かたじけなさに涙こぼるる 祈り 白洲正子が見た日本信仰

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  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418105076

作品紹介・あらすじ

「白洲正子 神と仏、自然への祈り」展、監修・白洲信哉氏が祖母に送る、最後のオマージュ。

感想・レビュー・書評

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  • 自らの足で歩き、土地で感じることを第一とし、形のない何事かを相手が語りかけてくれるまで、ただ耳を澄ませて待つ。心で感じられても言葉にはなかなかできないものを丹念に綴る。白洲正子の神々しいばかりの信仰心も尊いが、並行する写真の方にも心を強く惹かれた。美しく神秘的で荘厳。日本特有の美を堪能した。

  • 西行法師の「何事の おはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるるる」この歌のように日本の美しい姿が紹介されています。
    祖母が白州正子が見た日本人の信心、それを孫である著者の白州信哉がエッセイを書かれています。写真もとてもすばらしいです。

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著者プロフィール

白洲 信哉:1965年東京都生まれ。細川護熙元首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方、広く日本文化の普及につとめ、書籍や雑誌の編集、展覧会などの文化イベントの制作に携わる。父方の祖父母は、白洲次郎・正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄。主な編著書に『骨董あそび』(文藝春秋)、『白洲次郎の青春』(幻冬舎)、『天才 青山次郎の眼力』(新潮社)、『白洲家としきたり』(小学館)他。最新刊は『旅する美』(目の眼)。

「2018年 『旅する舌ごころ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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