すぎて気付かないこともある。

  • <font size="1">忘れたくても、忘れられない――<br>
    わたしは思い出に、恋しているのだろうか。<br>
    このせりふに惹かれて買いました。<br>
    楽しかったです。ラストは自分だったらこうはいかないと思った。</font>

  • 未読。

  • 『エンキョリレンアイ』に続く恋愛小説3部作の第2弾だそうです。
    『エンキョリ』での主人公は、アルバイト先の書店で、客に本のことを尋ねられたことがきっかけでお付き合いが始まります。
    実はこれ、著者の体験そのまんまなんですって。
    小説は遠距離恋愛するんですが、著者は近距離恋愛で結婚し、アメリカに渡ったそうです。

    この物語の内容はオトナすぎる?
    昔のつらい恋を思い出しつつ、読みました。

  • 『エンキョリレンアイ』との微妙は重なりがおしゃれ。俊輔くんはいい!!

  • すごく読みやすかった。
    書き方によってはドロドロした恋愛になりそうだけど、そんな印象は受けなかった。

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著者プロフィール

1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。ニューヨーク州在住。
『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。主な著書に『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』(講談社)『星ちりばめたる旗』(ポプラ社)ほか、主な児童書に『心の森』(金の星社)『やくそくだよ、ミュウ』(岩崎書店)『シナモンのおやすみ日記』(講談社)など多数。

「2024年 『新装版 まほうの絵本屋さん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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