ベニシアの京都里山暮らし ―大原に安住の地を求めて Venetia's Kyoto Country Living

制作 : 写真家=梶山 正(かじやま ただし) 
  • 世界文化社
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本棚登録 : 255
レビュー : 36
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418095025

作品紹介・あらすじ

ハーブを愛するイギリス人女性が見付けた幸せの種。34のエッセイと24のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • とても良い本でした。
    NHKの番組で暮らしぶりを見て、何てあったかい感じの素敵な人なんだろうと思っていたけど、生い立ちや半生についてこの本で初めて知った。

    貴族の出身なのですね。
    いやいやいやいや…
    貴族制度に疑問を持ち、60年代カルチャーの中で青春時代を過ごし、物質よりも心の豊かさを大事にする生き方を志向するようになったのですねえ。知らなかった。
    20歳でインドへ(多くの西洋人の意識が東洋に向いた時代)、そして日本へ。

    ハーブの効用・歴史、愛について、食べ物のこと、自然のこと…やわらかい文章の中に、思いがたくさん詰まっている。
    ハーブ利用法については即生活に取り入れられそう。不眠対策のくだりとか。

    思い立ったらすぐに実行に移す行動力もすごい。
    「プラスチック容器について知らなかったこと」では、ビスフェノールAを含むプラスチック容器から、この化学物質が食物や水に染み出すことを知ると、家の食器はもちろん、冷蔵庫に入っていたプラスチック容器に入れていた食品はガラスやホウロウ容器に入れ替えます。

    「ビスフェノールAの安全性、危険性について未だよく分かっていないところが多いようですが、先にも書いたようにアメリカ厚生省は『人間の健康への悪影響が否定できない』と結論付けています。『ビスフェノールAは大丈夫だ、安全だといわれて信用していたのに、後でそれが否決された……』というような事態になっても、悲しむことのないように。私は今自分でやれると判断したことは、行動に移すことにしています。」

    これを読み、ああベニシアさん、原発についてどうお考えでしょうか!と思ってしまった。

    合成洗剤ではなく石けんを使うというのも、同じ。
    「基本的に水と油は混ざらない性質のものですが、その二つをなじませる働きがある物質の総称を界面活性剤というそうです。石けん、合成洗剤のどちらも界面活性剤として働き、汚れを落としてくれます。石けんとは植物油や動物油脂から作られる界面活性剤です。一方、合成洗剤は石油から合成して作られる界面活性剤です。つまり、石けんと合成洗剤の違いは、粉末、固形、ペーストといった形状の違いではなく、界面活性剤となる材料と製造法に大きな違いがあります。」

    合成洗剤の安全性は不確定で、石けんの廃液が微生物によって分解されるのに対し、合成洗剤の廃液は分解されず残留する--。

    やっぱり石けんっていいね。手が荒れず、安全で、環境に悪影響を及ぼさない。
    洗剤は嫌だ、と改めて思ったのでした。

  • ハーブのレシピ、真似したいと思います。

  • 図書館で借りた本。思ったよりも内容がとても濃かったので、熟読しました。ガーデニングのモチベーションを高めるのにいい本だと思う。

  • ベニシアさんみたいな暮しに
    憧れるー!!

  • 憧れる気持ちはあるけど難しいなーとも思う。20年後ぐらいにこんな感じで暮らしてみたいものです。梨木さんの西の魔女みたいな(失礼かな)

  • ベネシアさんの大原での暮らしが何気なく綴られている。ベネシアさんの日々の暮らしはとても素敵でこんな日々を過ごせたらどんなにいいだろうなぁって想像してしまいます。

  • ベニシアさんの大原での暮らしが載ってます。

  • 人間、こういう生活が本当何だなぁと感じた。お金ばかり追いすぎてるかも

  • NHKで放送している「猫のしっぽカエルの手 」をたまたま見て
    ベニシアさん に興味を持ち、図書館で本を借りてきました。

    第1章  私の小さな農家と庭
    第2章  ハーブから元気をもらう
    第3章  ハーブに導かれて
    第4章  妖精が棲む大原の自然を次世代に
    第5章  生き方の選択
    第6章  新鮮で安心できる食べ物

    ガーデニングのコツ(コンポスト)から復活祭やハーブの歴史、そこから錬金術(ダ・ヴィンチ・コード好きな人は面白いかも) にまで話は及んだり!
    自然・環境への配慮、プラスチック容器への不安(ガラス・ステンレス・ホウロウに切り替えたそうです) 、英国貴族出身である彼女がインド~日本に至ることになった経緯などがベニシアさんのイラストやその夫の写真で飾られて、とても読みやすいエッセイでした。

    110頁からの“インドで語り合った「愛すること」”が特に良かったです。
    それから、「The home is where the heart is (家とは、心がある場所)」 というイギリスの言い回しが素敵だなぁって思いました。
    「冬のソナタ」で同じような感じのセリフがありましたよね!

  • イギリス人であるベニシアさんが、いろいろな体験の後、導かれるようにして、京都大原の古民家で、家族とハーブに囲まれて暮らしている、そんな風景に最初はあこがれて読み始めました。

    夫である山岳写真家・梶山正さんの素敵な写真と共に、等身大のベニシアさんの日々の暮らしぶりが描かれています。
    ハーブだけでなく、生まれ育ったイギリスや、滞在したインドや日本での文化や価値観の違いなどにも触れられていて、読んでなるほどと思う部分や共感できる部分もありました。
    食器を洗うのにも、食器用洗剤ではなく、粉せっけんにローズマリーやラベンダーのハーブを混ぜて使っているなど、日常生活にもベニシアさんらしい工夫がされていて、私も早速取り入れてみようと思いました。

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