本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784418085255
感想・レビュー・書評
-
広大な森に周囲をぐるりと囲まれた山の斜面に暮らしていた少女。ある朝、ブナの木のそばで一匹のキツネを見た。野ネズミを追いかけているキツネ。
それからずっとあのキツネに会いたくて、探しに出かけたが、何日たっても姿がみつけられない。雪の降る日、探しに出かけ骨折してしまう。
あのキツネに会いたくて、高い木に梯子をかけて登って待ってたり、根気強くした結果、ティトゥーと名付けたそのキツネの信頼を得ることができたのか、仲良くなったが、ある日、彼女はしてはいけないことを・・
映画の原作です。映画はみてないんですが、観たいなあ。読んでるだけでも、ほんわかしてますね。一途な少女がかわいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私が10歳の秋、学校へ行く途中の森の大きなブナの木の近くで、
ネズミを追いかける1匹のキツネに出会った。
私はそのキツネと仲良くなりたかったけど、
野生のキツネだから、そう簡単にはいかなかった。
ずっとずっと私の頭の中から、あのキツネのことは離れなかった。
冬が過ぎて春になり、私たちは再び出会った。
今度こそきっと、仲良くなる。
私は辛抱強く、自分が危険じゃない事をキツネに伝えようとした。
束の間の友情、冒してはならない自然の掟。
少女は体験して学んだのだった。
さとうまきこの作品
本棚登録 :
感想 :
