夢の続き

  • 世界文化社 (2007年11月27日発売)
4.00
  • (3)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (180ページ) / ISBN・EAN: 9784418075225

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ■もっと「手紙を書く刻(とき)」を大切にしたい

    書籍「夢の続き」(吉永小百合著・世界文化社刊・178頁)から。
    「家庭画報」好評連載のフォトエッセイ集らしいが、
    やっぱり、私は「吉永小百合」さんが好きだなぁ、と
    再認識した書籍であった。
    顔立ちが好き、というのではなく、(もちろん美人ですが)
    生き方や考え方が、自分の中にすっと入ってくる感じがする。
    平和を愛し、詩、手紙、着物、映画、スポーツが大好き。
    これだけでも、私との共通点は溢れている。
    その中で、特に私が共感し、選んだのは
    「手紙を想いを込めて書きたいと思っています」の前に綴られた
    「もっと『手紙を書く刻(とき)』を大切にしたい」というフレーズ。
    手紙を書く、投函する。そして返信が届く。待っている間の想い・・
    そんなものが、直筆の手紙には、詰まっているからだろう。
    「刻」とは、きざむこと、ほりつけること。
    わざわざ「時」の字を使わず「刻」を用いた「とき」は、
    手紙を書く時間だけでなく、その環境も含めていると感じたからだ。
    手紙の相手のことを頭に浮かべ、2人だけの距離感で書き綴る。
    こんな時間をもっともっと持てる人に、なりたいと思う。

  • 60代を前にした私らサユリストたち待望に一冊、仕事手紙、着物、、、ますます吉永小百合さんが好きになった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。俳優。みずから原爆詩を朗読したCDを企画し、1997年『第二楽章』、1999年『第二楽章 長崎から』、2006年『第二楽章 沖縄から ウミガメと少年』、2015年『第二楽章 福島への思い』を発表。精力的に朗読会も行っている。

「2015年 『ナガサキの命 伝えたい、原爆のこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉永小百合の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×