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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784418092352
みんなの感想まとめ
幕末の偉人たちの「決めゼリフ」を通じて、その人物の人生観や時代背景が鮮やかに描かれています。坂本龍馬や勝海舟、吉田松陰など、信念を貫いた英傑たちの言葉は、彼らの生き様を理解する手助けとなるだけでなく、...
感想・レビュー・書評
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幕末の偉人たちの「決めゼリフ」を取り出して、その人物と、生きた時代背景を分かりやすく解説したもので、流石は齋藤孝というくらいに読みやすい。
やはりそう言った決めゼリフを取り上げることで、その人物を捉えやすく、どういった人生を歩んだかを理解しやすいだけでなく、出来る限り自身の内において、事あるごとに思い出したい言葉があった。
個人的には、佐藤一斎の「春風を以て人に接し、秋霜を以て自らを粛(つつし)む」か。
おそらくはこれ以外の「決めゼリフ」もその言葉自体の力強さと、その人物にあやかりたいという思いも混ざり合い、自身を奮い立たせる原動力や身の処し方になるからであろう。
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坂本龍馬、勝海舟、吉田松陰、大隈重信、渋沢栄一など、幕末維新の時代、国のために信念を貫いた英傑たちが残した「決めぜりふ」からその人たちの人生観、時代や歴史の流れを紹介する。
印象に残ったのは、吉田松陰の「飛耳長目」(常にアンテナを張り巡らせて、広く多くの情報を集め、判断を過たないようにする)、江戸後期の儒学者・佐藤一斎の「春風を以て人に接し、秋霜を以て自らつつしむ」(人には柔らかく温かく、自分には厳しく)という言葉。
旧幕府海軍で、艦隊を率いて蝦夷地で、最後まで戦いながら敗れた末、新政府で大臣を歴任した榎本武揚の国家を思う生きざまと、彼の才能を貴重だと思う合理的な考え方が新政府にあったという点にも心を動かされた。
全体的には、「決めぜりふ」そのものより、人物や時代背景の分かりやすい解説が、忘れていた歴史事件を思い出すアプローチとなったのが自分にとっては有りがたかった。
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