めんつゆでおかず自由自在 「市販」と「自家製」どちらも使える103レシピ (別冊家庭画報)

千葉道子

• 世界文化社 (2010年6月24日発売)

感想・レビュー・書評

[世界文化社ブックニュース（ナナ子）さんの感想 · 2010年12月8日]

旬だから味わえる食べ物の美味しさは格別ですよね。普段何気なく使っているめんつゆは、実は素材のうまみを生かすテクニシャン！　今日はめんつゆを使った新玉ねぎのおいしいレシピをご紹介します。

　＊　＊　＊

柔らかい新玉ねぎを薄めのめんつゆで丸ごと煮ると、ごろんとした姿も愛らしく仕上がります。新玉ねぎの甘みが際立つのは、めんつゆのうまみがあるからこそ。

■材料（2人分）
新玉ねぎ　（小さめのもの）2～4個
☆めんつゆ（3倍希釈）　35ml＋水70ml
☆水　1カップ
☆砂糖　大さじ1
☆塩　少々
木の芽　少々

■下ごしらえ
新たまねぎは皮をむく。木の芽は粗みじん切りにする。

■作り方
［1］鍋に煮汁の材料（☆印）と新玉ねぎを入れて火にかけ、煮立ったらアルミ箔に穴をあけて落としぶたにし、弱めの中火でことことと15～20分煮る。煮汁につけたまま冷まし、味を含ませる。

［2］温めなおして器に盛り、木の芽を散らす。

～別冊家庭画報『めんつゆでおかず自由自在』より

小さくてキュッと実がしまり、かつ、やわらかくて甘い新玉ねぎ。旬の美味しさを生かすのにピッタリのレシピですよね。晩ご飯の一品にいかがでしょうか。

著者プロフィール

　料理研究家。和食を中心とする料理教室を主宰。「元気に生きる源泉は食にある」を持論とし、日々の食事の大切さを説く。
　早くから食育にも関心をもち、食育は大人側の問題であると提起し、旧教室生を中心とした食の学び場「食育ネットワーク」を発足し、運営。「もっと知りたい、つくりたい」を基調とする学習活動を続けている。長年、朝日カルチャーセンター料理教室講師も務めた。また、ＮＨＫ「ためしてガッテン」でも、だしをテーマにした番組にゲスト出演した。

「2020年 『ひとり料理 超入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」