オルセー印象派ノート

  • 世界文化社 (2010年5月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784418105038

作品紹介・あらすじ

名画から紡がれた小説と印象派巨匠のアトリエ紀行。辻仁成流・絵画鑑賞術。オルセー美術館展2010「ポスト印象派」オフィシャルBOOK。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

名画からインスパイアされた小説が、架空の女性の人生を描き出しています。オルセー美術館の展示を通じて、さまざまな画家や時代の作品が並べられ、独自の視点で物語が展開される様子は、読者に新たな発想をもたらし...

感想・レビュー・書評

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  • 2018.3.1

    オルセー美術館展示の女性が描かれた作品を、画家・時代関係なくならべ、架空の女性の人生を描いている。最初、『いやいや、違うよ』と戸惑ったが、読み進めていくうちに新しい発想にのまれていった。

  • 2010年5月から8月に掛けて六本木・国立新美術館で行われた「ポスト印象派」のオフィシャルBOOK~《ボール:ヴァロットン》《戦争:ルソー》《階段を上がる踊り子:ドガ》《赤毛の女・化粧:ロートレック》《ベッドでまどろむ女:ボナール》《木々の中の行列:ドニ》《愛の森のマドレーヌ:ベルナール》《レ・ザリスカン:ゴーギャン》《日傘の女性:モネ》《星降る夜:ゴッホ》で綴るある女の一生とオルセーの画家たち印象派・旅手帖~私には彼が気持ち悪い。ちびでやせで,長髪。女と見間違えるが結婚しているんだものね。フランス在住のお洒落な作家はフランス文化を日本に紹介するのに持ってこい。絵を見に来て,気に入ったら,フランスにも遊びに来いという手法で,1700円。私はわざわざ行かないけど

  • 小説家であり、音楽家でもある辻仁成がアートを紹介。オルセーにある10作品を通して1つの女性の物語を書く。

    アートを見るときこんな見方もあるよなーと、そういった、他人の目線をしれる意味ですごく良かった。絵にはストーリーがあり、それを想像するのも鑑賞の楽しみ方の一つだろう。

    後半のフランス紹介などは、まぁあっても無くても良かったな。

  • 辻仁成氏の文章を初めて、読みました。
    国立新美術館の展示ともコラボか、ちなみにNHKのこの展覧会の番宣でミシェル・ダルベルト氏が出た。
    様々の印象派の絵を使って、不思議な連絡になった作品は、あのシューマンの歌曲集「女の愛と生涯」を思い出してしまった。
    企画としては面白い。印象派にまつわる現地案内つき。
    絵画の写真なくして、こんな作品をつくって、かつ、絵を彷彿とさせたのなら、作家も読者も至福のときを過ごせるかもしれない。

  • 辻さん、ちょっとナルシストすぎて笑っちゃう。
    立ち姿とか、表情、指先まで。
    それはさておき、本書はオルセー美術館の名画をモチーフに辻さんが 小説を書いた素晴らしいものです。
    或る女の一生というテーマで進んでいきます。
    わたしも、大きくなったら、女になりました。
    いつかオルセー美術館行って生で感じたいです

  • 読始:2010.06.**
    読了:2010.06.11


    オルセー美術館改修工事に伴い、「これだけの作品がまとめてフランス国外にでることはもう二度とない」といわれるだけの世界巡回展の一つ『オルセー美術展2010~ポスト印象派~@東京、国立新美術館』開催に先駆けて、このためにかかれた一冊

    前半部はオルセー作品10点を選び、それらを紡いで作り上げた小説。著:辻仁成

    その後、オルセー美術館館長ギ・コジュヴァル×辻仁成との対談話

    後半では「オルセーの画家たち 印象派 旅手帖」と題して紀行文風に夏目典子さんによってかかれる
    オルセー、印象派にゆかりのある実際の風景の写真(画家の生い立ち、作品の元となった場所、画家が生まれ、育ち、成長したフランス町々、のどかな雰囲気……)と作品も紹介しつつ、フランス各地を回る



    対談では、オルセーの歴史も語られ、過去駅だったことや「最も醜い建築物」とまで呼ばれたゆえんなどいろいろ知ることができる。
    改修工事が終われば、展示される作品だけでなく、美術館そのものについてもいろんな想いをはせながらながめてみたい

    後半ではフランス各地を旅したみたいな気持ちになれると同時に、いろんな画家についての簡単にではあるが理解を深められた

    今回、美術展を見に行くにあたり、これを読んでおくだけでもだいぶ違うと思う
    これで必要な知識を網羅するなんてことは不可能だが、ただ漫然と眺め、様々なことを想像するのも一つだが、やはり事前知識があった方がより深く楽しめるのは言うまでもない

    写真も綺麗やしお勧めの一冊

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著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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