- Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784418101450
メディチ家 ルネサンス・美の遺産を旅する (別冊家庭画報)の感想・レビュー・書評
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絵や写真が多いので気軽に読めるかと思っていたら、とんでもありません。
一見塩野七生さんの本のほうが難しそうですが、彼女は同じことを繰り返し書いてくれるので分厚くてもわかりやすいのです。
この本はおそらく限られた文字数で書かなければならなかったのでしょう。だからメディチ家略系図や地図を何度も見たり、ときには本文も前のほうに戻って確認したりして、大変時間がかかりました。
最初のほうは面倒に思ったりもしましたがだんだん面白くなってきました。
これからフィレンツェに行くかたにはぜひお薦めしたいです。
いろいろ面白いことはあったけど、塩野女史の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」で一番印象にのこったカテリーナがでてきたり、最後にマリアテレジア夫妻がでてきたり。
表紙にもありますがメディチ家の人が美術品に描かれているのが興味深いですね。
全然似ていない、ミケランジェロが墓碑にあらわしたジュリアーノとロレンツォ、見てみたいです♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了:2011/5/26
写真は多くていいんだけど、肝心の歴史や人物に関する記述がいまいち。
カテリーナ・スフォルツァ、カトリーヌ・ド・メディシス、女傑女傑と連呼しているけれど、全然女傑らしさが伝わって来ない。
カテリーナ・スフォルツァの、ジローラモが暗殺されたときの「子どもなどここからいくらでも出てくるのが分からんのか」とか、真偽不明なエピソードを載せるのはためらわれたってことなのかな。
カトリーヌ・ド・メディシスも宗教対立を解消し平和を取り戻すことを願っていた、みたいなきれいな形にまとめられてて何だかな、という感じ。
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