Long Way Round ユアン・マクレガー大陸横断バイクの旅

  • 世界文化社 (2008年5月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (392ページ) / ISBN・EAN: 9784418085156

感想・レビュー・書評

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  • DVDとあわせて楽しまないと魅力半減するかも。
    本が悪いわけではなく、ドキュメンタリーとしての映像力が秀逸な作品なので。

  • イギリス人ってしょうもないなー。

  • 映画がそもそも一種の旅であるのに、その中で生きる俳優が、そこから出かける旅とは。
    映画俳優でも一般人でも男でも女でも、どうして人は旅に出たくなる(或は出たくならない)んだろう。

  • 「悪魔のくちづけ」で共演して以来、大の親友同士だという2人(チャーリーはユアンの娘クララの名付け親でもある)が、大好きなバイクでロンドン〜NYまでを走破する冒険ドキュメンタリー。ユアンとチャーリーの持ち込み企画でTV放送もされてたみたいですな。観たかったわー。

    32000キロもの距離を大量の荷物とともに走ろうってんだから、当然バイク選びも慎重になるんですが、オーストラリア製のKTMを猛烈プッシュするチャーリーと、BMWの方がいいんじゃないかなあと考えるユアンが対立。言い出したらきかないタイプのチャーリーに押し切られ、一時はKTMに決まりそうになるんだけど、彼らの冒険に不安を覚えたKTMが土壇場でスポンサーを降りてしまい、逆に「挑戦にこそ意義があり、そういう挑戦のためにバイクを作ってきた」と太っ腹なところをみせたBMWに決定。

    結局彼らの旅は無事に成功し、BMWも最後まで酷使に耐え、いかにもドイツ!的な実用性を証明できて宣伝効果もバッチリ。最初こそ「KTMがいいようー」とぐずっていたチャーリーも満足してたし、なにより「ユアンは最初からBMWがいいって言ってたのに、あいつは俺のためにKTMを選んでくれた。ユアンのそういうとこ大好き!(知らんがな)」と感激してたのでまあ良かったのではないかと。

    バイクの件以外の問題もなんとかクリアし、ようやく出発!という朝に見せるユアンとチャーリーの愁嘆場がこれまたすごい。家で嫁と娘に別れを告げてきたユアンはともかく、スタート地点で家族と別れることになったチャーリーは悲しさのあまり身体に力が入らず、走り出す前からバイクを倒し、ようやく走り出したと思ったら角を曲がったところで給油に立ち寄ったガソリンスタンドで再び転倒(早くも方向指示機が破損)・・・。

    もう行くなと言いたい。

    この後も2人は疲れがピークだったり、上手くいかないことがある度に、「家族に会いたい」「妻を抱きしめたい」とメソメソシクシク、ドヘタレっぷりを遺憾なく発揮。かと思えば、「これぞ俺たちが思い描いていた旅!夢!!最高!!!」と大はしゃぎしたり。まったく単純で可愛くてよろしいのであります(笑)。

    できるだけ自分たちだけで旅をし、訪れる国で地元のひとたちと自然に交流ができればいいなあと願う2人と、TV的な見せ場を作りたがるプロモーターとの間で、最初は色々と意見の食い違いも出てくるんだけど、旅を続けるうちにだんだん仲間意識が芽生えてくるのもよかった。なんといってもウクライナではマフィアの家で眠れぬ一夜を共に過ごした仲ですからね(笑)。

    このウクライナン・マフィアの話がまさに≪今となっては笑える話≫で、たまたまウクライナで知り合った警官のウラジミールに家に泊まるように誘われ、「サポートチームも加えるとけっこうな人数になるので」と固辞するも押し切られ、仕方なく付いて行った先がイゴールという男の家。しかもウラジミールとイゴールは特に親しいわけでもないらしく、どうなってんだ?と聞いたところ「この辺でデカイ家といえばマフィアの家ね」とニッコリ。あからさまにビビる2人に「冗談だよ」と応えるイゴールの家の中は銃だらけ。続々と集まってくるガラの悪そうな男はみな懐に銃を忍ばせている様子・・・。

    しまいには酔っ払ってご機嫌さんなイゴールがカラシニコフを乱射する有様で(もちろん空砲だけど)、銃規制の厳しいイギリスからの客人は震えあがり、一刻も早く夜が明けることを祈るのみ。結局何事もなく出発でき、つうかイゴールは彼なりに丁重にもてなしてくれてただけなんだけど、それにしてもシャレがキツすぎるぜ・・・。(ちなみに私の脳内ではイゴール=ヴァンサン・カッセル@イースタン・プロミスに変換されています)。

    かと思えばモンゴルでは打って変って温かく素朴な優しさに触れたり。中でも山の頂上での遊牧民の男性との出会いは映画のワンシーンのように美しい。(ユアンは2006年にモンゴルから養子をもらいうけているようですが、この旅がそのきっかけになったのでしょうか。ユニセフの活動にも積極的に参加したいとも言ってるし、ユアンもチャーリーも子供を持つ親として感じるところがたくさんあったんだなと思う)

    ユアンの仕事の都合でなんとしても3か月の期間内に旅を終えねばならず、そのせいでイライラしたり、些細なことでケンカしたりしながらも、無事に目的を達成できたのはユアンとチャーリーが正反対の気質で、お互い自分にない部分をフォローし合えたからだと思います。もしくはユアンの忍耐力の賜物かと(笑)。

    気が短くすぐに他人の意見に口をはさみ怒鳴りつけちゃったりする反面、そういう自分をすぐさま反省し(そして瞬く間に忘れる)感激屋で「本物の男」に憧れるタイプのチャーリーを、穏やかに諭しサポートメンバーとの間を取り持つユアン。逆にトラブルが起きた時には持前の強引さを発揮してバリバリと問題解決に当たり、気分のアップダウンが激しいユアンを(この人は意外と繊細なんだなと思った)そっと見守るチャーリー。親友と言うより仲のいい兄弟のようです。キャンプが大好きなユアンに対し、なにかにつけワイルドなチャーリーが「虫嫌い。キャンプ嫌。ホテルに泊まりたい」と意外にチキンなところもいい(笑)。

    ユアンとチャーリーの個性がよくわかる訳は上手いと思うのですが、いかんせん誤字脱字が多すぎ。¥1,800もするんだからもっとちゃんと作れ!<世界文化社。

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