14歳からの社会学 ―これからの社会を生きる君に

著者 :
  • 世界文化社
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レビュー : 168
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418082186

作品紹介・あらすじ

学校じゃ学べない「社会の本当」。読みやすくて、深い。これからの社会を生きるための教科書。

感想・レビュー・書評

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  • 徳永さんが「読まなきゃ本」として挙げてて興味を持って借りてみた。
    やっぱり面白くって一気読み~。
    13歳の息子は読むかな?そっと机に置いといてみよう♪
    学校の先生が教えるような表面的なきれいごとじゃなくって、どこまでもリアルで本音。
    それでも、悲観的にならずに済むのは、
    結局、中途半端じゃなく、ちゃんとリアルに向き合うことが出来れば、
    現実と自分との間に信頼関係を結ぶことが出来るって見本を見せてくれてるから…かな。良本。良本。

  • 高3の時に読んだ本。衝撃を受けた本。
    この本を通して「社会学」という学問の存在を知った。
    当時、思春期。世の中あらゆる理不尽などに疑問を抱きまくっていた。
    そしてこれらのフラストレーションや理由に対して答えてくれる存在なんて無いと思っていた。
    そしたらあった。社会学。世界を説明してくれると思った。全ての疑問に答えてくれると思った。
    実際、無知だった当時はあまりの衝撃に過大評価しすぎたかもしれないが、今でも社会学は大好きだし、なんなら知性の総合芸術だとも思っている。
    そして宮台さんのファンにもなった。
    この学問を学んでいる限り、自分の知識に対して傲慢になる事もなく謙虚でいられる。
    僕の人間性を構成するのに凄く影響を与えてくれた本です。

  • 平易な文章で読みやすく、かつ深みを感じる1冊。

  • おそらく今一番有名であろう社会学者が中学生向けに書いた社会学入門書。ですが年齢を問わず読む価値があると思います。

    社会学の基本的な概念はもちろん哲学や歴史にも触れていて、「どう生きるか」ということを中心に筆者が思う職業、性愛、学問などの在り方が論じられています。中学生向けなのでひとつひとつの説明がわかりやすく何よりおもしろいです。

    筆者は物言いがきついことで有名な人なので多少極端な部分がないでもない気がしますが、それでもなるほどねーって思わされることの連続です。
    巻末に関連のある筆者おすすめの書籍や映画が紹介されているのも嬉しいです。

    宮台さんの著作はたぶんこれが一番読みやすい。
    何度も読んでてボロボロですが、持ってるので声かけてくれればお貸しします。

    【記:山崎】
    【在処:自宅】

  • 考えるために必要。自己形成の役に立つ。大人でも。

  • 恋愛観についてのとこ、すごく共感。
    こういう大人になりたい。

  • 子供向けに、社会学を教えるスタンスの本

    目次
    <blockquote>● まえがき これからの社会を生きる君に

    1. 【自分】と【他人】 …「みんな仲よし」じゃ生きられない
    2. 【社会】と【ルール】 …「決まりごと」ってなんであるんだ?
    3. 【こころ】と【からだ】 …「恋愛」と「性」について考えよう
    4. 【理想】と【現実】 …君が将来就く「仕事」と「生活」について
    5. 【本物】と【ニセ物】 …「本物」と「ニセ物」を見わける力をつける
    6. 【生】と【死】 …「死」ってどういうこと?「生きる」って?
    7. 【自由】への挑戦 …本当の「自由」は手に入るか?
    8. BOOK&MOVIEガイド …SF作品を「社会学」する
    ●あとがき いま【世界】にたたずんでいるかもしれない君に </blockquote>
    意思というのが後半のキーワード。
    前半?どうしても哲学的になってしまうよね……社会をどう生きるべきか?
    というのに焦点を当てているから。

    それでも前半は感心した。文章うまいなーって。
    子供でもわかるLvにまで――まるで横でゆっくりと問いかけるように――書かれた文章は、しつこいぐらいわかりやすい。
    人生を達観したような人でなければそれは言えないだろうな……って思う言葉ばかり。

    著者は、今の日本がうまく行かない理由を、「共通前提」の崩壊と、「承認」にあるとしてる。
    今までの常識が崩れて、それでもがんばらなきゃいけないのに、何をしても褒められることがない……という感じだろうか。だから進むべき方向が正しいのか自信が持てないし、迷う。

    また四章の日本の歴史を語る流れもいい。今の時代、つまり近代成熟期には「試行錯誤」が必要だと。日本が良くなっていくごとに、必要な資質が変わってきたのだという言い分には、なるほどと思わされる。五章の本物と偽物を見分けるってのもいいね。
    六章は死を扱う。大人でもまともに話できる人はいないんじゃないかな。やっぱりこういうのは葬式に出たことが無いと実感は湧かないかもしれない。

    7章の自由っては問題がでかい。ちょっとここだけ難しいかも。
    総じて言うと、達観してる人には「何を当たり前な……」、わからない人には「ものすごい本」という感じがする。
    なかなか社会学というものがなんとも言えないけれど、生きる為には何が答えなのかのヒントを教えてくれるものなのかもしれない。
    <u>世の中の流れとか、生きるうえで誰かが語る人間臭い説法とか、そういうものの塊</u>なんだな……そう思った。
    うん。これがわかるのなら、生きるうえで核があるとおもう。
    それさえあれば、多少の悩みは、むしろチャンスと考えることができるんじゃないかな……。


    ……でもさ、これ学問にしなくてもビジネス書とかを大量に読めば自然と身につく思考のような気もしないでもない。結局は経験なのか?

  • 多少難しい言葉も使用されているため、読むのに時間がかかった。中高生向きの本かと思ったが、大人が読むにも適している内容であった。

  • 社会学について学びたいなと思って.帯の「読みやすくて,深い」がまさしくその通り.
    でも結局,社会学って何なのかよくわからなかった...でも,哲学よりは社会学の方が私は親和性がありそうだと思った.

    尊厳と承認のメカニズムは,自分の中の考えを上手く言語化してくれた感じ.「承認」と「尊厳」って人生ですごく重要なFactorだと思うんだけど,このメカニズムはすごいなるほどと思った.
    「自由」試行錯誤する→「承認」他者が認める→「尊厳」失敗しても大丈夫→「自由」・・・

    「感染動機」だけが知識を血肉化してくれるという話も好き.これは私が昨今気になっている「師弟関係」とも繋がる.「この人すごい!この人みたいになりたい!」という気持ちだけが,内発性を与えることができる.「すごい!」と思える人に出会うというのが人生にとって大事なんだろうな.私もいつか,他人にそう思われたら嬉しい.

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA87869957

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著者プロフィール

社会学者。首都大学東京教授。著書に『日本の難点』(幻冬舎)、『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』(二村ヒトシ共著/KKベストセラーズ)ほか多数。

「2017年 『子育て指南書 ウンコのおじさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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